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多摩ねこ日記~1552

2019.12.22

ファイル 1642-1.jpgファイル 1642-2.jpgファイル 1642-3.jpgファイル 1642-4.jpg

今日は他の地域を回った後でゲン(♂)の捜索に向かいました。実はゲンの安否確認には10月21日に足を運んでいます。多摩川の中州の林に棲んでいたゲンはそこから少し離れた場所のおぃちゃんの所まで毎日ご飯を食べに通って来ていました。

しかし、10月21日に現地を訪ねたときはゲンのいた300m 四方はあったと思えるうっそうと木々が茂った中州そのものが完全に消えていたのです。
その中州と陸続きの河川敷は激しい流れの濁流に持ちこたえたわずか数本の木にガレキが絡みついているだけで、後はそのすべてが流されていて、泥で茶色く変色したのっぺらぼうの河川敷へと様変わりしていました。
猫でも人でもいくらでも隠れる場所のあった所が、遠く四方までが見通しが良く、そこに生き物などがいないことは一目瞭然です。私はこの時点でゲンの生存には厳しいものがあると感じました。

でも、諦めることは簡単。希望を捨ててはいけないと思い、その後もその周辺の捜索に11月8日、25日、12月6日、そして本日も足を運びました。そこにいたはずのおぃちゃんの姿もありません。普通であれば台風で避難していたおぃちゃん達はまた元の場所に戻る傾向が強いのですが、今のこの現場を見ると地形そのものが変形していて、とてもおぃちゃんが住めるような場所ではなくなっています。

今回の10月の台風での河川の氾濫の威力は過去にないものでした。残念ながらゲンはあの日の夜の濁流に巻き込まれてしまったようです。
ゲンは2013年10月に何者かによって右後肢を鋭利な刃物のようなもので切断され、血をしたたらせたままの状態で遺棄され、そして今年の10月までを多摩川で関係者の愛情に見守られて過ごしました。

コメント一覧

ねこやしき Mail 2019.12.22(日) 19:44 修正

ゲンの事を忘れた事はありませんでした。
聞きたいと何度も何度も思いましたが、小西さん美智子さんの思いやお考えを無視してなど、とても聞けない…
語ってくださる時が必ず来る、と思って待っていました。
ゲンは、あの体で大変とはいえ、毎日 信頼できるおいちゃんの元に通って、ごはんを食べることができていたのですね。
うっそうとして、周りから見えない場所を住処として、彼なりの安住の地で、くつろいだりしていたに違いないのですね。
激しい流れと共に、幻ように、その生を終えたゲン。
決して決して忘れません。
何度も何度も足元の悪い場所に通い、安否を確認してくださり、そして、悲しい気持ちを抑えて報告してくださり、
本当にありがとうございます
本当にありがとうございます

れい 2019.12.22(日) 21:08 修正

小西さん。ゲンちゃんについての御報告有難うございました。台風以来ずっと気にしていましたが、今日のブログでゲンちゃんが中州に住んでいたこと、その中州そのものが消えていたことを知り、胸がつぶれる思いです。頭のいいゲンちゃんなので、危険を事前に察知し、台風前に中州から避難していたら・・・と願いますが、河川敷を知り尽くされた小西さんの考えを受け止めようと思います。何度もゲンちゃんのところへ足を運んで下さって有難うございました。ゲンちゃんファンとして今回の台風を本当に憎みますが、小西さんの支えのおかげで、ゲンちゃんがきっと幸せな猫生を送れたことを感謝致します。(と書きつつ、まだ諦められない私です・・・)

鶴牧のモコ 2019.12.22(日) 22:02 修正

残念です。今回の台風被害は甚大でしたが、これは自然災害ではなく、明らかに私たち人間の傲慢さが引き起こしている人災だと思います。息子がオーストラリアにいるのですが、そちらでは連日40度以上の日々で、大干ばつと森林火災で大変な状況だそうです。森に住むコアラがたくさん焼けて死んでいます。
あくなき経済成長ではなく、本当に考えを改めなければならない時期なのに、、、。
もうクリスマスです。明日の朝一番にほんの少しですが振込をさせていただきます。
おいちゃん、おばちゃん、猫ちゃんたちが少しでも美味しいものが口にできますように。
小西様、よろしくお願いいたします。

ねこ 2019.12.22(日) 23:22 修正

皆、必死に生きていたのにな。。

でも人間も震災で災害で多くの方達が亡くなった。

直下型の大地震がいつきても
おかしくないと言われている。

異常気象が続くこの地球で、来年また
恐ろしい程の大雨、超大型台風が来るかもしれない。

そんな状況で自分達も今後どうなるか分からない。

今生きているこの時を大切にし
生きとし生けるもの全てに優しい人でありたいと思う。

ヒロエ 2019.12.23(月) 17:31 修正

ゲンちゃんのこと、とても気がかりでした。
今日ブログを拝見し、とても残念で胸がつぶれる思いです。
私も頭の良いゲンちゃんのことだから、事前に逃げたのでは、
今も多摩川のどこかにいるのでは、と思ってしまいます。
小西さんやおじちゃんたちのおかげで、ゲンちゃんが多摩川で暮らしていけたことに心から感謝いたします。
ありがとうございます。
そしてゲンちゃんのたくましさに心から敬意を払います。

つかにゃん Mail 2019.12.23(月) 22:02 修正

レンマに続いて、私には心に残るゲンちゃんでした。
不自由な体で頑張っていましたね。
ゲンちゃん何も出来ずにごめんね。
小西さんいつもありがとうございます。

未承認 2019.12.24(火) 18:48 修正

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みいじろう 2019.12.25(水) 12:58 修正

今回のブログを読んで、現時点で閲覧できるゲンの過去ログを読み返しました。2年前のコレが流され、ニコが奇跡的に生還できたあの台風のとき、ゲンも約2か月後、元の場所に戻ってきたのですね。だからゲンの生還を期待したい。一方で写真を改めてみると、よくぞその体で今まで生きてくれた、とゲンの生命力に感謝します。虐待された上、遺棄されたゲンがおいちゃん達に見守られながら、命を繋げてこれたのが救いでもあります。
台風19号の多摩川の死者が中洲にいた1名と、ニュースで発表された時、ゲンをお世話していたおいちゃんの無事を祈りました。

小西 修 2019.12.26(木) 03:01 修正

ゲンのことはこれまでのレンマやアカ、他と同様に機会あれば語り継いでいきたいと思います。ゲンが教えてくれた生きることへの執念は月日が経っても褪せることなく人々に伝わることと思います。