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記事一覧

多摩ねこ日記 ~2462

2026.09.28

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ひとしきり巡回した後にムギ(♂)のいる所に立ち寄りました。ムギは草むらの奥で少しの間は私の様子を伺っていましたが、急に思い出したように鳴きながら一直線に私のほうに小走りで向って来ました。夕食はこれからといった時間帯で、いつもは落ち着ける狭い物陰で過ごすのが好きな猫です。

今日は雑多な物が置かれているおぃちゃんのテントのそばをまるで見守るかのように周回しながらゆったりと流れる時間の中に身を置いていました。おぃちゃんにはムギ用のおやつをお渡ししました。

河川敷を離れて間もなくの頃、とあるちょっとした広場にいつものオス猫が待機していました。日没近くになり、人通りが少なくなると土手を越えておぃちゃんの所にご飯を食べに通って来ます。
とても穏やかな猫ですが、初対面の人間に対しては警戒心を尖らせます。

多摩ねこ日記 ~2461

2026.09.25

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お届け物もあってトラ(♂)・チビ(♀)・ポン(♂)のおぃちゃんを訪ねました。3匹は変わりなく過ごしていました。蒸し暑い河川敷でしたが、この場所は大木があることから大きな日陰があって夏の時期は快適です。また、真夏の強い西日も遮られます。しかし、良いことばかりでもなく、大きな日陰があるということは蚊の大群もいるという事です。

昨今のおぃちゃんは猫用のフードの高騰が続き、同じ銘柄でも数ヶ月ごとに値上がりしたり、またはいつの間にか分量が少なくなったりしていることについて大いに愚痴をこぼしていました。

先日の台風25号の関東接近時にはトラとチビを一時的に知人宅に保護してもらい、おぃちゃんとポンは市街地の安全な所に避難していたのだそうです。結果的には付近での河川の氾濫はありませんでしたが、早めに避難することは懸命です。河川の氾濫の本当の怖さを知っているおぃちゃんだけに私は流石だと思いました。
普段は忘れているようでも、これまで数えきれないほどの数の猫が濁流にのまれ、そして人間も含めて行方不明になったままですから。台風26号また南関東方向に来ているようですね。

多摩ねこ日記 ~2460

2026.09.20

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台風25号を前に現時点で避難をされているホームレスの方は少ないと思えます。しかし、とある地域で猫と暮らすおぃちゃんはすでに昨日から猫と共に市街地に避難しているとの連絡が入りました。万一、増水したときには私が心配すると思っての連絡だったのでしょう。

マークン(♂)・ナミ(♀)のいる河川敷に行きました。強い雨が絶え間なく降り続いていることから、どちらの猫とも給餌の時間には会う事は叶わずじまいで雨は増々強くなってきました。

今日は先月から多摩川の猫の研究のために何度か河川敷を訪問して取材していた小学生の Tさんが学校での発表会を無事に済ませ、その報告にと来て下さいました。
研究の経過や結果などを冊子にまとめたものを頂戴しましたが、それは思いのほか中身の濃い立派な内容でとても感心しました。

多摩ねこ日記 ~2459

2026.09.18

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レオ(♂)のいる土手に立ち寄りました。おっとりと静かに大人しく過ごしていました。そう遠くまで行くわけでもなく、そばに居るおぃちゃんの周りを取り巻くように少しずつ移動してはまたひと休みといった具合に多摩川の空気の流れに身をゆだねているように見えます。

レオのそばではチー(♀)が夕食までの時間を気ままに過ごしています。暑くもなく心地よい川風に吹かれて眠そうでもありました。2匹はよく食べて排便も健康的との事。変わりなく平穏に暮らしていました。今日は他のおぃちゃん達にも猫用のおやつを差し上げて河川敷を後にしました。
土手のそばにはザクロの木が実をつけています。

お知らせ

2026.09.15

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多摩ねこ日記 ~2458

2026.09.14

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巡回の途中、チャタロウ(♂)達のいる河川敷にも立ち寄りました。今回初めて私との距離が約5m になったところでチャタロウは私から目を離さないまま距離をとって強い警戒心を見せたのです。

こうした事は多摩川のどの猫についてもときどきあることです。いつもはそばにいるおぃちゃんが留守のときに誰かかやって来たり、通りがかった際に故意に猫に対して何らかの恐怖を覚えさせるような行為をしたときにこうした事が一時的に起こります。おそらく、おぃちゃんが席を外した本日の直近にそれがあったのでしょう。

その後のチャタロウは草陰に潜んでじっと動かずにいましたが、そのうちに少し落ち着いたようで、そばにあるお気に入りの構造物の裏で休んでいました。
草が長く伸びているのでなかなかその姿が見えませんでしたが、しばらくしてシロッパチが元気そうな姿を見せてくれました。ここでの2匹は強い空腹を覚えることなく、一日のうちでまんべんなく食べることができるのが幸いです。おぃちゃんには猫用のおやつをお渡しして多摩川を後にしました。

釜ねこ便り - 18

2026.09.11

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老猫ゴインキョ(♂)のいる所を訪ねました。その場に着くと前回よりは逞しく映るその姿が見えました。ゴインキョは昨年暮れ頃にどこかからこの場所に移って来たと思える猫で、気の毒ほどに痩せこけていました。きっと、それまであった食べる物が摂れなくなったと推測できます。
しかし、この地に着いてからはそれこそ深い愛情で対応している方のお陰で骨と皮だった体が約3割ほど大きくなっていました。

しばらく移動して今回2度目のコトラ(♂)にも会えました。コトラとの初対面は2024年9月でしたが、相変わらずの存在感です。私は外猫でこれほどの体格の猫を見たことがありません。今回、先に記したターヤ(♂)の兄弟で13.8kgの立派な体です。
コトラ(茶トラ)の兄弟はゲンタロウ(♂・白茶)・ターヤ(♂・茶白)・コチビ(♂・茶トラ)の4兄弟ですが、いずれも11kg越えです。

そして、コトラに関しては2つの特徴があります。コトラは一般的な大柄なオス猫の約1.5倍の身長があり、体に触るとぷよぷよの脂肪ではなく、筋肉の塊のようなとても締まった体質です。
加えて、この場所に集まる数匹の中では最も運動量の多い猫でもあります。さらに、昼間の明るい時間帯などには突出して輝くような毛色の艶があります。これには驚きです。

釜ねこ便り - 17

2026.09.10

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いつも猫に接する態度が優しいおっちゃんの所に行きました。2年前の雨の降る夜に濡れながらかすれた声でビーッ、ビーッと鳴いている幼い猫を救いました。
以来、この黒猫(♀)はおっちゃんの所に居着いて今日に至ります。今日訪れたとき、おっちゃんは留守だったので猫は寂しい思いをして小屋の前で待っていたのでしょう。人恋しそうに私のほうに寄ってきました。

しばらく移動してギンコ(♀)のいる空き地に行ってみました。日々の生活の合間にはここに来てギンコにブラッシングなどをして触れ合って行く方も見えていました。同じように猫を愛おしい気持ちで見守っている常連の方々もそれぞれが都合の良い時間帯に集まってきます。

2年ほど前はこの場所にいた猫のひげが何者かによってハサミのようなもので切られるといったことがありましたが、以降は猫に関しての虐めのような案件は起こっていないようです。
それは、やはり日頃からここに集まって来る方達の人目があるからに違いありません。

釜ねこ便り - 16

2026.09.09

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遺棄されていた猫をこよなく可愛がって家猫としている方のご自宅にお邪魔させて頂きました。ジュネは奈良で棄てられていた手のひらに乗るくらいの小さな猫だったそうですが、今では15歳になり毎日を平穏に過ごしています。
部屋の傍らにあるジュネ専用のお気に入りのスペースで水を飲むことがジュネにとってはとても落ち着けるようです。少し薄暗くなっているのが良い具合なのでしょう。

ジュネが暮らしているマンションの階段を登ってやって来るのはシャチョウ・他の猫。管理人さんも外猫にはとても優しい方です。

撮影はジュネの昼寝の時間と被ったりしたため、結果的に3度もお邪魔してしまいましたが、飼い主さんのお人柄に助けられた感じもします。

釜ねこ便り - 15

2026.09.07

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タヌキ(♂)と名の付くシャム系の大型猫と会うのは今回で2回目です。夜の遅い時間になるとよほどの事がない限り姿を見せるようです。タヌキは約7ヶ月くらい前に背中にかなりの大ケガを負ったことのある猫です。お世話をされている方によると、目撃した訳でないけど車にはねられたようだと言います。

タヌキは容易に触ることのできない猫。どこか他の場所から今の場所に移動して来たようだが、背中の大きな傷は月日を重ねるごとに回復し幸いなことにとうとう自然治癒に至り、体毛も生えています。

傷口に細菌が影響しなかったことと、この場所で欠かさず毎日食べていたことが良かったようです。街路灯に照らされた深夜のしかもモノクロの写真ですが、それでも背中の部分の毛の生え方に不自然さがあるかと思います。この部分が大きな患部だったのです。

釜ヶ崎を訪れる度に必ず会うことができているターヤ(♂)も元気に過ごしています。穏やかな性格ではありますが、よく観察しているとそれでもそれなりに人間の個体差をちゃんと見分けていて身を守っていることが分かります。
ターヤはオスばかりの4兄弟のうちの1匹。4匹はすべて巨大猫です。

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