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多摩ねこ日記~1550

2019.12.15

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10月の台風以来、初めてシロ&チビのおぃちゃんを訪ねました。気にかけていたものの、それぞれの地域の状況が思いのほか厳しいので広い範囲の河川敷の安否確認などを続けているうちに今日になったのです。

現地に着いて真っすぐにおぃちゃんがいた場所に向かいました。案の定、ガレキが散乱したままでそこにあった小屋やシロ&チビが暮らしていた名残も何もかもが消えていました。
いったいおぃちゃんはどこに ?
しばらくして他の方に聞くと、少し離れた場所にとり合えずの雨露を凌げるテントで暮らしているとの事でした。林の中を進んでいると私の姿を見たおぃちゃんの「おーい、おーい」といういつもの大声が聞こえてきました。

台風の直後はどこにも行き場がないので、河川敷に設置してあるトイレで夜を明かしたそうです。シロ&チビはあの日の夜の濁流から運良く逃れることができたようで、2匹ともずぶ濡れになってガレキの中で固まっていたそうです。

小屋もすべての私物を失ったおぃちゃんは「とにかく、こいつらが可愛そうで」と思って自らが食べることも後回しにして何よりも先に2匹のための猫小屋を作ったのです。それからすぐに流されてしまった猫フードを買ってきて与えたのだそうです。

今は地面が底冷えのするテント暮らしですが、小屋を作るための資材を集めているところです。今日はシロの元気な姿を見て安心しました。薄い三毛柄のチビ(♀)の姿はたまたま見れませんでしたが元気でいるそうです。
フード&日用品などをお渡しして多摩川中流域を後にしました。

コメント一覧

I.M. 2019.12.16(月) 08:43 修正

自分はテント、真っ先に猫の家を作る
どれだけ愛情深いのでしょうか。
優し過ぎるから、社会の色々が生き辛いのでしょうね。
おいちゃん達の本当に感謝です。
年末年始、少しでも過ごしやすいように
と願っています。

ねこやしき Mail 2019.12.17(火) 14:48 修正

ずぶ濡れになってガレキの中に固まっていたシロとチビのために、ご自分の事はさておき、2匹のためにこんなに立派なお家を建ててあげたなんて…
おいちゃんが日頃から何を優先して暮らしておられるかが
本当にこうした時にまず表れている事に、深い感銘を覚えます。
なんという立派な人格の方なのでしょう。
シロとチビは、おいちゃんの元で暮らせて、本当に幸せな子たちです。
小西さん、美智子さんも、身を粉にして働いてくださり、心からお礼を申し上げます。
親身に関わられておられる姿が、おいちゃんたちにとって、どんなに励みや慰めになっている事でしょう。
ありがとうございます!

小西 修 2019.12.20(金) 01:29 修正

おぃちゃんとの交流は約10年になります。当初は何かにつけ人当たりが荒っぽくて、ときどきお会いしてはいてもそのお付き合いはそう長続きはしないだろうと思っていました。
でも、月日が経つうちにおぃちゃんは少しずつ変り、他人の意見にも耳を傾けるようになったのです。そうさせたのは2匹の猫なのです。おぃちゃんの口からは改めてそんな事は言いませんが、私は確信を持ってそう思っています。