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多摩ねこ日記~1167

2017.02.07

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土埃が舞い、たびたび立ち止まるほどの風の強い多摩川でした。おぃちゃんは夜の仕事なので、午後の早い時間はまだ眠っています。「今日はなんとなく私が来るような気がした」と笑っていました。
私がここを訪ねるのはまだ3回目です。前回は猫たちが随分とお腹を空かせていたので、今日は他の場所の猫のぶんも含めて多めに持参しました。給餌をしつつもおぃちゃんに普段の猫のことなどをさりげなく聞きます。
初めて伺ったときから今日もそうですが、猫用の水入れが見当たらないことが気になっていました。さりでなくそのことを聞くと、おぃちゃんは「猫の水」のことは殆ど気にもかけていないようでした。「いやー、勝手にコップの水なんかを飲んでいるよ」と言います。

ま、実際に4匹の猫が少なくとも3年は生きてきている訳でもあるし、「水」に関して思うことがあってもあえて口に出すことを抑えました。
河川敷に住むおぃちゃん達は個人差はあれど、私たちが想像する以上に敏感な部分があります。その場の空気を判断して、今日はとっさに話題を変え、そのうちに大きめの器を持参することにしました。夏場などにも十分に水が飲めないことを想像すると悲惨ですから。

支援物資を持参して東京都稲城市~多摩市~日野市を巡回しました。