事あるごとに移動の途中でゲンが居た場所に通っています。ここではゲンの居た中洲の4分の1が濁流に削りとられて無くなっています。テリトリーの全部が水没していることは言うまでもありません。
ときどきここに来ては置きエサをしています。スプーン3杯分で猫の一日の栄養を補える濃縮栄養剤とフードを食器に入れたものを7ヶ所に置いています。実際にはタヌキが食べてしまう場合が多いのかも知れませんが今は緊急事態、増水から逃げ延びているはずのゲンが少しでも口にすれば幸いと思っての事です。
もう少しすると台風21号の増水から1ヶ月経つにも関わらずいまだにゲンの生存は確認できません。当然の事ながら、いくら増水の危機を逃れたとしても食べるものが無ければ生きていけません。通信手段がないことから、ゲンの面倒を見ていたおぃちゃんともまだ会えないままです。
おぃちゃんが居た場所には僅かばかりの衣服が木の枝に吊るして干してあるままで2週間は経っています。なので、おぃちゃんはちゃんと避難をしているはずです。
今日はたまたまT Vクルーの方が同行していたので、スタッフさんが現場にいる私を写真に撮って下さいました。
現場に足を踏み入れてゲンのことを案じていると切なく重い気持ちにかられます。それでも諦めることはできないので、姿を見るまでは置きエサを続けます。
miumiu 2017.11.19(日) 22:36 修正
ゲンのいた場所は中洲だったのですね。賢いゲンの
ことです。何とか生き延びて戻ってきてくれると信
じています。ニコちゃんのように、多くの人たちの
想いや祈りが、今度はゲンの生きるチカラになりま
すように、、、、、。