2017.12.10
約20kmほどの移動の途中にカトチャン達の所にも立ち寄りました。ここは10月の増水時には約2m 冠水し、おぃちゃんの私物のなかで大切な物はほぼ全部流されました。今はなんとか元の状態に復旧していますが、台風が去った後の2週間くらいの間は生活が大変だったのです。
でも、幸いなことに10数匹の猫は無事だったのです。比較的に水の流れが緩やかだったことで、それぞれの猫が避難することに多少の時間の余裕があったのでしょう。多くはおぃちゃんの小屋の中で固まっていたようです。小屋ごと流されなかった事が幸いしています。
穏やかな性格のデカオはいつも小屋のそばを離れません。チャトランも元気ですが、慢性的に目ヤニが出るのでおぃちゃんがときどきティッシュで拭いてくれます。
夕方近くになると姿を見せていた複数のタヌキも台風以後は数を減らしたようです。ひょいと姿を現したのはまだ若いタヌキでした。
ねこやしき Mail 2017.12.11(月) 14:00 修正
ゆるやかに増水していったところは、避難するチャンスもあったようですが、それでも身一つで逃げなければならない恐ろしさと悲しみ…
人も猫たちも死と隣り合わせの命からがらの避難。
そんな中でも、猫たちの安否を心から願うおいちゃんたちは、真の愛情の持ち主です。
そして、小西さんご夫妻も。
一気に濁流と化した場所をテリトリーにしていたゲンの行方を思うと、体を不自由にされ、多摩川に追いやられたこれまでの出来事がいっそう悲しくなります。
彼の事をお世話し、気遣ってくださるかたたちの存在がありがたく、本当に感謝の思いでいっぱいです。