予定にはなかったのですが、道すがら猫をこよなく可愛がっているおぃちゃんの所を伺いました。かねてから捨てられた猫が藪の中に潜んでいるようで、数日に一度くらい姿を見せることがあると聞いていたので、無意識のうちにその事が気になっていたから立ち寄ったのでしょう。
おぃちゃんとはいつものように世間話をしていました。そのときです。その茶白猫がすぐそばの藪から顔だけ出してこちらを伺っていたのです。
おぃちゃんはすぐに缶詰を開けて与えました。若い猫ですが相当な警戒心もあってすぐに隠れてしまいます。それでもかなり飢えていて、むしゃぶりつくように食べ始めました。
ここ数日間は何も食べていない様子でした。結局、2缶分を平らげるといそいそとまた藪の中に消えてしまったのです。少しずつ慣れさせて捕獲できれば良いなー、とおぃちゃんは言います。
移動して他の所に寄った後で我が家のカミさんが世話をしている場所に行ってみました。一昨日、初老の男性が飼い犬を故意に猫に近づけるという事があったことが立ち寄った理由です。
犬も躾がなされていないので、猫さえみれば必死に襲う体制にはいるのです。そうしたときにリードこそ外さないものの、リードを引いて止めるのではなく、面白がって犬の勢いにまかせてどんどん猫に近づけてくるので猫にとっては危険です。
過去には犬にやられて命をなくした猫もその現場で何度か目にしています。
日没後過ぎてもその男性と飼い犬とは会いませんでしたが、必ず待っているという猫3匹が出てこないままだったので、カミさんが来る前に飼い犬を連れて来たのかも知れません。
そんな人間がこの場所には4~5人いるようで困った事です。
Ashley 2021.02.02(火) 08:23 修正
犬の飼い主が猫に犬をけしかけ楽しんでいるという信じ難い話は小西さんに何度も伺いましたが、未だに本当に信じ難く、そういう人間を全く理解できません。
犬を飼っているということは動物が嫌いではないはず。
犬を可愛がる気持ちがあれば、その心は他の動物にも当然向けられる、他の動物のことも慈しむのが人として自然なことだと思うのですが、残念ながらそうではない人間がこの世には一定数いるという事実に、この世の理不尽さ恐ろしさを感じます。
こういうのは、各家庭の価値観や教育の問題なのか、社会の問題なのか、それとも人間個々人が持って生まれた性質のものなのか。
考えさせられます。