雷鳴が聞こえても雨は降らず、相変わらず大気が不安定な天候が続きます。多摩川に出かけるときはいつも前日から当日まで何度も予報をチェックします。それでも河川敷は範囲が広いので予報は場所によっては全く的外れの結果になることがしばしばです。そんな時はその場所の風向きや雲量で判断するとかなり正確に予想が当たります。
電車と徒歩でちょいとばかりご無沙汰していたおぃちゃんの所に行ってみました。おぃちゃんは猫たちの主なテリトリーに河原から集めてきた小石を敷きつめているところでした。かなりの量の小石を運んでいたので結構大変な作業ですが、多摩川に生きる猫たちのためには理にかなっています。
これからの時期は場所柄湿気も多く、地面には目に見えない細菌がたくさん繁殖しています。腕や手などの素肌を地面につけて撮影などをしていると、ときどき肌をビリビリと電気が走るような独特な痒みを覚えることがあります。そんな事もあり、多湿な地面からの細菌によってそれが猫たちの皮膚病の原因になるのです。
そんな場所ですから小石を敷きつめるとそれだけで随分と清潔を保てるとの信念をおぃちゃんは持っているのです。それでも12匹の猫のうちの3匹は皮膚病の兆しがありました。
そして、カナオは首に大きな外傷を負っていました。詳細は分かりませんが、不潔な爪で掻いてしまうので傷口がどんどん広がっています。激しい痛みと痒みで気の毒です。
カナオには外傷を抑える塗り薬と化膿止めを投与しました。これで少し様子を診てから薬を続けるのか、薬を変えてみるのかを判断することにしました。処置を終えた頃におぃちゃんが缶コーヒーを私に買ってきてくれました。申し訳ない気持ちです。
ぷくりん 2014.07.19(土) 18:25 修正
猫の為に小石を敷き詰めてくれるおぃちゃん。
なんて心優しいのでしょう。
カナオちゃんの傷、痛々しいですね。早く治りますように。
不安定な天候で、おぃちゃんや猫たち、そしてお世話をする
小西さん達も本当に大変ですね。
過ごしやすい気候が続くよう、祈るのみです。