前回、台風後に伺ってその時は出会うことのできなかった猫に会えました。元気だとは聞いてはいても、今も倒木にガレキが絡みついたままの風景の中では直接その姿を見るまではなかなか安心できないものです。
リボン(♀)はホームレスのおばちゃんが作ってくれた猫小屋を寝床にして長年暮らしています。台風時にはリボンが暮らしていた河川敷は完全に濁流にのまれてしまいましたが、夜とはいえ少しずつ高い場所に逃れられるよう見通しの良い地形が幸いしたのだと思われます。
お世話しているおばちゃんやその関係者の方も健気なリボンの姿を見ては顔を見合わせて今日一日を生きてこれた事に感謝しています。今夜は特に冷えそうです。猫小屋用にと長時間対応の使い捨てカイロをたくさんお渡ししました。
少し離れた場所の他の名前のない猫4匹もその元気そうな姿を見せてくれました。見知らぬ人だとすぐに隠れてしまいますが、関係者だとどこからともなく出て来ます。頭上を舞う小雪を見ながら、多摩川中流域を後にしました。
ぷくりん 2020.01.19(日) 11:07 修正
台風被害に遭わなかった猫達の元気な姿には、少しだけホッとします。
でも、冷たい雪、雨、風、冬の厳しさの中で生き抜かなければならない
多摩猫達を思うと、胸が痛くなります。
小西さんご夫妻の、きめ細やかなケアによって何とか命を繋いでいるのでしょうね。
せっかく台風の被害を乗り越えた子達、幸せになって欲しいです。
小西さんも寒い中、毎日のお世話、本当にご苦労様です。
お身体には十分、お気をつけ下さいね。