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多摩ねこ日記~1174

2017.02.25

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ハナ(♀)やスミレ(♀)の所に行きましたが、今日はミナだけがおぃちゃんと共に静かな雑木林の陽だまりでゆっくりと流れる時の中に身を置いていました。そして、その傍らには生後3ヶ月くらいのタヌキがいました。
タヌキにはヒゼンダニが付いてほぼ全身の毛がありません。猫への感染も懸念されますが、現場での治療については難しいことではないので必要以上の心配はしていません。こうして多摩川のタヌキの6割くらいはこんな感じで疥癬にかかっています。このタヌキの兄弟もいるらしいのですが、当然のごとく感染していて同様の症状だそうです。野生で生まれて1歳を迎えるまでには随分の犠牲がでるようです。
おぃちゃんの体調はあまり良くなくて、今はお金を稼ぐことが難しくなっています。日用品/食品/猫フードをお渡ししました。

久々のタロウもおぃちゃんも元気でした。最近タロウは食べ物の好き嫌いが激しくなったようで、おぃちゃんや見守りに通って来ている方を少々困らせているようです。ハコ(♀)は出かけたままのようで姿は見えませんでした。
そんな私たちを遠目に草むらから見ている新顔の黒白の成猫がいました。すぐに隠れてしまいましたが、何日かすれば少しずつ距離を縮めてくるものと思え、私たちもあえて視線を合わせないようにしています。