天気予報とはうらはらに肌寒い一日でした。久々のサダキチも元気な顔を見せてくれました。おぃちゃんもお変わりのない日々をお過ごしのようですが、ここ最近はアルミ缶の買取り価格が暴落しつつあるので、しばらくは売らないで保管しておくことに決めたようです。でも、そうすると日銭は入ってこないので、それも困ったことでもあるのです。今日は10kmほど離れた場所に大型ゴミが出ているということで少しだけ立ち話をした後、おぃちゃんは疾風のごとく市街地に自転車を走らせ去っていきました。
ミー(レンマの母猫)も頑張って生きています。今年の6~8月頃の暑い時期は体調を崩し、明らかに痩せていて気の毒な時期もありました。薬の効果もあったのか、今は健康面に問題はなく体も冬を察知して太っています。人通りは少なくない場所です。誰もが温かく見守ってくれさえいれば、まだまだ頑張れます。周辺の白猫も廃屋の屋根の上にいました。ある程度の健康を維持している猫はこれから冬にかけてどんどん脂肪を蓄えていきます。
今日は世田谷区の小学校の4年生3人と親御さんが私を訪ねて見えました。授業以外のグループ活動で多摩川に関することを学んでおられるようです。川に棲む魚やカメなどの生態や他のいろいろな生き物などの環境による変化などを観察したりもされているそうです。そして、そのうちに多摩川に遺棄される猫のことにも強い関心を持たれ「The Cat」というグループ名を付け、もっと捨てられる猫のことを知ろう・・・という訳でお会いすることとなったのです。
今日、わざわざ会いに来てくれたのは西山 愛二一(あにー)ちゃん・新藤 りんご ちゃん・志村 弥音(ねね)ちゃんとそれぞれのお母さまでした。それぞれの質問に私が答えるかんじで会話は続き、お母さまとの質疑応答も交えながらの有意義な時間を過ごしました。熱心な質問に答えているうちに、気がつけば辺りはすっかり暗くなっていました。かけがえのない命の大切さについて自然で肩肘の張らないお話ができたのではと思います。
そして、今回のお話をもとに12月の発表会で4年生全員に見てもらうための紙芝居をするのだそうです。その制作もすぐに始まることでしょう。
お三方が大人になったときは人間本位ではなく、動物たちの身になって命を慈しむことのできる人にきっとなれることと思います。
I.M. 2015.11.12(木) 08:05 修正
小さなうちから、か弱き立場の命を考える目線を持つことは本当に尊いことだと思います。
この子達がこういう考え方を持てること、そしてそれを表に出せる環境にあること、その環境を作られているご両親、ご家族、周囲の人々に感謝です。
小西さん、一見イカツイから子供さん達怖がりませんでしたか?(笑)