2017.09.08
今日は６月上旬に市街地のマンションのゴミ置き場に箱詰めにされて棄てられていた２匹の子猫の所に行きました。
ゴミ置き場のそばを通りがかったおぃちゃんは一度は通り過ぎたものの、気になって引き返したことから保護することができました。
子猫を多摩川に持ち帰ったおぃちゃんは余裕など無いなかで２匹をとても可愛がってくれました。私もときどき伺っては病気の心配をしたりフードを持参したりでずっと様子を見てきました。子猫の体調に何かあったときはいつでも公衆電話から連絡がくることになっていました。
おぃちゃんは不定期に建築関係の日雇いの仕事をしています。子猫を保護してしばらくして、その雇い主の社長夫妻が飼ってくれることになっていたのです。ただ、その社長の自宅が建て替えの最中ですぐには子猫を引き取ることがではなかったのです。
片手に乗るくらいの小さな体で蒸し暑かった６～７月を乗り切り、幸いなことに暑くて雨の多かった８月も特に体調を崩すことなく過ごせました。これは本当におぃちゃんの愛情の賜物だと私は思います。逆算すると２匹は生後３ヶ月余り、今日も活発に走り回っていました。
雨の日のテントの中でも元気に遊ぶので、おぃちゃんの体は子猫の爪で傷だらけです。「痛い思いをしてきたけれど、いざいなくなると思うと寂しいね」と私に視線を送ります。
明日いよいよ、おぃちゃんは２匹の子猫を社長ご夫妻のもとに届けます。