不明になった猫を探しつつも移動の範囲を少しずつ広げています。今年5月に保護し、我が家の飼い猫となったミケ(ミータン)がいた場所も通りがかりました。
ここは少し高い位置にあります。過去、幾度もの台風においても増水した水が届くことは滅多にありませんでしたから、普段の台風ではさほど心配する必要のない場所でもありました。
しかし、今回は猫がいる所まで完全に濁流が届いていました。いるはずの数匹の猫の姿は見ませんでしたが、逃げ場所があるので犠牲になった猫はいないと断言して良さそうでした。
対岸のタマ(♀)のいる所にも足を伸ばしました。ここも河川敷より少し高い位置にあるので、これまでの台風時においてもそう心配することはありませんでした。
でも、偶然お会いできた関係者によると今回はタマのいる所ギリギリまで水が迫ってきたそうです。また、周辺の複数匹の猫は全員無事だったそうです。
食事を終えたタマの姿は目視できませんでしたが、関係者によると何事もなく元気にしているそうです。タマは体が不自由なので木には登れませんが、いざとなったときの逃げ足は結構早いのです。
その後は河口付近まで移動しました。上流から流れた猫の捜索が目的でしたが、2m~4m ほど堆積したガレキのそばから3匹の成猫を見つけました。フードを食べるその様子からして、おそらく台風上陸時から何も食べてはいなさそうな猫でした。
普段にはない甲高い鳴き声でそわそわしつつも警戒心があります。怖い思いをしている猫はいつもこうして精神的にもパニックになっています。物音にも敏感で容易に近寄れないので、離れた場所で食べているところを見ました。写真も撮れません。
そのガレキに埋まったおぃちゃんに朝晩のご飯をお願いすると快く引き受けてくれました。すぐに泥の中に埋まっていた4~5枚のお皿を洗って準備してくれました。今夜もご飯を貰えているはずです。この3匹は上流からの猫ではなく、この付近にいた猫だそうです。どうやって生きていたのか、おぃちゃんも不思議そうでした。
後日、また伺って猫の様子を見たり、その時はおぃちゃんにも何かお礼をしなければなりません。
ソマトラタマ 2019.10.25(金) 08:03 修正
願いとは裏腹に雨の降る日が続いていますね…。
多摩ネコ達のことはもちろんですが、おぃちゃん達も
心配です。。
ブログで報告してくださった、おぃちゃん以外の方々は
毎日の生活を無事に過ごしているのでしょうか。