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多摩ねこ日記~1619

2020.07.02

ファイル 1713-1.jpgファイル 1713-2.jpg

ロク達がいる所、他を訪ねました。おぃちゃんの小屋の近くには見慣れない遠慮がちな小さな小屋ができていました。最初はちょっとした物置のために作ったのかなと思っていましたが、新たに多摩川にやって来た方の小屋だということでした。

なんでも、新型コロナの影響で職も住居も失ってここまで流れて来た方だということでした。ご本人は留守でしたが、小屋の作り方も、何も分からないのでロクのおぃちゃんがその方のために、その殆どを作ってあげたという事でした。

ロクは変わりなく平穏に過ごしていました。おぃちゃん他の顔見知りの方にはかなりの愛嬌者のロクですが、知らない人が通りがかるとアッという間に姿を消してしまいます。そんな訳でロクには虐待の心配は少ないのです。

長年、多摩川で暮らしてきた我が家のミータン(元ミケ)は保護して一年が過ぎて今年で27歳を迎えました。慢性の目ヤニはある程度止まりませんが、特に病気もありません。
保護したときは右前肢が骨折していましたが、完全に治癒して数ヶ月経つうちに両前肢がやや内股気味に少し曲がってきました。
これは、年齢によって関節が弱ってきているためです。歩行も通常の成猫とは異なる、猫らしいしなやかな歩きとは程遠いものがあります。
しかし、食べることへの執念はなかなかのものです。これが今まで特に大病もせずに生きてこれた理由の一つなのでしょう。目や鼻の周りが汚れたままのようにも見えますが、年齢により体毛が抜けて地肌が見えているからなのです。
一日、一日を区切りにまるで階段を上るように生きている感がします。

コメント一覧

ねこやしき Mail 2020.07.03(金) 10:11 修正

コロナの影響は病気そのものだけにとどまらず、多くの人たちに悲しい影響を及ぼしています。
多摩川に新たに住むことを余儀なくされた方たちに示す
先住のおいちゃんたちの思いやり深さに感動します。

レンマのおかあさん、ミータンが小西さん宅で幸せそうにしている様子に、心から嬉しく、感謝の思いでいっぱいになります。
ロクも関係者以外の人に警戒していて、虐待の心配も少ないとのことで、安心しました。

小西さん美智子さん、ほんとうにありがとうございます。

Ashley 2020.07.03(金) 13:48 修正

多摩川出身で27才という脅威のご長寿猫ミータン。
間違いなく仙人(仙猫)ですね!

ねこ 2020.07.03(金) 17:27 修正

ミータン凄いなぁ。
家猫の平均寿命の2倍じゃないのかな。
ずっとずっと生きていてほしいな。

小西 修 2020.07.04(土) 03:55 修正

新型コロナの影響で都内だけで4000人以上の方がネットカフェから締め出されました。これからもその中から多摩川に移動して来る方も少なくないと予想しています。ただ、多摩川で暮らすにはそれなりのノウハウを熟知しないことには生きていけませんが。

ミータンはすでに弱視です。「動く」人影などにはさすがに素早く気づきますが、「静止」している物に関しては必要とする物が目の前にあっても、すぐには反応せず迷ったり、視線が泳ぐことが日常多々あります。

また、昼夜問わず特に強い意味なく鳴くことがあります。ただ、これについては私自身が所用に集中しているときもあるので、それが食べ物の要求だったり、排便がスムーズに進まない苛立ちだったりする事もあるので、その意味では分かりやすい部分もあります。

保護した当時から半年くらいは連続した咳を続けていた時期がありましたが(慢性)、ここ4ヶ月は治まっています。排便もやや硬めですが毎日です。
我が家には精神的・肉体的に大きなハンデのある猫がいますし、致命的な虐待を受けてそれを一生引きずって生きている猫もいますが、ミータンは特に病気やハンデをもっていないことが幸いです。
ただ、当然のことながら歳を重ねているだけに他の保護ねことはかけ離れた雰囲気があります。
普通に横たわるにしても全身の力を抜いて休むので「死んでいるのでは」と思ったことは数えきれないくらいあります。
私の生涯2度と会うことのできないと思っている本当の意味でのボス猫「レンマ」という猫がいました(毒殺)。
ミータンはレンマのぶんまで頑張って生きているのかなと勝手に私は思っています。

ふくのまま Mail 2020.07.06(月) 00:25 修正

ミータンの現在の様子は本当に心安らぐお知らせですね。

我が家の隣人が20年間外で飼っていた三毛猫を置いて夜逃げしました。
以来3年間、我が家に小屋を置いてその猫(ミーちゃん)
は通りがかりの人々のアイドルでした。

我が家には病気の猫もいてミーちゃんを家に入れられず悩んでいましたが昨年の初冬に温かい方に家猫として迎えられ23年間の外猫生活を脱出しました。

何だかミータンに似ているなぁと。

週間金曜日の『多摩猫キセキの物語』の二回目もミータンのことですね。
同じく掲載された『パスタ』は長年頑張って頑張って厳しい多摩猫生活を生き抜いてきたのに本当に可哀想な最後でした。

でも生きていたことすら世にも知られずに逝ってしまう猫がどれだけいるのかと思うと胸が痛みます。

小西ご夫妻さま、本当に有難うございます。
そしてご夫妻のお体も心配しております。

石田 2020.07.06(月) 15:03 修正

ナニコレ珍百景で28才の家猫が紹介されて、凄い凄い言われてましたが、過酷な多摩川暮らしをしてきて27才の小西ミータンはもっと凄い、とテレビを見てて思いました。

まりも Mail 2020.07.07(火) 21:32 修正

アイヨちゃん元気になり良かった。アイヨが美智子さんに保護された時、ほんとに嬉しかったです。ニコちゃんアイヨのファンです。
私も去年の秋に外猫あいちゃんを家猫にしました。ボス猫マイケルは助けられず姿を消して~マイケルがあいちゃんを連れて来ました。それぞれに沢山の思い出がありますね。
これからの季節、豪雨、猛暑と台風。祈るしかありません。