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タマ猫日記~964

2015.05.29

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一瞬雨が降り止んだものの出かける頃にはまた降り始めました。徐々に雨は強くなり、びゅーびゅーと風も音を立てるまでになりました。こんな日にはカラコ達のところに行きたくなります。ただでさえ食うや食わずなのに天候の悪い日は誰もカラコの所には来てくれません。
いつものように給餌の準備の最中はカラコ以外はそわそわしてとても落ち着けるような状態ではありません。相変わらず子猫も警戒心が解けませんが、空腹ゆえにある程度そばまで来ては私の視線を凝視します。
一瞬、わざと視線をそらして素知らぬ態度をとるとその間にスプーンに噛りつきます。まるでスプーンに穴が開くのではないかと思うほどの力で歯を立ててきます。空腹に耐えきれずに必死なのです。そんな訳で悪天候の日はなるべくカラコ達の事を優先したいのです。
いつもなら、全員がお腹一杯に食べ終えると急にのんびりとしたひとときがやってくるのですが、今日は雨風がひどくなったためにクモの子を散らすように姿を消していきました。

移動していると日常的に顔見知りの方と偶然お会いすることがあります。子猫はもとより、何年間も家族として飼われていた成猫も所々に遺棄されているようです。昨今はそんな情報をよく耳にします・・・多摩川には食べるものも何もありません・・・一体なにを思って容易に家族を地獄に突き落とすのでしょうか・・・。

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一時期は私の右足の火傷についてご心配を頂きましたが、お蔭さまで4ヶ月半を経て完治しました。(小西 修)