先日の件もあったのでハナ&アカリの所にも立ち寄ってみました。おぃちゃんは今日は風がないこともあってハナ(♀)と河原で肩を寄せ合うようにいっしょに時間を過ごしていました。
ハナもおぃちゃんもとても絆が強いのでお互いがそばに居る限りそこを離れることはありません。
河原でご飯を食べたりスキンシップをした後はいつものおぃちゃんとの散歩の時間です。散歩コースは猫にとっては結構な距離ですが、ハナはおぃちやんの後を追ってゆっくりゆっくりとどこまでも歩いていきます。
一方のアカリ(♀)は午前中までは居たものの、いつものようにまたどこかに出かけたようです。これは昔からそうなので仕方ありません。ハナとの散歩を終えたおぃちゃんは先日行方不明になったばかりという事もあってアカリを探すために茂みの中を捜索しました。
これは先日の行方不明事件 ? と違っていつもの事で夕方(ご飯の時間)には帰って来るのが習慣なのでそう深刻なことではないのです。アカリの捜索のしばらくの時間をおぃちゃんと共有しました。アカリはおぃちやん声が届くと、どこに居てもすぐに飛び出して来ます。しかし、今日は他の場所まで足を伸ばしているようです。
その後、しばらく世間話をした後におぃちゃんはもう一度もっと遠くの場所までアカリを探しに行く・・という事で私は他の用もあり河川敷を後にすることにしました。
そんな訳で今日は私的にはアカリの姿を見たかったのですが、おそらく日没後におぃちゃんの所に帰っているのだろうと思います。
そもそも、いろいろと巡り合わせがあってハナ&アカリは生後2ヶ月の頃におぃちゃんの元にやって来ました。両手の手のひらに乗るくらいの幼猫でした。そう、丁度10年前の話です。
間もなくして、おいちゃんの希望でハナ&アカリと名付けたのは我が家のカミさんでした。厳しく、辛く寂しく、そして危険な暮らしの河川敷でも明るく過ごせるようにと願ってのことです。
ねこやしき Mail 2021.12.29(水) 09:39 修正
いつもの散歩コース、深い絆で結ばれたおいちゃんとハナの2人のシルエットが想像の中に浮かびます。
10年前、手のひらに乗るくらい小さな命を愛おしんで育て、共に暮らしてきたおいちゃん一家の家族史に、胸が熱くなりました。厳しい環境で寄り添うかけがえのない存在と幸せは、一層その深度を深めて行くのかもしれません。
美智子さんに付けてもらった2匹の名前の由来にも、美智子さんの優しさと心からの願いに涙します。
アカリの習慣は止められませんが、おいちゃんが心配しないよう、日帰りで早く帰ってきてほしい、と思います。
小西さん、美智子さん、毎日足を運んでくださり、本当に感謝いたします。
ご自身のお身体も、どうかお気をつけてくださいね。