シロのおぃちゃん・他に支援物資を届けに向いました。身入りが厳しく猫のご飯を工面することを迷っていたようだったので良いタイミングでした。姿のなかった猫たちでしたが、届けたフードをすぐにおぃちゃんが開封するとどこからともなく次々と集まって来ました。いちばん穏やかな黒猫だけはおっとりとおぃちゃんのそばに寄り添っていますが、他の猫はそれぞれ相性の違いがあるようで、それとなくお互いを敬遠しながら食べています。周囲には同世代の方が少なく孤独になりがちなので、しばらく時間をとっていろいろと話を聞いてあげてから失礼をするのはいつもの事です。
しばらく移動して河口地点まで到達しました。ここにも複数匹の猫が点在しています。今日は普段見かけない何匹もの猫と出会いました。新たに捨てられてしまったのです。
途中、何ヶ所かに立ち寄って支援物資をお渡ししつつ約10km ほど移動してカラコ達の所にも給餌に寄りました。なんだか食に満たされている感じで拍子抜けしてしまいました。誰かが来てカラコ達に食べさせてくれたのでしょう。
上村僚太さん(13)の死を悼んで事件現場では献花・供養に訪れる方々が後を絶ちません。私が河口に向うときは必ず通る場所でもあります。
そばには味の素の工場があります。いつもは風にのって「味の素」をフライパンで焦がすような匂いが漂ってくるのですが、今日の河川敷は線香の匂いに包まれています。手を合わせてから対岸に渡りママチャリを走らせました。
川崎市中原区→幸区→川崎区→東京都大田区→世田谷区、約35km を移動しました。
ねこやしき Mail 2015.03.20(金) 10:32 修正
小西さん、たとえ怪我をしていても、少々体調が悪くても、おいちゃんたちと猫たちのことを気遣って、奥様と共にご自身を費やし、日々 多摩川に足を運んでくださり、本当にありがとうございます。
あらたに捨てられる猫たちが後を絶ちませんね…
今回のご報告では、カラコたちは満たされていたようですが、おなかをすかせて過ごす様子を毎日想像してたまらない気持になります。
そして、雨に濡れながら、強風にあおられながら、炎暑に焼かれながら…一年中多摩川を移動される小西さんご夫妻の姿に思いを馳せる時も、涙がにじむのです。
心から感謝します!