2014.07.29
去年、右後肢を切断されたまま捨てられたゲンの治療と薬の補充、そして約10km移動して首に大きな生傷を負っていたカナオの治療に向いました。
現場に到着したときにゲンはゲン専用の小屋とはかけ離れた場所の草むらに身を隠して警戒していました。「何かあったのか ?」と思いました。やはり、しつこくゲンをいさめるキジトラの猫が姿を見せていました。ケガを負わさんばかりにかなり激しくゲンだけを追うので、その度に癒えつつある切断された足の先が生傷になってしまいます。今日は患部を目視することはできませんでしたが、ゲンにとっては気の毒なことです。
おぃちゃんによるとこの猫は土手を越えて民家の方向から来ていることが分かりました。気の荒い猫でゲンをいじめるのでほとほと困っていますが「お腹を空かせているから来るのだろう」とタマと呼んでフードを与えています。
対岸に渡り、カナオ(日記~871)の治療に向いました。首の部分の生々しい大きな傷はかなり回復しています。傷口はすっかり乾いて
小さくなり、痒みと痛みも完全にとれたようでカナオは全く気にしなくなりました。念のためもう少しの間だけ投薬すれば完治するでしょう。
墨詩家かとうしこう様の書