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多摩ねこ日記~1021

2015.12.05

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初冬の奥多摩に出向きました。紅葉の殆どは枯れ落ち、町が山々に囲まれているために日の当たる場所が限られているぶん寒さを感じます。ここには約40m ほどの崖っぷちをテリトリーとしているオス猫がいます。たまたま近くで重機を使った道路工事をしていることもあり、随分と落ち着かない様子でした。寒さのためか、日がかげるとそそくさと林の中に姿を消してしまいました。
以前は一人だけホームレスのおぃちゃんがいらっしゃいましたが、今はさすがに誰もいません。しかし、頃合いを見て足を運んでいるうちに新たに遺棄された猫を発見することもあるのです。

電車と徒歩で約1時間ほど移動しました。前回、伺ったときは留守だったおぃちゃんは顔見知りの方との世間話の最中でした。たまたま猫の話で盛り上がっていましたが、捨てられる猫が多い事と、リード無しで犬を散歩されている人とのトラブルに関することが話題の中心になっていました。
相棒のチビ(♀)は不在でしたが、シロ(♀)は元気な姿を見せてくれました。ひと頃よりは体を大きく見せていましたが、おぃちゃん以外の人には警戒をします。
食欲のあること、体調に異変がないことを確認して多摩川を後にしました。

東京都奥多摩町(おくたままち)~ 福生市を移動しました。