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多摩ねこ日記~1386

2018.09.08

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河口近くは生暖かい南風の吹く河川敷、途中まで電車を利用して後はずっと徒歩でした。先週会ったおぃちゃんもいれば、一ヶ月ぶりのおぃちゃんもいました。猫と会うのも同じです。

広い範囲の河川敷を移動して所々にいる方に話を聞いていくと、困ったことにやはり数匹の猫が最近も捨てられているようです。姿を見れなくなった猫もいれば、明るいうちはいなくても夜になると食べ物を探して放浪している猫もいるようです。
特に猫のことを案じているおぃちゃんは街に出て少しばかりの缶詰やパウチのフードを買っては夜に安心して食べれる場所に置いている方もいます。
「簡単に捨てるのなら最初っから飼うことなんてないんだよ」と猫に対して申し訳なさそうに一言出てしまいます。

バスタ(♂)も久々でした。年齢も多いし、おぃちゃんのそばに居ると安心するのでしょう。ずっとそばを離れませんでした。おぃちゃんはいつも缶集めをして夕方に帰って来ます。
その頃の時間になると街から河川敷の土手に通じるいつもの階段で忠犬ハチ公みたいに辛抱強くおぃちゃんの帰りを待っているのです。私は今までにそんなパスタを何度も見ています。

もう高齢で歯が無いので、柔らかいフードを好んで食べています。おぃちゃんは「頑張って缶を集めてこいつの食べる物だけは買っとかないとダメなんだ」と真っすぐ私の目を見て語気を強めます。

巡回をしているうちに一仕事終えたおぃちゃん達が集まって世間話に花を咲かせていました。一日を終えようとして仲間どおしの団らんといったところです。こうして気の合う者が絆を深めて、なにかあったときは助け合うのです。

その中の一人のおぃちゃんが私に声をかけました。面倒を見ている2匹の猫の体調が悪いので、医者に行って薬だけを分けてくれと言うと断られたのだそうです。おぃちゃんとすれば猫に真っ当な治療をしてもらうほどの持ち合わせがなかったのです。今日のところは2匹とも猫の姿は見れませんでしたが、早速に薬を持参することを約束して河川敷を後にしました。