晴れたり降ったり、雲行きを気にしながらの一日でした。カトチャン達のおぃちゃんも一仕事終えて仲間の方々との井戸端会議の最中でした。先月の台風で小屋の中が半分くらい冠水しましたが働き者のおぃちゃんはあちこちから廃品を集めて復興に至ったそうです。
チャトランを初め10数匹の猫たちは全員無事でしたが、カトチャン15号(♀・5歳=別名イシマツ) が2日ほど前から体調がすぐれなかったようで、昨日死んでいたのをおぃちゃんが発見したのです。(死因不明) 幼いころから病弱ではありましたが、厳しい環境下においてよく頑張って生き抜いたことと思います。
おぃちゃんは15号の亡骸を枕元に置いて一夜を過ごしたのだそうです。でも、今日になってハエが群がるので小屋のそばに埋葬したのです。
以前、川崎市多摩区の河川敷にいたことのある「チビ/♀/11歳」が8月下旬に死んでいたということが耳に入ってきました。当時チビは口内炎が酷く、いつ死んでも不思議がないくらいに衰弱していました。病院での治療である程度症状が落ち着いた頃に新たな飼い主さんに引き取られたのです。(2013年2月10日)
チビの境遇を案じて飼い主になって下さった方とはお会いしたことこそありませんが、とても慈愛に満ちた方だったようです。子猫じゃなきゃ飼うのは嫌、持病持ちの猫は飼いたくない・・・といった方とは異なり、不遇な猫だからこそ死ぬまで愛情を注ぎたいと思っておられたようです。
チビにとっての約3年半の月日はとても幸せだったことと思います。
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「追記」・・・墨詩家の かとうしこう様(82)が8月29日午前10時28分にお亡くなりになりました。
私たちがあるテレビ番組に出演したことがきっかけでお手紙を頂戴し、以来ずっとお付き合いが続いていました。しこうさんの説得力のある力強い書にはいつも心動かせるものがありました。
当ブログでも度々作品は紹介させて頂いていたので、ご記憶のある方もいらっしゃるのではと思います。
2012年3月にはしこうさんの書と私の写真での2人展が実現しました。そして、2015年4月には第2弾を。
脳梗塞とそのリハビリの中での作品制作のご様子はずっとお手紙などで伝えて下さっていましたが、7~8月になって体調が悪化したようです。
40年以上も外猫の給餌・他に通われ、発見された場所も猫のいる所だったようです。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
きのこ Mail 2016.09.09(金) 21:06 修正
多摩川河川敷に生きる、ひとりといっぴきたちに理解ある方を、亡くしてしまい....悲しいです。ご冥福を心よりお祈り申し上げます。カトちゃん15号、チビちゃん、ご冥福をお祈りいたします。
厳しい河川敷での生活、1日でも心安らぐ日があらんことを、つくづく願っております。