特定の宿がなく、約1kmほどの範囲を放浪している複数匹の猫たちの様子を見に行きました。多摩川はどこでもそうなのですが、やはりこの辺りでもマナーの悪い犬の飼い主が多く、野放しで散歩をさせられている犬が多いことから強い警戒心をもっています。
今日ここで会えた7匹の猫はいずれも避妊/去勢手術済ですが、ある程度安心して暮らせる居場所をもっていないので、猫独自の生きるための知恵をフルに活かして生きています。とはいっても、現実にはとても厳しい環境です。冬は寒空の下、今の季節でも夜はかなり冷えます。雨でも降れば夜露に濡れたままの一夜を過ごさなければなりません。今更ながら、捨てる人が後を絶えないこの国はとても困ったことなのです。
久々にフウカにも会いました。夜の活動に備えてか、おぃちゃんのサマーベッドの上で休んでいました。相変らずおぃちゃんは働き者で、常に何かを作ったり片付けたりと動きを止めることなく私との会話を続けます。相棒のバークレイ(♂)は留守でしたが、おぃちゃんと別れてしばらく移動している途中ですれ違いました。
随分と日が長くなりましたが、長距離を移動しているとあっという間に時間が過ぎていきます。辺りは暗くなり、徐々に河川敷は闇に包まれていきます。
今日は我が家のカミさんと合流し、オタベとツートにも会いました。ツートは気管支の具合が悪く、カミさんがいつも投薬を続けています。薬の匂いに敏感な猫なので苦労も多いようです。
ねこやしき Mail 2016.04.17(日) 14:12 修正
いつも貴重な活動と猫たちの様子のご報告、本当にありがとうございます。
雨も降らなければ困りますが、降ればやはり「あぁ… 濡れっぱなしで過ごさねばならない子が、こうしている今もじっと時の過ぎるのを辛抱しているのか」と思うと、傘になってあげられないことが悲しくなります。
そして、どんな天候の時も多大の努力をかたむけて河川敷に通ってくださる小西さんご夫妻に、心から感謝しております。
オタベとツートはどうしているだろう、と思っていたので、小西さんご夫妻の行き届いたお世話の感じられる健康そうな様子に、ほっとしました。
本当にありがとうございます。
どうかどうか、お体に気を付けてくださいね。