2014.11.04
今年８月に拙著「多摩川猫物語」を見て衝撃を受け、この事実をなんとか自分なりの表現でアニメにして卒業制作にしたいとのことで女子高生が私を訪ねて来たことがあります。アニメの完成にはそれ相当の時間が必要とされ、まだまだ制作途上のようです。
今日はその作品の最後のシーンに私へのインタビューを挿入したいとの事で同級生のアシスタントを連れて多摩川に来てくれました。場所は彼女の希望で東京都調布市の河川敷で行い、その後は対岸に渡って彼女の希望でもあった猫だけの収録もできました。
彼女にとって大事な卒業制作とはいえ、当初からの熱心なとり組みには感心してしまいます。物創りはなにかと大変な作業ですが、順調に完成まで頑張ってもらいたいものです。
彼女と別れて私はゲン(♂)の所に行ってみました。一般の人が踏み込むことのない竹やぶの中にいます。名前を呼ぶと鳴声を聞かせて居場所を知らせてくれるようになりました。食欲があることが何より私たちを安心させてくれます。
フウカやクマもそれなりに元気そうでした。今日は５ヶ所を移動し、22匹の猫の様子を確認できました。