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タマ猫日記~839

2014.03.28

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遠方にいるシロのおぃちゃんの所に衣類や食品、猫フード・他の支援物資を届けに行きました。寒さの厳しい時期には体のあちこちが痛み、おまけに風邪もひいてしまいとても辛かったようです。若い方には理解できないほどの体への負担が80歳を迎えたおぃちゃんに忍び寄っているのです。
少し暖かくなり、小さな虫や菜の花などが咲くようになりおぃちゃんは少し嬉しそうでした。「猫のエサ代が一日に400円かかる」と言っては体に鞭打ってアルミ缶を集めています。幸いにも複数の猫もお変わりがなかったので、ひとまず安心して次に移動したのです。
犬と同居している Yさんや3匹の黒猫と暮らすMさん・他と会いました。さりげない日常会話の端々から伺えるおぃちゃん達や犬猫たちの近況や変化を知ることができます。

さらに数km 移動してタゴのおぃちゃんの所にも寄りました。ピーはおぃちゃんが夕方になるとケージから出して散歩に連れて行ってくれるのを毎日楽しみにしているようです。一度外で散歩をすれば後は落ち着いてケージの中で過ごしてくれるのです。
おぃちゃんは「最近、どこからともなくやって来る猫がいるんだよ」と言います。おぃちゃんがそれを言い終わる前にすでに小屋の前で待機していた白い猫がそうでした。

私はタゴのおぃちゃんのいる場所の上流~下流側のどこにどの猫が何匹いるかを知っています。でも、その白い猫は初めて見る猫でした。堤防を越えて民家からやって来たのかも知れません。勿論、目的は食べ物です。
「猫のエサ代は俺のめし代の何倍もするんだからかなわねぇーよ」とおぃちゃんはこぼします。でも、「俺が食えない時でもイライラしないけど、猫のエサが無くなったらイライラするんだよ、すぐにシジミを採りに行って金に換えるんだ」と笑います。ピーと猫のフードをお渡しして河川敷を後にしました。今日はママチャリで往復約50kmの巡回でした。