支援物資を持参して治療に回りました。ロクは背中に大きな噛み傷が2ヶ所、左後肢の内側にもポッカリと穴が開いて毛が抜けています。原因はタヌキとの縄張り争いです。
大抵の猫はタヌキに向かっていくことはありませんが、気丈な性格のロクは3回も戦いを挑んだのです。おぃちゃんはその度に傷を負って帰ってくるロクのことを心配していましたが、それを止められるものではありません。
ケガは数日前のことなのでかなり傷は癒えていますが、やはり痛みが残っているので食欲が落ちてロクは少し痩せています。とにかく、傷口が化膿することが怖いので抗生物質を投与して美味しいウェットフードを準備しました。傷口がある程度良くなっているぶん、痒みを伴うようでロクは傷口をよく舐めています。
果敢にタヌキに挑んだロクも3回目ですっかり懲りたようです。あれ以来 (3回目の争い) 夕方になって薄暗くなり始める (タヌキが現れる時間帯) 頃にはそそくさと小屋に帰るようになり、小屋の奥にあるおぃちゃんの毛布の中にそっと体を忍ばせるようになったのです。数日後にまた傷の様子を診に行く予定です。
移動してエンドのおぃちゃんの所に行きました。体格の良い猫ですが鼻気管炎で苦しんでいます。鼻水も多めで呼吸が苦しそうでしたが薬で処置し、おぃちゃんにはエンド用にと使い捨てカイロをタオルに包んでお渡ししました。経過を診ながら明日から毎日薬をする必要があります。その事をおぃちゃんに告げて次に移動しました。
去年の夏に遺棄されたコロクロはおぃちゃんの事情もあって栄養失調気味です。高濃度栄養サプリと猫フード(ウェット)を差し上げて多摩川を後にしました。
具合の悪かった猫が元気を取戻し、すこしでも穏やかに過ごせることをいつも願っています。ロクやエンドなどが完治しても広いエリアの河川敷ではいつもどこかで体調を崩している猫と遭遇し、そしてその繰り返しです。そんな訳で多摩川のどこに行くにも薬は欠かせません。
feelママ 2018.03.15(木) 19:10 修正
いつも拝見しています
病気の猫が心配ですね。
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