結構な距離をバックパックの中にフードや日用品などを詰めて徒歩で回りました。所々にいる猫たちの様子を見たり、面倒を見ているおぃちゃんに話を聞いたりしては移動を繰り返しました。去年の令和元年東日本台風から5ヶ月が経過し、今にしてやっとそれについては落ち着いた感じがします。
死者は1名でしたが、数えきれないくらいの多くの猫が犠牲になりました。また、過去の大きな被害をもたらした台風でも持ちこたえてきた木々も根こそぎ消えてしまい、場所によっては河川敷の風景が一変した箇所がいくつもあります。そして、300m 四方はあろうかと思えた中洲そのものも消えたままです。
その時に運よく生き延びることのできた猫たちはそれぞれの運命のもと、それぞれの場所で今日も過ごしていました。昨日は強烈な南風で真っすぐに歩くことが困難なほどの突風でしたが、今日は穏やかで風もなくどの猫も落ち着いていました。関係者の方などから猫たちの近況を聞きながら歩きました。
タゴのおぃちゃんの所にも行きました。今日はおぃちゃんのお誕生日で親しい方達が集まってのお祝いの宴でした。88歳、米寿を迎えられたのです。そんな雰囲気の中で抱っこされたミー(♀)までもが何だか喜んでいるかのように映りました。
日用品やフード、それとご支援を頂いていた品物のネコ用のクッションもお渡しして次に移動しました。
pianta Mail 2020.03.21(土) 12:39 修正
小西様 お疲れにも関わらずいつもお知らせ頂き本当に有難うございます。
タゴのおいちゃんと抱っこされたミーちゃん、本当に素敵なふたりの写真で 自分の心がホッと温まります。
人や猫達との出会いを大切にし、
そうとは意識せずに 丁寧に関わり合って お互いを思いやっている姿を想像できます。
誰もが限りの有る命ですが 先の災害の様に望まずして奪われる命も本当に多くありますね。
米寿を迎えられたタゴのおいちゃん、そしてミーちゃん達には 健康を出来るだけ保って 穏やかに日々を過ごしていかれますように 陰ながら祈っております。。。