2015.04.04
土手の桜目当てに大勢の人が押し寄せていました。普段はのどかに見えるこの場所も人々の喧騒で湧きかえっています。数キロ続くこの土手だけでいったい何人の人間がいるのでしょう。
この場所にも約30匹の猫がいるのですが、どこかに身を隠しているのです。天気さえ良ければ夜桜見物を目的とする方もいるので猫たちが出て来れるのは深夜以降になります。
限られた時期の桜ともなれば平日でも人ごみでごった返しています。猫たちは完全に桜が散るまではほぼ食事は摂れません。
カラコ達の所に到着しました。相変わらずの状況でとても飢えていました。今日は誰かが開けたと思える空き缶が３個あり、それが猫用の缶詰だったは初めてのことでした。
数キロ移動してバークレイ&フウカの所にも立ち寄りました。バークレイは軽い皮膚病にかかっていましたが、早期発見、即治療。大事には至らないはずです。
おぃちゃんはとても社交的な方です。今日はアフリカのセネガルからの友達も含めて複数の方が集まっていました。イギリス人やフランス人、市街地の八百屋さん、スッポンの仲買人、いろいろな方がやって来ます。
さらに移動してたくさんの猫たちがいる竹やぶのある所で給餌と投薬を終えました。ここから200m ほど離れた場所とはいえ、やはり桜があります。人々の騒ぐ声に姿を見せてくれた猫は僅かでした。