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記事一覧

多摩ねこ日記~1973

2023.01.22

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馴染みの人の気配を察するとすっといつの間にか人間の足元に佇んでいるシャトン(♂)。何回かに分けて食べ終えるとまた気が付けば姿が消えているという不思議な猫。
これからの厳しい寒さを前に仲間の猫も徐々にシェルターに移動されているが、シャトンももうすぐ多摩川を離れて温かい場所で過ごせるようになることでしょう。

数Km 移動してガツコ(♀)の所へ。選好みをしないで11月頃からしっかりと食べて充分とも言えるほどの脂肪を体に付けたガツコはある意味安心できます。
それだけに野外での寒さは厳しいものがあるという事。時々この場所に黒い猫が姿を見せるそうだが私はまだ出会ってはいない。

多摩ねこ日記~1971

2023.01.16

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タゴのおぃちゃんに衣類・猫フード・他をお届けに行きました。今日はとりわけ冷たい雨が降っています。猫たちはおぃちゃんの小屋の中の奥の方に潜り込んだままのようで、なかなかすぐには姿を見せませんでした。

しばらくして去年まで仲の良かったトラコ(♀)を亡くしたシロ(♀)が出て来ました。おぃちゃんは「トラコがいなくなってからはシロは元気がなくなっちゃったよ」と言います。

そのうちにおぃちゃんは特に絆の強いチビ(♂)を抱いて姿を見せてくれました。チビはベッタリの猫なので、いつもおぃちゃんの寝床のど真ん中を占領して休みます。
そんな事なので、おぃちゃんは遠慮して寝返りを打てないので、目覚めたときに体が痛いのだと言います。
夕方、暗くなってからやって来る猫もいますが、シロもチビもやはりこの時期はたっぷりと脂肪を付けて寒さに耐えています。

多摩ねこ日記~1969

2023.01.11

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中流域に生きるホニョ(♀)も変わりなく過ごしています。餌場には毎日姿を見せるも、河川敷のいったいどこで寝起きしているのかは誰も知りません。とはいえ、朝と午後に加えて夕方もご飯を貰えるので体にしっかり脂肪を蓄えています。
顔見知りの人に対しては懐っこく大人しい猫ですが、過度にしつこく触っていると爪を立てられます。

昨年からここでは見知らぬ猫がやって来るようになった、という事でその猫の情報をなるべく詳しくお聞きしようと話をしているうちに、その猫が姿を見せました。
勿論、私も初見の猫ですが、棄てられてどこかから流れて(移動)来たのかその素性は全く不明です。
まめに餌場に現れているようなので、そのうちに名前を付けられて呼ばれるようになるのではと思っています。

多摩ねこ日記~1968

2023.01.09

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自転車でチャトン(♂)他が暮らす場所に行きました。チャトンは食事を少し済ませると同じテリトリーに少々そりの合わない猫がいることから、ときどき慌てたように土手を下って草むらの中に移動することがあります。今日がそうでした。
しかし、限られた時間内でもチャトンがしっかりと食べることができるように好物のフードの内容を変えたものを次々と差し出して休まず食べれるように工夫しています。そんな訳である程度の短時間でもそれなりにしっかりお腹に入っているのです。

ムギ(♀)も変わらず元気です。都内の気温が14℃と比較的に暖かく感じる日中でしたが、日没間近になるとさすがに身を切るように冷え込むのが河川敷の特徴です。
高齢のムギも冷たい北風には思わず目を細めて身を固めてしまいます。

多摩ねこ日記~1967

2023.01.04

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久々にナミ(♀)、他がいる所に向かいました。河原ならではの寒さのためか人出が少なくて、ナミは私たちが現地に着く前から原っぱに姿を見せていました。ご飯が待ち遠しかったのかも知れませんが。

少し前の時間に先に給餌に来た方がいたのこともあって小食ではありましたが、いつもの事でもあります。全く人目に付かない藪の中のハウスの使い捨てカイロも交換してもらっています。
早朝5時頃の最も冷える時間帯の給餌のときにはじっとハウスの中に入っているそうです。安心できます。

もう10歳を超えたのでしょうか !? クー(♀)も変わらずそれなりに元気です。こうして、いつも平穏であれば良いのですが、河川敷ではいつどこで何が起こるか分からないので、ひたすら巡回を続けています。
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★ 12月~年始にかけて多摩川の猫たちのためにフードをご支援して頂いた方においては心より感謝を申し上げます。しかし昨今では私事で大変に失礼ながら昼夜問わず内外の猫の世話に追われていて、なかなか個人的にお礼を申し上げる時間がとれません事をご理解頂ければ幸いです。

多摩ねこ日記~1966

2023.01.03

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ケンタ(♂)、他がいる所を通りがかりました。数年前までは辺りの猫を蹴散らすほどの血気盛んだったケンタも今は猫にも人にも好かれる穏やかな猫としてゆっくりと日々を過ごしています。

とはいえ、河川敷のこの時期の寒さは格別です。今日は強い西風が吹いていましたが、そのうちに冷たい北風へと変わり、思わずケンタも目を細めて歩を止めてしまいました。
そんな事もあって、もうしばらくすれば本格的な寒さを前にシェルターに保護される予定となっていると聞いています。

10歳をとうに超えているはずのムギ(♀)も物静かに平穏に過ごしています。関係者の方もフードをそれぞれの猫に合わせた療養食などを飽きさせないように工夫しつつ、ときには少しずつ内容量に変化をつけて食べ分けさせていらっしゃいます。
ムギもそのうちに保護されて温かくこの冬が過ごせるのではないでしょうか。

多摩ねこ日記~1965

2023.01.02

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河川敷の林の中を移動中に初見の猫と遭遇。ある程度の高齢の猫のようでしたが、初遭遇の私の姿を見てそろりとゆっくりとした動作で場所を移動してしまいました。
面識のない人間の姿に驚いたのでしょうが、その動きから本来は穏やかな性格の猫なのだろうと感じました。
私とは面識のないおぃちゃんが可愛がっていることだけは確かですが、留守のようだったので次回また訪れることにして次に移動しました。

今日もフク(♀)はいつものように食べた後はしばらくの間は西日を浴びてほのかな温もりを楽しみます。そうして一時間余りの時間をこの場所で過ごします。
しかし、後から今一つ相性の合わないナキ(♀)がやって来たもので、距離を置いて離れた場所に移動してしまいました。絶え間なくよく鳴くナキは随分とお腹を空かせていたようで、かなりの量を平らげた後も鳴きながら河川敷の草むらに姿を消しました。

上流域は冷たい風も相まって関東南部の気温より約3℃ほど下がります。どの猫もしっかり食べてこの寒さに耐えて欲しいものです。

多摩ねこ日記~1964

2023.01.01

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河川敷を移動中にまだ給餌の時間帯でもないのに大きな鳴き声で居場所をアピールしていたパンダ(♀)。
雨の降る日や、寒さ厳しい日の猫はそれだけで体力を消耗してしまうのでパンダも思わず空腹に耐えかねて鳴いたのでしょう。ウェットフードを食べてくれました。

しばらく移動してチャトラ(♂)に会いに行きました。チャトラについては私が現地を訪ねる時間帯とチャトラが姿を見せる時間帯にずれがあるために私にとっては滅多に会えない猫なのです。
元気でいるとは聞いていても、今日のように実際に会えたのは、もう2年ぶりくらいになると思います。

チャトラは市街地から多摩川にやって来る猫です。日没間近の人通りが少なくなるタイミングを見計らってから土手を越えて来ます。
そうして、おぃちゃんの所でご飯を貰うと朝まで小屋の中で一泊して過ごします。
そして、朝のご飯を食べ終わるとまた市街地に帰って行きます。市街地では公園などの植込みの中などに潜んでいるようです。とても大柄なオス猫です。

多摩ねこ日記~1963

2022.12.31

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電車と徒歩でフーサバ(♂)達がいる所に行きました。ゆっくりと落ち着き払って姿を見せたフーサバはいつも通りに食べ終えた後で遠く河川敷の彼方の草むらに姿を消しました。
しばらくしてその方向からフーサバとは別の猫の鳴き声が聞こえてきたのです。姿は見えなくても、それがチャトラ(♂)だということが分かりました。この2匹は若干相性が合わない猫なので、フーサバがチャトラを追い払おうとして後を追ったようです。
ただ、激しい争いにまでは発展しないのでそう心配はしていません。

河川敷の本格的な寒さは年が明けてからです。そんな訳でおぃちゃん達には防寒着やお弁当を準備しました。
また、ご支援を頂いた品物ですが温かい上下の下着なども合わせてお配りして回りました。

作業を終えて、ニコのおぃちゃんがいた小屋の前で手を合わせました。急死されて丁度3ヶ月になります。今でもおぃちゃんを慕っていた方々が訪れるようで、線香やロウソクなどが置いてありました。

多摩ねこ日記~1962

2022.12.27

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忘れた頃に嫌がらせがときどき起きていたぺケ&ハコの所にその後の様子はどうなのかと約一ヶ月ぶりに行ってみました。やはり、犯人はときどきやって来ては、猫の寝床や食器などを破壊したり、どこか見えない深い草むらに投げ込んだりしているようです。

また、荒天のときの雨除けに使用している傘も壊されたりしているそうです。特に猫ハウスが壊され、潰されると少なくともその日の夜ははぺケ達は完全に寒空の下で過ごさなければなりません。
夏のように草が茂っていればまだ風などをしのぐ場所もあるというものですが、この時期は枯草の原っぱになっているので、冷たい雨を凌ぐこともこの場所ではできません。

勿論、関係者の方は大変に憤りを感じて困っておられますが、その確かな証拠を一つ一つ残していくには現実にはなかなか難しい問題でもあります。以前は防犯カメラを設置したこともありますが、今は草木が枯れて辺りは丸見えなのでそれも不可能です。

唯一、猫には危害を加えていないという事で、関係者さんは物なら壊されればまた作ればいいか、と考えておられるようです。

今日はぺケもハコも貴重な西日を浴びてほのかな温もりを体に覚えさせていました。短時間の西日が沈む頃には河川敷は急速に冷えていきます。ハナグロ(♀)も後で姿を見せ、まずは大好物のミルクを飲んでいました。

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