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記事一覧

多摩ねこ日記~2323

2025.08.24

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ナミ(♀)のいる河川敷に向かいました。夏草がぐんと伸びていると同時にこの暑さで茶色に枯れた草も多く、植物にとっても厳しい猛暑が今年で3年続きです。
例によって草むらに身を潜めていたナミがスッと姿を見せてくれましたが、なんだか食に集中しない素振りで食器の周りを左右に行き来してよそよそしくも見えました。

やはり、この暑さで食欲が減退しているようです。明らかに夏痩せしていましたが、その他が要因で体調が悪いようでもありませんでした。少しだけ食べてまた草むらに消えてしまいました。

強い日差しを避けるようにほの暗い雑木林から出て来たのはクー(♀)でした。普段どおりそれなりに健康そうでした。今日はウェットフードに加え、湯通しの本マグロを美味しそうにペロリと平らげてくれました。
食べているときに若干顔を上げて周囲に目を配る素振りのクーでしたが、これは辺りにいるタヌキの存在を気にしているからでしょう。

我が家のカミさんも日々外猫のことで慌ただしい毎日を送っています。現場によってはそこを通りがかる人々によってはとても作業に気遣い、または困惑・迷惑する事案もあったりしつつも、その分は時間をかけてやり遂げているようです。
本日は衰弱した「ヨウ」という猫を病院にかけ、しばらくは治療入院が続く予定です。

多摩ねこ日記~2322

2025.08.22

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下流方面に足を伸ばして単独で暮らすトラ(♂)のいる所に行きました。日差しの強い毎日ですが、それでもトラのテリトリーには大きな木があるために日陰が確保されています。

河川敷の樹木に関しては2019年の大型台風をきっかけにそれ以降は大規模な範囲で伐採されてしまい今となっては野鳥などにとっても大変に貴重なモノとなっています。

トラは高齢なこともあって無駄な動きをすることもなくよく眠ります。今日も小エビを目当てにやって来る釣り人のおっちゃん達に見守られてもの静かに過ごしていました。大柄でとても穏やかなトラはおっちゃん達にとって心の癒しになっているようです。

約3kmほど歩いてムギ(♂)が暮らす河原に移動しました。こちらでも河川敷では珍しく大きな日陰のある場所で少しでも暑さを凌ぐには恵まれていると言えるでしょう。
食事も一日のうちでほぼ決まった時間に摂っていて生活のリズムが保たれているからかそれなりに健康そうで安心しました。

釜ねこ便り - 3

2025.08.17

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クロ(♂)は必ず朝夕2回、ドヤを改装したアパートの管理人のおっちゃんが待つ玄関にご飯を食べに通って来ます。そこでひと休みしてからまた塀の向こうの民家の方に帰って行きます。おっちゃんは「猫はもういい歳だからここで飼ってあげようか」と言います。

クロチビ(♂)は一日置きの夕方7時頃にとある広場にご飯を食べにやって来ます。いったんそこに来ると2時間くらいその場で過ごし、他の猫が来るといつもどこかに消えてしまいます。

チャコ(♀)は今年2月にどこからか迷い込んで来たと思える猫です。短期間で人懐っこくなって今ではお世話に通うおっちゃんが来るいつもの場所でじっと待ち構えています。

とある商店街のそばにいるピースケ(♂)は人馴れし過ぎて去年は何者かにヒゲを切り取られてしまうといった案件がありました。幸いにも命には別状なく現場では皆さんに可愛がられています。
細やかながら、フード他の足しにとカンパをお渡したら喜んで下さいました。

釜ねこ便り - 2

2025.08.15

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今回の主な目的は「第54回釜ヶ崎夏祭り」の一環として催された慰霊祭の様子を撮影取材することでした。12日の前夜祭から広場の一角には慰霊のためのスペースが設けられていましたが、いよいよ15日は慰霊祭ということで、地元の関係者の方はもとより、遠方からの方までの多く方々が祈りを捧げていました。
去年の夏から今年の夏までの間に亡くなられた日雇い労働者、もしくは元日雇い労働者の方が220名+α。一人一人のお名前が読み上げられていました。

深夜になってからは久しぶりにコチビ(♂)と会えました。茶トラの猫ですが、コチビを含めての4兄弟(♂)が同じエリアで暮らしています。そして4兄弟ともかなりの大柄で私は外猫でここまで大柄な猫を見たことがありません。

ブルー(♂)&クロミケ(♀)とはほぼ一年ぶりの再会でした。以前はそれとなく他の猫と少し距離を置いて暮らしていたのですが、周囲の猫との相性が悪くなり、離れた場所に移動していたことから長く目にすることはありませんでした。
ブルーは純白の長毛でクロミケは三毛ですが2匹は兄弟でとても仲が良くいつもお互いを気にして連れ立っています。お世話をされている方は深夜0時近くまでいろいろと猫に関する作業をされています。

釜ねこ便り - 1

2025.08.13

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頃合いを見計らって釜ヶ崎に通って早一年半が過ぎました。
この地で飼い主に見放され遺棄されてしまった猫に対して自らの人生を賭けて寡黙に辛抱強くお世話を続けている方を取材対象としています。

一見地味であっても、心血を注いでコツコツと日々休むことなく体を張って続けている謙虚で常識的な方との出会いを期待しています。

この街は日本で最初に街頭に監視カメラが設置された町でもあり、街中の公共施設・商店・民家のいたる所にある何台もの監視カメラが稼働しています。今も昔も監視カメラなのか、防犯カメラなのかプライバシーの侵害ではないのかいった論議もあります。

猫の餌やりにしても、そこらじゅうに張り紙があり「監視カメラ→即通報」といった図式も存在し、例外を除けば昼間の活動はあまり目にすることはありません。

お知らせ

2025.08.12

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私的撮影取材で釜ヶ崎に滞在のため、

数日間のみブログの更新をお休みいたします。

多摩ねこ日記~2321

2025.08.09

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ぺケ&ハコ&モアの所に行きました。若くて体格のいいモア(♀)は変わらず元気で過ごしていました。活力も甘えもあって構って欲しいばかりに足元に擦り寄ってきます。
モアについては健康面に関してもなんら心配はなく、以前は市街地と多摩川を行き来していたものの、今となっては完全に縄張りを河川敷に決めたようです。
設置してある監視カメラ映像では夜間にテリトリーに侵入してきたアライグマを圧倒して追い払うという気丈ぶり。

ハコ(♀)は昨年11月に腎不全や歯槽膿漏・他の治療入院からは定期的な検査が続いていましたが、そのお陰で回復に至って元気です。今現在は日々のお世話をされている方のご自宅で過ごしていて、ときどき多摩川まで連れて来られることもあるようです。

少し気がかりなのはハコと共に今はご自宅暮らしのぺケ(♀)。持病の軽度のてんかんの症状はまれに見受けられるようですが、最近では食が細く排便が容易ではないようで、ご自宅での様子見が続いているとのことでした。

いったん帰宅してから出直しておっちゃん達の支援回りに自転車を走らせました。乾麺類を中心に中華スープ・餅・パックご飯などをお配りしながら河川敷を巡回しました。

多摩ねこ日記~2320

2025.08.07

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トラ(♂)&チビ(♀)&ポン(♂)も暑さ厳しいなかそれぞれ元気に過ごしています。多摩川では珍しく木々が密集していて広めの日陰があることもこの時期は助かります。

おっちゃんは例によって笹の葉を利用した猫じゃらしで充分に運動させた後には午後のおやつの時間です。食事が済むと猫は眠くなってどこかに移動してしまうので、間髪置かずにスチームの出る2本のブラシを使って入念なグルーミングの時間が続きます。
スチームのせいでひんやりするのか、3匹はとても気持ちが良さそうに大人しくしています。

おっちゃんはこうして欠かすことなく午後の日課をこなします。毛艶がピカピカになった3匹はしばらくはその場で休みますが、そのうちにお気に入りの寝場所に散らばってしまいます。
猫フードなどを差し入れし、周辺にいる猫の情報などをお聞きして河川敷を後にしました。

多摩ねこ日記~2319

2025.08.05

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河川敷で暮らす方に猫用フードをお届けした後に徒歩でしばらく川下りをしてパンダ(♀)のいる所に立ち寄ってみました。もう、とっくに給餌は終わっている時間帯でしたが、日陰の少ない河原はうだるような熱風の吹く暑さでした。

パンダはお腹が満たされているのか、心なしか清々しささえ感じるような落ち着いた表情に映りました。しっかりと食べてとても眠そうに見えたので少ししてから現場から離れました。

電車を乗り継いでガツコ(♀)が暮らす雑木林に向かいました。日陰を利用して静かな時間を過ごしているガツコには最近になってまた一人ガツコを可愛がってくれるファンの方が増えたそうです。
一切の選好みをしない猫なので、今日は普段は余り口にしないと思えるスープを飲んでくれました。

多摩ねこ日記~2318

2025.08.03

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中流域のナナ(♀)達のいる所を訪れました。複数の方がそのときどきでお世話をされていますが、なかにはかなり遠方から自転車で来られる方もいらっしゃいます。

肌を注すような強い日差しのもとでしたが、川べりの餌場にはいつものオス猫が元気そうな姿を見せてくれました。お世話をされる方によっては呼び名は異なるようで、またどの猫に対しても特に名前を付けない方もおられます。
時間帯によって給餌の方が変わるので、猫からしてみればそれぞれの時間帯にやって来る方の姿が待ち遠しいことでしょう。

周辺を移動の途中でナナが草むらから慌てたように出て来ました。お腹が空いていたのでしょう。たくさん食べて免疫力を保って病気にならないよう願っています。今日はウェットフード2缶をペロリと平らげてから日陰のある物陰に帰って行きました。

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