他を巡回した後にタゴのおぃちゃんを訪ねました。去年から続いているオリンピックを理由に新たな橋梁工事が続いていて、重機が川底の土を掘り返しているので、河川敷のシジミはすっかり捕れなくなって久しくなります。
それまではそこそこのお金になっていたのですが、今となっては以前の収入は幻となってしまいました。
猫たちはそれぞれ全員が元気に過ごしています。そして、隣の小屋のおぃちゃんの所に移動して久しいレモン(♀)もこよなくおぃちゃんに可愛がられています。
と、ここまでは普段の平穏な光景ですが、タゴのおぃちゃんはとても困っておられます。一週間ほど前に小屋に帰ったときに、鳥カゴに入れられた3羽のセキセイインコが放置してあったのです。
何者かが無責任にも飼育を放棄して置いて立ち去ったのです。おぃちゃんに心当たりはありません。
河川敷は市街地より3~4℃気温が下がります。おぃちゃんは優しい方なので、昼間は鳥カゴにビニールを被せていて、暗くなる頃にはジャンパーをカゴに結び付けています。
しかし、夜から朝にかけての寒さは半端ではありません。猫がいるので、鳥カゴを小屋の中に入れることができないのです。
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◆セキセイインコの飼い主さん募集の記事については SNS でたくさんのシェア・リツイートを頂いてありがとうございました。お蔭さまでたくさんのお問合せを頂戴しております。
従って今現在は下記の募集の件をいったんストップさせて頂きます。(12月19日 23:40 現在)
↓
★「3羽のセキセイインコの飼い主さんを募集します」
雌雄は不明ですが、1羽のインコが片方の足を痛めているようです。1羽だけでも飼ってあげたい、と思われる方は私どものほうにご連絡を頂ければ幸いです。何卒よろしくお願い致します。
飼い主さんをご希望の方とはこのブログのコメント欄でのやりとりは致しません。直接、お電話で対応します。
尚、私どもは昼夜問わず内外の猫のケアに追われています。一日のうちで電話をとれない時間帯もあることをご理解ください。
七海2018 2020.12.20(日) 15:53 修正
昨年、映画「東京干潟」を観ました。
おいちゃんが苦労して捕ったシジミの価格が安くてビックリしましたが、
今はシジミが捕れなくなってきているのですね。
おいちゃんは、小さなシジミは「大きくなーれ」と言いながら干潟に戻して大事にしていました。
開発という名目で自然を壊して、失った物の大事さに気づいた時は遅いのに、
人間は愚かな歴史を繰り返しています。
映画を観た後にサービスで振舞って下さった、
おぃちゃんの捕ったシジミは大きくて、とても美味しかったです。
そのシジミもなくなってしまうかも知れないなんて、残念です。