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タマ猫日記~872

2014.07.22

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河川敷を移動中に見覚えのあるおぃちゃんと警察官が水際の川べりを急ぎ足で歩いている光景を目にしました。近づいてみると、それは佐藤さんでした。
佐藤さんは河川敷を逃げるように走る柴犬に違和感を抱いて警察に通報したのです。柴犬は人間に対してかなりの警戒心を持っていると見えて、捕獲を試みる警官たちの進む方向をかなりの距離をおいて巧みに逆方向へと走って逃げ回ります。捕獲のための網を持った警官の数も徐々に増えましたが、人馴れしない犬の逃げ足にはとてもかないません。

柴犬(♀)は少し痩せているようにも見えますが、迷い犬ではなく捨てられた犬のように感じます。それに必要以上に人を警戒することも何か訳がありそうです。
佐藤さんは複数の警官と共にもう2時間以上もこの犬を追っていたのです。
夕方になり、一日一度の食事を待つウメ・ナオ・アッコ・チビ・シノブも佐藤さんが小屋まで帰って来ないのですっかり待ちくたびれていました。柴犬の捕獲作業は警察から愛護センターに移るようですが、犬にとって安全で幸せな結果になることを願っています。何かあれば連絡をいただくようになっています。

佐藤さんはずっと警官と動きを共にしていたので、先を急ぐために対岸を北上し、カナオ(♂)の治療に向いました。