2020.01.22
台風(10月12日)後すぐにに訪れて、それ以後はご無沙汰していた猫に会いました。おぃちゃんは2匹の猫の面倒を見ていましたが、台風の当日は早くからの激しい雨風で猫の姿はすでになかったそうです。
翌日の10月13日には猫とおぃちゃんの居た場所は小屋も流され、土砂と水が溢れていて近づくことさえできなかったようです。土手に避難していたおぃちゃんが元の場所に戻れたのは4日後の16日だったそうです。
2匹は辛うじて流されずに持ちこたえたトチの木に登ったままで、声を枯らして鳴き続けていたとの事です。おぃちゃんが下りてくるように声をかけても怖い思いをしたからなのか、なかなか木から降りようとはしなかったそうです。
2匹にとっても大変な経験でしたが、命は助かりあれから約100日が経過した今ではひっそりと目立たぬ場所で平穏をとり戻した暮らしが展開されています。
ねこやしき Mail 2020.01.23(木) 07:25 修正
辛うじて持ちこたえた木の脇を轟々と流れで行く濁流を見ながら、激しい雨と風に打たれ、鳴きながらしがみついている2匹の子たちの映像が頭にリアルに浮かびます。
いつ終わるとも知れない恐怖の時間の長さは、どれほどだったでしょう。
たくさんの子たちがそんな経験をしなければならなかった事自体が、今更ながらに悲しくて哀しくて、本当にやりきれない思いの涙があふれます。
なんども足を運び、深い気遣いとお世話を続けてくださる小西さんご夫妻に、あらためて感謝いたします。