記事一覧

多摩ねこ日記~1090

2016.07.12

ファイル 1139-1.jpgファイル 1139-2.jpgファイル 1139-3.jpgファイル 1139-4.jpg

河川敷は風が重く感じるほどの湿気でした。多摩川の猫たちにとってはこれから益々厳しい季節になっていきます。

おぃちゃん達がお世話を続けている猫たちを見回りました。暑さのせいで食が極端に細くなった猫もそろそろ見受けられるようになりました。普段とは違うフードとミルクを与えてみると、思いのほか一気に食べ尽くしてしまいました。いつもは比較的に質素なフードを食べている猫はお腹が空いていてもある日突然に食べなくなり、病気でもないのに痩せこけてしまうことさえあります。
目先のフードを変えてみるだけで元気をとり戻せることもあるのです。

サンキチは5月に主を失った猫です。でも、近くに住むおぃちゃんがその後も面倒を見続けています。最近になって新たなおぃちゃんに対しても少しずつ気を許すようになり、より食べ物を摂りやすくなりました。やっと、少しだけ触れるまでになったようです。

ところが、サンキチは狩りが上手でムクドリやトカゲなどをよく捕獲します。普段から満足に食べることができている猫はオモチャにして遊ぶだけですが、サンキチの場合は半分くらい捕食したものをおぃちゃんの枕元に咥えて並べるのです。
先日はおぃちゃんが帰ってみると枕元に半分食べかけのままのヘビが置かれていたそうです。
そんな訳で今日は小さなカヤネズミの残骸があったようで、わざわざおぃちゃんが見せてくれました。日によってはこんなのが枕元に3体くらい並んでいることもあるそうです。