2017.09.02
ハナクロの所に行きました。お世話を続けているおばちゃんの小屋の屋根の上でいつも見張っています。隣のおぃちゃんもやって来て人の声が賑やかになると地面に降り、人と人との間をウロウロと行き来するのがいつものパターンです。
蒸し暑くなく心地よい天気だったからか、周辺のジロウやサクラ、ロクやシロもどこかに出かけたままで、ハナクロの他にはトラコだけが姿を見せてくれました。
河川敷から市街地に抜ける近道を歩いていると、カンカンとキンのお世話をしているおぃちゃんと偶然すれ違いました。なんと、おぃちゃんは「カンカン(♂)が殺された」と言うのです。
8月23日の事。カンカンはいつもの草むらの辺りに居たらしいのですが、そこにリードを外された中型犬が走って行き、飼い主の女性は少し後ろを歩いていたようです。
そして、カンカンが居たと思える草むらの辺りで犬が吠えたのだそうです。少しの間、その場所で女性が立ち止まっていたのをおぃちゃんは見ているのですが、女性はすぐに犬と共に立ち去ったのです。
気になったおぃちゃんがその場所に行ってみると、見るも無残なカンカンの傷だらけの亡骸があったそうです。
おいちゃんは以前にも近くにいた猫が犬に殺されたことを知っています。「リードには繋がないし、無法地帯だな」とおぃちゃんは嘆きます。
私が最近カンカンと会ったのは8月14日です。事件があった23日以降は相棒のキン(♀)がカンカンを探しているような素ぶりをするのだとおぃちゃんは悔しそうに言うのです。