本日は予定の巡回コースを回ったので河川敷を後にするつもりでしたが、4/4の日記に書いたことも気になっていたので、タゴのおぃちゃんにも会いたいと思い足を進めました。
彼ら7~8人はその翌日に決起したかのように付近にいた複数の猫を狙って、それぞれが金属バット・金属製の白いスコップ・鉄パイプを手に一斉に猫を挟みうちにしたりして襲ったのです。おぃちゃんは午前中のシジミ捕りを終えて横になってひと休みしていたところだったようですが、ただならぬ物音や声を察して外に出てみたのだそうです。
そんな光景を目にしたおぃちゃんは怒り心頭で厳しく注意したそうです。「俺は昔の人間だから、おまえらの学校に行って校長先生の前でひとりずつ引っ叩くぞ」等々と声を荒げたようです。間を置いて7~8人の小学生(高学年)は走ってその場から退散したのです。
そして、彼らはその約一時間後に出直して来てタゴのおぃちゃんに「ごめんなさい」と全員揃って謝ったのです。
さらに「これで猫のエサを買って下さい」と一人の小学生が代表して手のひらに乗せた小銭をおぃちゃんに手渡そうとしたのです。
おぃちゃんは「シジミを捕って猫のエサは稼いでいるから、そのお金はあんたらの好きな物に使いなさい」と断ったのです。
その後「動物は何にも悪いことなんかしてねぇーんだから可愛がってやんなきゃダメだよ」等々、彼らとのやりとりが続いたようです。
謝りに来たことはとても感心できることです。
同様のケースで誰からも謝られたことなどないおぃちゃんはある意味驚いていましたが、私自身もかれこれ30年来、多摩川においては一度も聞いたことも経験したこともない事でした。
そして後日(4/7 頃だと思います)、その中のメンバーのうちの3人がおぃちゃんの所に「猫を触らせて下さい」とやって来たのだそうです。「ほれ、この子だって小っちゃな赤ん坊の頃に捨てられたんだから可愛そうな猫だったんだよ。猫はね可愛がってやればどんどん可愛く変わるんだよ」等々、話聞かせたのです。
幸いなことに彼らが襲ったことによってケガなどをした猫はいませんでした。
ねこ 2019.04.12(金) 20:07 修正
初めはとんでもないガキ共だと思いましたが、
おぃちゃんの言葉が心に響いてくれてよかったです。
それに謝りに戻ってきた勇気は立派です。
おぃちゃんありがとうございました。
誰も傷つかずに済んで、結果良い話になって嬉しいです。
今後も何事もないことを願います。