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タマ猫日記~848

2014.05.10

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今夕、悲報が入ってきました・・・・・
猫のカトチャン達の所に居た犬のドンべエ(♂)が急死しました。

ドンべエは2012年5月まで多摩川河川敷で飼われていた犬ですが、飼い主のおぃちゃんは生活保護を受け多摩川を去ったのです。生活保護を受給する意思を確認したのは私ですが、実質的にそのための手続きして下さったのは「プレカリアートユニオン」の清水直子さんでした。

私は必然的に多摩川にとり残されたドンべエの面倒を見てくれる方を探しました。犬だけにそう簡単に見つけることはできませんでしたが、結果的にカトチャン達(猫)の面倒を見ている多摩川のおぃちゃんがドンべエのお世話を引き受けて下さいました。

以来、2年間おぃちゃんは心底ドンべエを愛して下さいました。
日々の生活が大変なのに・・・お世話している猫も15匹はいるのに。毎日2度、多くは3度の散歩をし、それ以前にいろいろと問題のあった長年のドンべエのストレスを無くすためにも本当に可いがって下さいました。お蔭でドンベエの性格はがらりと変わったのです。

今夕、わざわざ遠くから我が家の女将さんが猫をケアしている場所まで足を運んでドンべエの事を報告しに来てくれたカトチャン達のおぃちゃんの気持ちを思うといたたまれません。おぃちゃんは泣きながらドンべエの事を報告してくれたのだそうです。

・・・ドンべエは推定16歳のオス犬です。
おそらく、カトチャンのおぃちゃんが面倒を見てくれていた晩年の2年間だけがドンべエらしい生き方ができた犬ではないかと私は思います。そう思うだけに本当に寂しい思いです。

死因は内臓関係による突然死かも知れませんし、誰かの嫌がらせによる虐待死かも知れません。詳しくは不明です。