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タマ猫日記~862

2014.06.22

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佐藤さんの所では以前から早稲田大学の野中教授がジャーナリスト志望の学生さんを引率して訪れています。降り続いていた雨もそれに合わせるかのようにピタリと止みました。

佐藤さんは故郷で生まれ育った頃の事や前職に従事していた頃の事、そして多摩川においての生活の事などを皆さんの前で話して聞かせます。個々の学生さんからの質問にも事柄を詳しく説明し、日常では知り得ないような事柄も丁寧に聞かせていました。お話の途中で一瞬感極まって声が上ずる場面もありましたが、それだけ佐藤さんが誠実に話しているという証です。

ひと通りの会話が落ち着いたフリータイム(?)では佐藤さんに質問を続ける者、犬と戯れたり写真を撮ったりする者、ウメやチビなどの猫たちのそばにいる者。佐藤さんと学生さんにとっては楽しくも貴重な3時間でした。

最近、佐藤さんは鳩の幼鳥を保護して育てています。弱りきって動けない鳩を見て可愛そうに思い、鳩専門のペットショップでフードを買って来ては指で口元に給餌をしています。お蔭で鳴き声も大きくなり元気に育っているようです。成鳥としての一人前の体力がつけば離してやるのです。

今日は珍しくもシノブ(♀)の姿を見ることができました。元々はいつでも居た猫なのですが、モモ以外の犬の存在が気に入らない様子で今となっては滅多に会えません。