台風直撃から約半月が経ちました。不明になっている猫の捜索にも難しいものがあります。河川敷には流された漂流物が集中的に堆積される場所が何ヶ所かあります。今日はそんな所を捜索しましたが、ガレキが3m ~4m ほどの山のように入り組んでいて長靴をはいた足元が悪くとても危険です。
とあるおぃちゃんは「死体でもいいから見つけられれば自分の手で埋めてやりたい」と言います。しかし、実際に巨大なガレキの山を進むと、大きな池の中に落ちている10円玉を探すようなものです。数時間を費やしましたが成果はありませんでした。
不明になったままのミー&タカの面倒を見ていたおぃちゃんの小屋もガレキに潰されて跡形もなくなっています。おぃちゃんはその場所を片付けながら小屋の再建に使えそうな物を分別していました。辺りはぐちゃぐちゃでどこから手を付けていいのか分からない状態です。おぃちゃんは「睡眠不足で体がきつい」と言います。
そのミー(♂)の件で微かな希望が見えてきたのです。
実は台風上陸後4日目の16(水)の夕方、ミー&タカのおぃちゃんともう一人のおぃちゃんがミーが歩いているのを見たと言うのです。時刻は6時頃、街路灯のない河川敷はほぼ真っ暗です。名前を呼んで近寄ろうとするとその猫は怖がって闇の中に逃げて行ったそうです。
それで、翌日からもう一人の方のおぃちゃんがちょっとした目立たない小さな屋根つきの餌場を作って暗くなってからそこに食べ物を置いてくれたのです。明るいうちはカラスがいるのでフードは置けません。
その後はほぼ毎日その猫は餌場に姿を見せるようですが、その時間帯が午前2時頃~3時頃と人の気配のない時間に限られているようです。おぃちゃんは2時頃にいったん起きてその猫の様子をできるだけ見に行くようにしています。そんな訳で強い雨さえ降らなければどこからか姿を見せているのです。
れい 2019.10.29(火) 00:23 修正
小西さん、お疲れ様です。そして有難うございます。足元に気をつけられ、怪我しませんように。
その猫がミーだったらいいですね。そしてタカもどこかで生き延びていてほしいです。おいちゃんたちも、自分も疲れているのに、ほんとに優しい・・・。