2017.01.11
毎日は食べることのできない猫たちの所に給餌に行きました。年末から正月にかけては満足できるほどのフードは口にしていないはずです。気にはなっていましたが、他の遠方にも同じ境遇の猫がたくさんいるので体一つでは限界があります。
私の気配を感じると冬の枯れ草の中の獣道(ねこ道)をかいくぐって走って出て来ます。ここでは3匹の猫が待っています。時間をかけてお腹一杯食べてくれました。
8月の多摩川の増水で小屋に住めなくなり、いまだに簡易の薄っぺらいテントで避難生活のままの状態で過ごしている方もいらっしゃいます。ここには最近トワ(♂)という猫がやってきました。でも、おぃちゃんによると脱走癖があり、食いっぱぐれると気の毒なのでしばらくこの場所に慣れるまではということで留守中はリードに繋いでいたのです。
1月3日、おぃちゃんが帰ってくるとリードが外れていてトワがいなかったそうです。急いで探しに走ったところ、離れた場所の土手を超えた道路で車にひかれていたのだそうです。
おぃちゃんはトワの亡骸を持ち帰り河川敷に埋葬したのです。
残念で口数の少ない今日のおぃちゃんでした。
トワの写真は後にも先にも、この一枚になってしまいました。