小西修の動物ドキュメンタリーBLOG

おにぎりと支援金・猫フードを持って巡回しました。今回の増水は広範囲で規模が大きいのでおぃちゃん達は火を使えない方が多いためにすぐに食べれる物が適切です。
また、足元が悪くガレキと汚泥で自転車が使えない場所が多く、徒歩になってしまうので多量の現物の支給はできません。支援金だと個人でそれぞれ必要な物を買えるので便利です。

現地はこれまでの普段の風景とは異なった様相です。小屋ごと猫と人が行方不明になっていたり、上流から流された大木が小屋を巻き込んでガレキと化したものが散在しています。
また、出会った方から不明の猫やおぃちゃんの消息をお聞きしても、そのご本人も大変な思いをされているので、当然の事ながら他人の消息などは分からない方が殆どです。
降りしきる雨足は益々強くなってきました。

★(衣類のご支援は不要です。携帯カイロはとても助かります。)
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写真１・・足を運ぶにもガレキが多く10m 進むにも時間を要する。

写真２・・猫も人も、そして小屋もすべて流されたその場所に全く別の小屋が流れ着いていた。

写真３・・この場所にあったはずの猫と人と小屋が消えている。

写真４・・河川敷の植栽に絡みつく漂流物。

写真５・・生き残っていた猫は不安そうに腹から声を出して鳴く。そばに居たおぃちゃんにおにぎりをお渡しするとすぐに口にした。
お腹が空いていたのだろう。