10月の台風直前から長くご無沙汰をしていたタゴのおぃちゃんを訪ねました。小屋は冠水し、私物の多くが泥にまみれて使えなくなったそうですが、台風以降のタゴのおぃちゃんに関してはときどきその被害の状況や猫に関することも耳にしたり、またおぃちゃんとも市街地で会う機会も何度かあって話も聞いていたので特に大きな心配もなく、多摩川で会うのは今日が久々ということでした。勿論、10匹近くの猫たちも全員が無事でした。
今日はトラコやミーだけがおぃちゃんと共に小屋の中で過していて、他の猫はすべて出払って姿が見えませんでした。しかし、夕方のご飯の時間になればどこからともなく全員が集まって来るのです。腹時計とは実に正確なものです。
小屋の中には猫たちが遊ぶためのサルのおもちゃが天井から吊るしてあります。まだ猫たちが小さな頃におぃちゃんが準備したものですが、ある日にこのサルを手にして「わぁー」とおぃちゃんが声をあげると、猫は驚いて逃げてしまったようです。以来、どの猫もこのサルのおもちゃを怖がって近づかなくなったようです。
また、おぃちゃんは去年の師走には付近に遺棄された衰弱した子猫を保護していたそうです。チャタロウと名付けて体力が回復するようにしっかりと食べさせて可愛がっていたのです。
しかし、夜になってタヌキに襲われ死んでしまったのです。チャタロウを口に咥えて走り去ったのを見たおぃちゃんは懐中電灯を手に追いかけて探し回ったところ、すでにチャタロウの息は切れていたそうです。12月30日の出来事だったそうです。
鶴牧のモコ 2020.01.28(火) 21:38 修正
小西ご夫妻様、いつも本当にありがとうございます。
チャタロウという名前まで付けて、大切にお世話していたおいちゃん、、、。さぞかし、悲しかったことと思います。
10月の台風の時に、イノシシが多摩川の河川敷を走って逃げる映像を見ましたが、数は多いのでしょうかね。
それにしても、多摩川に猫ちゃんを遺棄する人間。本当に神がいるなら天罰を与えてほしいです。
トラコちゃんやミーちゃん、やさしいおいちゃんに会えてよかったですね。
チャタロウちゃんの魂の天国での幸せを祈ります。