連日の厳しい猛暑続きで体力消耗しながらお世話をしております。
毎日ペットボトルで氷を作って持参して犬猫達のお世話と支援回りをしています。私も暑さで眩暈がしたり気分が悪くなればペットボトルの中の氷水をタオルに浸して首を冷やしたり、暑さで参ってる犬猫達の体を冷やしたりしております。
人も倒れない様に、おじさん達の所へ行く時は必ず冷たい飲み物や食べ物を買って差し上げています。
高温多湿の猛暑なので本当に辛い日々であります。
猫達は夏風邪を引いたり、皮膚病が出たり、蚊によって耳や鼻、額などを刺される回数が多いために皮膚がブツブツの湿疹ができたり皮膚表面がデコボコになってて、特に蚊のアレルギー体質の猫は痒みに我慢できず爪で何度も引っ掻いて血だらけになってる子もいます。場所によっては蚊の数がものすごくて払いのけれない位に襲ってきます。スプレーしてもほとんど効果無いくらいです。
猫達が体調崩さない様にと見守って、毎日ご飯を食べさせて、とにかく日々の命を繋いでいく努力をしています。
報告してませんが、実は5月17日に青ちゃんが飼ってる高齢犬アイの後肢がおかしくなって立てなくなってしまい、もうダメか・・とアイの事が心配でずっと見守って支えていましたので、色々とやる事がとにかくいっぱいあってお世話に追われていました。
毎日のリハビリの効果で6月の中旬、アイは再び後肢がなんとか立てるまで奇跡的な快復を遂げてくれました。立てなくなった時はガリガリに痩せ細りましたが今は食べてくれて体重が戻ってくれました。青ちゃんも重症のアイのために付きっ切りで必死のお世話をしてくれてました。
青ちゃんも高齢のため、犬との厳しい暮らしを少しでも支えるために毎月支援金(計8千円~1万円)をお渡ししてます。青ちゃんは生活保護を受けて施設に入れるのですが、青ちゃんはアイを見捨てて行くなんて事はできないのです。自分の犬が居る限り、ずっとこの過酷な場所を離れず、アイの最期を看取る覚悟をしているのです。「俺が逝くのが先かな~?」といつも私に冗談で言ってます。私はそんな青ちゃんの気持ちを尊重し、感謝の気持ちで青ちゃんとアイのためにもずっと支えていくつもりです。
青ちゃんはハナ、ポチを看取り、最後に残った20歳のアイと酷暑に耐えて頑張っています。私も一緒に頑張るつもりです。
--------------------------------------------------------
★~今日は嬉しいご報告をさせて頂きます!!
ご報告が遅れましたが、保護していたシャコに
優しい飼い主様が見つかりまして、貰われて今は幸せに暮らしています。
驚いた事に、私がシャコの里親募集をブログに書いた7月8日にご連絡を受けました。
その方は国立市在住のH様で、かれこれ10年前から多摩猫達へのご支援をして下さってて、長い間、猫達にフード等をお送り下さって、本当に助けて頂いてます。
今回まさか、H様から里親のお申し出があるなんて思っても見ませんでした。というのも、H様は2匹の猫を飼っておられましたので。ところが、2匹の猫達はそれぞれ20歳近い高齢になり、病気で亡くなられたとの事でした。私が心配するといけないのでずっと内緒にされてたそうですが、ご主人様との話し合いで「次に猫を家族に迎える時は小西さんの所からと決めてました」と言って下さったのです。それを聞いた時、、、
なんと有難いお言葉・・・本当に嬉しくて言葉にならない感謝でいっぱいになりました。
シャコはきっと幸せになれる!!と思いまして、H様のお気持ちを快くお受けしまして、シャコを貰って頂く決心を致しました。
猫をずっと飼っていらした信頼できるご夫婦なので、安心してシャコをお渡しできます。
H様のご自宅は編み物教室もされていて、生徒さん達も猫好きな方が多くて先住の猫さんもとても可愛がられてたそうです。
7月13日(月)、シャコをキャリーに入れて電車でお届けに行きました。この日も日差しが強い猛暑で本当に暑かったです。国立の駅に着いてタクシーでH様のご自宅へ行きました。
Hさんとはシャコの事で色んなお話をしまして、シャコが新しい環境に慣れるまでシャコが不安にならないためにとシャコにケージを買って準備して下さってました!! シャコはやはり環境の変化に緊張して硬くなってました。Hさんが触ったりする事はできるのですが、猫からしてみると何が起きてるのか理解ができませんので、ただただ不安で気持ちが落ち着きません。
ご主人様はとても穏やかな方で、私と同じ音楽が好きな方で、昔はジャズのベーシストでしたので自宅にたくさんのレコード、オーディオや大きなスピーカーがあって、シャコはその大きなスピーカーの下の隙間に潜り込んでしまいました。最初は仕方ありません。そのうち出て来て、少しずつ部屋の中を探検しながら理解していくと思います。
とにかく焦らずにゆっくり猫の気持ちに合わせて、優しく声掛けして見守っていくのが一番だと思います。一週間もすれば猫は必ず慣れて来て、少しずつ安心して過ごせるようになります。
Hさんはシャコに「小麦(こむぎ)」という可愛い名前を付けてくださいました。そして一週間後(7/22)にはお家に慣れた小麦の写真を送って下さいました!!とても嬉しく拝見させて頂いて、私もホッと安心しました。小麦ちゃん、幸せになってね!!
実は、Hさんはシャコともう一匹、カラコも貰って下さいました。
ちょうど、私と主人がカラコを心配して保護しようかと言ってた時でした。カラコは過酷な場所で必死に頑張って生きてますが、飼い主が居なくなってからの日々は毎日の食べ物に欠く状況の中で、不安やストレス、飢えで体調も悪化している気がしてなりませんでした。主人がカラコをなんとか見守って時々お世話に向かってましたが、ギリギリ命を繋ぎとめる事ができても、それも時間の問題になりかねません。カラコも12歳という高齢になって、あとどれだけ体力的にも残された時間があるのか・・、死ぬ前にカラコを救うなら今しかないと思いました。家で飼う覚悟もするしかないと思いました。
そんな時に、Hさんの亡くなった猫が白茶の柄でカラコに似ているので、ブログ見てカラコの事もずっと気になって仕方ないと心配して下さってたそうです。そして、もし家で飼えそうな猫ならカラコを飼いたいと言って下さったのです。
本当に全てが運命の巡り会わせでしょうか・・・黙って苦しさに耐えて頑張って来たカラコに最後に神様が幸せの切符を差し出してくれたような気がしてなりませんでした。涙が出ました。
7月10日、主人はカラコを保護しに行きました。そして無事に保護できたカラコをタクシーで病院に搬送しました。
カラコはガリガリの体になってて、腕と背中を触った時に背骨が浮いて、腕を握ると鉛筆のような細い骨、柔らかい肉がほとんど無くて、脱水症状も起こしているのが分かりました。
先生も「痩せてますね・・・」と言ったそうです。
体重は2.8Kgです。
血液検査もして色々とやって調べてもらいました。
とにかく痩せ細って、脱水も起こしてるので、体調回復のために入院となり、入院中は皮下点滴、静脈点滴しながら治療処置しておりました。
腎臓の数値が高いために腎臓サポートの食事に替えました。
カラコはドライなら何でも食べて来るので腎臓サポートドライフードもすんなり嫌がらずに食べてくれました。
カラコは体力が回復してから不妊手術する予定でしたが、先生のチェックでカラコはすでに不妊手術されてる跡がある事が分かりました。カラコは今まで一度も子供は産んでませんので、納得しました。
エイズ・白血病検査も共に陰性です。
カラコはHさんに貰って頂ける事になりましたので、カラコに移動と何度も環境の変化を与える事は過度のストレスになりますので、お届け日をカラコの退院に合わせて頂いて、退院の日に直接、Hさんのご自宅まで届ける事にしました。
カラコは入院10日間後、7月19日に無事に退院しました。
カラコをお迎えに行って、退院のあとHさん宅へお届けしたのは
主人です。その時の様子は次のブログに主人が続きを書きます。
カラコはHさんに「寿々(すず)」という素敵な名前を頂いて暮らしています。余生を末永く、幸せに長生きして寿命を全うして欲しいです。カラコ、幸せになってくださいね!!
皆様、シャコとカラコが良い人に貰われて幸せになれました。
こんな嬉しいご報告ができて本当に幸せです。
こうして、猫達の命を救う事ができまして、
皆様が心から応援して下さってる思いやりと
いつも猫達の幸せを願って下さってる
心のこもった祈りのお蔭だと思います。
皆様に温かく見守って支えて頂いて、
助けて頂いて、ご支援して頂いて、
お蔭様で猫達が救われています。
全てに感謝しかありません。。。
本当にありがとうございます。
いつも見守って頂いて、心から感謝でいっぱいです。
そして、Hさんにシャコとカラコを貰って頂いて
心から感謝の気持ちでいっぱいです。
その上、今回、2匹に掛かった治療費全てご支援して頂きました。お気持ちに感謝でいっぱいです。とても恐縮してます。
本当にありがとうございました。
小麦と寿々の幸せを祈っております。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
小西美智子
I.M. 2015.07.30(木) 10:20 修正
本当に良かったです。
心優しい方は 必ずおられるのですね。
そして神様のめぐりあわせの素敵すぎること。
今まで苦労した分、いえそれ以上に幸せになることを信じて疑いません。
青ちゃんとアイも酷暑を乗り切れますように、祈っています。