2020.11.21
イイチコ(♀)の耳の傷の治療が目的で下流に移動しました。給餌の時間になると仲間の猫は次々と姿を見せてくれます。しばらくし出て来たイイチコには食べている最中に容易に薬ができました。傷口がでこぼこして、まるで火山から噴き出る溶岩のように固まっているので、この先もまめに薬を続けることにしています。
他の猫もこの時期になって体の脂肪が少しずつついてどの猫も太って見えます。辺りには小さな雪虫 (トドノネオオワタムシ) が飛び交い、冬が近いことを教えてくれます。
風の強い一日だったので、猫たちも食事が終わるとそそくさと茂みの中に戻ってしまいます。対岸に渡り、そこでも猫たちの様子を見て、最後にニコ(♂)の所に立ち寄ってから河川敷を後にしました。
ふくのまま Mail 2020.11.22(日) 06:42 修正
多摩猫の傷の手当てをなさりながらも、カレンダー、入金後すぐにお送りいただきました。
自然の中で暮らす猫へのシャッターチャンス、ご苦労されておられると思いますが改めて敬服致します。
レンマの生涯を思い嗚咽してしまいます。
人間を9人殺したら死刑でしょう。
小西様がインタビューでおっしゃっているように猫も人間も同じ命。
与えられた命を懸命に生きている猫を虐待するのも人間。
そうした現状を世の中に伝えて下さるのも人間。
人間… 人間…。
数日間暖かかった気温ですが、今朝はまた冷え込んで来ました。
今年のカレンダーの、今月の子猫の冷たい土の上での怯えた表情を毎日見つめています。