今日も他を回った後でゲンの居た場所に置きエサをしに行きました。7ヶ所に置いている食器はいつもどの器も食べ物の欠片もなく、まるで誰かが洗ったのかと思うほどきれいに無くなっています。
カラスがいなくなってから置きエサをするので、その多くはタヌキが夜間に食べていることでしょう。でも、食器の間隔をあけて置いてあるのでそのうちの一ヶ所ででもゲンが食べてくれればと祈るような気持ちでの置きエサです。
ゲンの居た場所の上流側(約1km)、下流側(約2km)はゲンのお世話をしていたおぃちゃん以外の方は河川敷にはいません。なので、その範囲内には他の猫もいません。もし、他の猫がいるのであれば、そのおこぼれを食べて生き延びているという可能性もあるのですが、それもあり得ません。
もし、ゲンが生きていれば私が置いている食べ物以外は口にするものが無いのです。そんな訳で願いをこめて諦めずに通っています。
おぃちゃんとも台風以来会えていません。
辺りの地表は多摩川独特の目の細かい泥をかぶったままです。しかし、その中の猫の額ほどの砂地を見たときにドキッとしました。これは猫の足跡に違いないようです。
ゲンなのか ? それとも上流から流された他の猫のものなのか ?
視線をこらして見つめていても分かりません。
ゲンの名前を呼びながら周辺を歩いていると辺りはすっかり暗くなりました。もし、ゲンがいたら少し高めのきれいな鳴き声が返ってくるはずなのですが。
姿を見せたのはタヌキでした。
yuko.S Mail 2017.11.29(水) 14:47 修正
ゲンの生存を信じています。ゲンちゃん、早く出てきてほしいです。あきらめる気持ちにはなれません。