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タマ猫日記~849

2014.05.11

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河川敷の林の中を延々と歩いてトラやピョン・他がいるおばちゃんの所に行きました。留守でしたが、じきにおばちゃんは自転車で帰って来ました。おばちゃんは開口一番「ピョンちゃんがトンビ(正式にはトビ)にやられたのよ」と言います。

聞けばトビに襲われたのです。その日、猫たちに朝ご飯を与えようとしたところピョンの姿が見えないので探していたところ、すぐそばの林にトビが舞い降りていたそうです。連休ということもあり、付近の河原でのバーベキューの残飯をあさっているのかと思ったそうです。近寄ってみるとそれはピョンの無残な姿だったのです。体の2/3が食い尽くされていたようです。
ピョンは1歳で体の大きさもそれなりの猫でしたが、生まれつき体に大きな障害のある猫で普通の猫のようには歩けません。震えるように飛び跳ねながら歩くので「ピョン」という名前が付いたのです。猫も含めて動物は弱いものや病にかかった動物を見分ける能力にたけているので、そこをトビが狙ったのかもしれません。多摩川の上流~中流域にはオオタカやハイタカ、サシバなどの大型の猛禽類がいるので多摩猫にとってはとても脅威なのです。5月4日の出来事でした。おばちゃんは100円ショップで花と線香を買って来てピョンの亡骸を埋葬し、弔ったのです。

しばらく移動している途中でミルキー(♀)のおぃちゃんにも会いました。本当はその隣の小屋のおぃちゃんに会いに行ったのですが、留守だったので少し世間話をすることにしたのです。
おぃちゃんは先月の早朝に5~6人の中学生に襲撃を受けたのだと言います。まだ夜も明けやらぬ寒い朝、鉄パイプで小屋をガンガン叩く音に目が覚めたそうです。複数の中学生は「この小屋壊れない、火を点けて燃えしてしまえ」と叫んでいたそうです。おぃちゃんは警察に通報し、中学生たちは退散したようですが、またいつ来るか分からないので不安だと言います。
東京都羽村市~福生市を巡回しました。