2016.04.10
今日は普段は頻繁に行かない場所に行きました。深い草木がある種のバリケードのようになっていて、河川敷のなかでもまるで隔離されたような所です。
以前いたおぃちゃんも今は行方不明となり、新たな人が複数住んでいます。猫たちも面倒を見ているおぃちゃんやおばちゃん以外の人間の姿を見たことがないので、とても警戒します。
それでも、そこにいた初対面のおばちゃんに声をかけると、どういう訳か私のことをご存知でした。そんな訳で個々の猫のことや他の事も気さくに話して下さいました。
それぞれの猫の生い立ちや運命的な事、この辺りに住まう方々の事などをお聞きすることができました。
近々、またここに来て猫たちに警戒されないよう時間をかけて接していきたいと思いました。
対岸に渡り、ジロウのおぃちゃんにも会いました。前回は小屋の中でお休みになっていたようで私が声をかけなかったのでお話をすることができませんでした。でも、その分もあってか今日のおぃちゃんは本当に嬉しそうな表情で私にいろいろ話してくれました。
ジロウは朝ご飯を食べるとすぐにどこかに出かけてしまい、なかなか顔を見せてくれないんだと笑いながら話してくれます。
実はジロウはフードがいつも供給してある隣のおぃちゃんの所で寝起きするようになっているのですが、私はそれはあえて言いませんでした。おぃちゃんも含めて、付近の方々には少しずつでしたが支援物資をお渡しして帰路につきました。