気持ちの整理ができぬまま雑用・他に追われておりましたが、12月20日AM5:00頃にニコ(♂)が息を引取りました。ニコは2010年に生後3カ月位のときに60代の女性に見捨てられた猫でした。多摩川で発見した我が家のカミさんがしばらくの間は相棒のジッポ(♂)と共にお世話を続けていました。
やがて、そばで暮らしていたおっちゃんと同居し可愛がられることになりました。その後は長年に渡りおっちゃんとの二人三脚の生活が続き、その間もカミさんは猫のお世話の最後にはニコの所に欠かさず立ち寄っておやつを差し出していました。
川べりに集まって来る釣り人などにもニコとおっちゃんは人気者でしたが、2022年9月30日におっちゃんは急逝されたのです。その翌日の深夜にニコを保護したカミさんは病院で健康診断にかけた結果は腎臓の数値がかなり良くないとの事でした。
その後は療養食を利用しつつ、不定期に検査もしていました。11月になってから体調を崩し食欲をなくし、以来カミさんは自宅で点滴を続けたり、昼夜問わずの渾身的なケアと介助を続けていましたが、遂にニコは力尽きてしまいました。
ニコは2017年の台風時の増水で濁流に流されたことも含めて、何度かの奇跡をのり越えて生きてきた猫でもあります。ニコに関しては直接会ったことのある方、そうでない方も含めて多くの方々が関心をもって下さいました。波乱万丈でもありましたが、そのぶん多くの方々に愛された14年間の生涯でした。
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ニコの絵はどなたが描かれたのかお名前までは存じませんが、映画に登場したニコに魅せられた画家さんの油絵の作品だそうです。
Blue Mail 2024.12.23(月) 08:19 修正
ニコちゃん、亡くなったのですか。
大変残念です。しっかりした体格で、いつもりりしいニコちゃん。14歳は過酷な環境で頑張ってきて、その後の美智子さんの献身的な看護のお陰なのかと拝察いたします。でも、本当にとても残念です。
以前に、小西様のブログの中に、多摩川の対岸を元気よく走るニコが見えて…というような記述があり、多摩ねこさんたちの中でも象徴的な猫さんだと勝手に思っておりました。本当に心から、ご冥福をお祈りいたします。