いろいろ訳あって立ち退きを迫られ、棲み処を失っていた猫の中のミケ(♀)を迎え入れることにしました。飼い主さんは募らず、終生我が家で過ごしてもらうことにしました。
3月に私が現場を通りがかったときは普段通りの光景でしたが、4月16日には辺りを片付ける作業が進められていて、その周辺はガレキの山でした。20個くらい並んでいた猫ハウスも跡形なく消えていました。
その後も私は何度か足を運び、その作業をされていた方や複数の猫のお世話をされていた方達からもお話を聞きました。17匹くらいの猫がいたのですが、こうした状況の変化からそのうちの10匹くらいの里親が見つかりそうな猫が保護されたのです。
残されたのは老齢のミケを含む7匹でした。雨露を凌ぐ屋根もなく気の毒なことです。そこで、元々ミケを飼って下さっていたおじさんとおばさん(他界されています) の娘さんとお話しすることができ、私がミケを引き取ることを承諾して下さいました(4月28日)。
そんな訳で本日ミケを保護すべき現場に行ったのですが、さすがは長年河川敷で生きてきたミケだけに次から次へとミケにお別れの挨拶に訪れる方が続きました。
現場には2時間足らずいただけなのですが、それこそ何人もの方がご飯をあげたり、撫でたり写真を撮ったりして名残を惜しんでおられました。
ミケはそのまま病院に直行して血液検査・他の詳しい検査をしつつ3日間くらい預かって頂きます。
現地で残っているのは6匹。いずれも性格も良く人馴れした猫ばかりなので幸せを掴めるよう知人などに声をかけています。
I.M. 2019.05.09(木) 07:23 修正
小西さん、ミケをよろしくお願い致します。
益々大変でしょうが、屋根の下で雨風凌げて、見守られて。
不安な毎日を送らなくてよい事は、ミケにとってとても良いことですね。
ありがとうございました。