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タマ猫日記~915

2014.12.23

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寒い一日でしたが、風が強くなかったのでその分助かりました。巡回の途中で道を塞いでいたのはカトチャン5号でした。体中を枯葉だらけにして獣道を動かないので仕方なく自転車から降り、ついでに他の仲間の猫たちの様子もチェックすることにしました。
気温が下がっているので殆どの猫はどこかにもぐり込んでいて、確認できたのは15匹のうちの4匹でした。チャトランはいつもの煙たそうな顔をしていましたが、特に体調を崩している様子はありませんでした。おぃちゃんは小屋の中で眠っているようでした。

しばらく移動してトラキチの治療に向いました。お腹が空いているので気配を察するとすぐに出て来ます。食欲がある事は何より救われますが、気管支炎が辛そうです。河川敷は陽が落ちるとまるで冷蔵庫のような寒さに襲われるので、多摩川の冬を経験したことのない子猫にとってはかなり辛いものがあります。広い範囲ではトラキチのように厳しい寒さに苦しむ子猫が常に数多くいるのです。一匹一匹、遺棄した人の非情さと罪の重さを感じます。

対岸に渡り、さらに移動してバークレイ&フウカのおぃちゃんにも会いました。どこからともなくやって来ていた穏やかな性格のオス猫は今日も居ました。おぃちゃんは「もう、ウチの猫になったね」と「ハドソン」という名前を付けて見守っています。(ニューヨークのハドソン川からのようです)
おぃちゃんは深夜になると寒さで目か覚めて眠れなくなるので、暖をとるための薪を集めては適当な大きさに切り揃えていました。

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「追記」 ,,, 我が家で保護していたロシアンブルーの(仮名= アン)はウチのカミさんが多摩川を回った後に病院に搬送しました。治療入院となりました。