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フーは幸せになって生きています~皆様ありがとうございます

2016.11.14

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 フーはあるホームレスによって2014年12月に河川敷に連れて来られた猫です。当時、毛はボロボロ、病気でガリガリに瘦せて口のヨダレ、涙目や鼻炎も酷い状態、いつ死んでもおかしくないくらい衰弱してました。

 このホームレスの男は5年程前に河川敷に突然来て暮らし始めたアル中で、猫の飼い方も分からないのに自分の暇つぶしのために無責任にも猫をどこからか持ってきて乱暴に扱い、エサも与えず、自分が外出する時は隣に住むKrさん(この人は猫を大切に飼ってる優しいホームレスさん)に強引に預けて世話をさせ、そして夕方小屋に戻って来るやいなや猫を引き取るのです。

 フーはこの男が怖くて逃げようとするのですが、嫌がるフーを無理やり自分の小屋に連れ帰り閉じ込め、猛暑の夏も物凄く暑い小屋から一歩も出れない状態にし、水もエサも与えられず虐待されてました。フーのヒゲをハサミで切ったり、長い毛もハサミで乱暴にズタズタに切られ、傷ついた皮膚が痛々しく可哀想でした。暑い小屋に毎日8時間以上閉じ込められっぱなしのフーはいつ熱中症になって倒れておかしくない状況でした。
 傷ついたフーの体にアルコール消毒などと言って酒をぶっかけたり、自分のやりたい放題・・フーが耐え続けた一年半の出来事を思い浮かべるだけで私もトラウマ状態で精神的に鬱になり吐き気を催します。小屋の中に飲み水だけでも置いてくれるように頼んでも、どんなに優しく言って説明しても人の意見やアドバイスをまったく受け入れない聞く耳を持たない頑固者でした。猫が苦しがってる状態を理解してくれないのです。俺の猫だと言い張り、何を言っても無駄でした。

 フーを手放してくれれば保護できるチャンスがあるのですが無理でした。どんなに毎日辛い目に遭ってるかと思うと、
助けてあげたくても助けてあげれない歯がゆさで悩み苦しみ・・考えると寝れない日が何度もありました。
それでも、苦しんでるフーに今少しでもしてあげれる事を考え、生きるために男が留守中に行ってフーに薬や治療しながらお腹いっぱい食べさせました。
目の前にいるフーをこの場所から救ってあげれない・・会う度に胸が苦しくなりました。
 男がいない時間帯はKrさんがフーを見守ってお世話してくれて、フーが可哀想なので私の力を借りて病気を治したいと言って下さり、そのための協力をしてくれました。フーのために私はフード支援をして薬の仕方も全部説明してKrさんは毎日必死に投薬してくれました。(男には内緒で)二人だけで協力しながら頑張ったお蔭でフーは徐々に体調が良くなり、よく食べるようになり、浮き出てた骨も肉がついて太ってきて元気になりました。
フーはKrさんのお世話で水を飲めたりフードもしっかり食べれるのです。可愛がってくれて一日の中でほんの一時の安らぎを過ごせるのです。
 フーはKrさんが大好きですっかり懐いてました。
いっその事、Krさんが飼い主になってくれたらどんなに良いかと思いました。飼い主の男は名前も付けてません。「フー」という名前を付けたのはKrさんで、Krさんと私の間だけで「フー」と呼んでいました。
 去年の秋、男はフーを見放しそうになった時があって、代わりにKrさんが飼う事を引き受けたので、やっと助けれるチャンスが来たと保護しようと思った矢先、次の日に気が変わった男は自分の猫だと言いました。コロコロ言う事が変わるし、アル中なので自分が何を言ったかも覚えてない人でした。
 Krさんも男の性格をよく知ってて、毎回男の言動に振り回されて疲れて辛そうでした。アル中で危険な男なので、Krさんの身に何かあってはいけないので、こちらも無理な事はできません。
フーをなんとか助けたくても叶わない・・・フーに「ごめんね・・いつか必ず助けれる時が来るまで待っててね、それまで頑張って生きてね」いつも心で謝りました。ここで死なせたくない・・私とKrさんはいつもフーを気にかけ心配しました。

 しかし、フーは飼い主である男に振り回され相当なストレスを抱え長い間我慢して耐え続けて生きてました。助けるチャンスがなく諦めかけそうになる時もありました。
 悪い人間に捨てられ、さらにまた悪い人間に出会ってしまい、苦しい連続の運命の中で尊い命が犠牲になる・・・猫は飼い主を選べません・・・本当に残酷です。
いつかこの猫を助けたいと思い続けて・・それが叶ったのがなんという事かハエウジ症で衰弱して死にかけてる時だったのです・・辛くてフーの姿を見て涙が止まりませんでした。

 でも助けたい、ここから救い出せるのは今しかない・・もし1%の助かる望みでもあるなら病院に連れて行く!!それが私にできるフーへの最後の約束だから・・助けると言った約束を守りたい、
Krさんにもフーは助からないかもしれないけど病院に連れて行きますと言って承諾を得ました。
 男には「フーはウジに蝕まれて死ぬから病院に頼みます」とKrさんから伝えてもらいました。その後、男にフーは病院で亡くなったと伝えました。
フーはやっと男から解放され、
そして死なずに、奇跡的に助かりました。
フーは過酷な運命に負けずに頑張って生き抜いたのです。
尊い命を救って奇跡を授けて頂いた事に感謝しています。


そして、9月27日、フーは優しい飼い主様に家族として温かく迎え入れられ、今現在穏やかに幸せな日々を送っています。
 K様は多摩猫達をいつも温かく見守ってご支援して下さってる方です。
 2011年9月、河川敷で酷い事故に遭って腕を骨折し草叢の中でグッタリ横たわって意識が朦朧として動けなくなってた猫(グレコ♀)を私が助けて保護し、専門の病院に搬送し、手術は無事成功、術後も順調な治療で元の元気な体に戻りました。そのグレコを2012年3月に貰っていただいたのがK様です。
(2013年多摩猫カレンダー7月に掲載されてる猫)
 グレコを貰って下さった時もK様の猫に対する深い愛情や思いやりが伝わって、お気持ちの優しさに嬉しさでいっぱいになりましたが、今回またフーを貰っていただける事となりまして、
フーも幸せになれるなんて・・そう思うだけで、
心から感謝と嬉しさで涙がこみ上げました。

 Kさん、助けていただいて本当にありがとうございます。

 フーをご自宅までお届けした際にグレコと4年半ぶりに再会できるなんてワクワクして心が躍りました。
すっかり凛々しい猫になったグレコ、まるで
別猫の様に立派な姿で、活き活きした表情のグレコを見れて
私も本当に幸せでした。
グレコはとても活発で高い場所が好きでジャンプしたり、走り回ったり、そんなグレコのために部屋の天井近くにまで猫が上がれる棚やキャットウォークなど工夫して作って頂いて、グレコは本当に幸せです!! 骨折した猫とは到底思えない元気いっぱいで安心しました。元気になったフーも高齢のわりに活発でオモチャでもよく遊びますので、きっとグレコとも仲良くなれると思います。

K様のご家族はご主人様も娘さんも皆さん猫が大好きです。
 
 フーの性格はもともと穏やかで人懐こいので、
優しいご家族の愛情を受けてフーはとても幸せに満足してると思います。

フーは何度も辛い治療や手術など本当に頑張ってくれましたので、
体にかなりの負担がかかったと思います。
どうぞ、しばらくは心と体をゆっくり静養してもらいたいです。

 Krさんにはフーが貰われた事をお伝えしまして、
心からお礼を言って喜んでくださってます。

 フーに関しては長い報告をしてしまいましたが、
フーが過酷な苦労を背負って生きてきた様を少しでも皆様に
知って頂ければと思い、時間をかけて書きました。
河川敷で暮らす猫達にはそれぞれ様々な辛い物語があります。
猫はどんなに辛い思いをしていても、何も語りませんが、
どんな目に遭っても
猫達は命ある限り精一杯生きています。
そんな猫達の事を温かい思いやりの目で見守って頂けたらと思います。

皆様、本当にありがとうございます。
いつも感謝の気持ちでいっぱいです。


小西美智子

ハエウジ症の猫~フーのご報告 ②

2016.11.07

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 8/12にフーの報告をして以来のブログ報告になり大変申し訳ありません。

 猛暑の8月でしたが異常気象続きで雨の日が多く、台風は何度も来て不安な中、8/22台風9号によって大変な浸水被害が出てしまい、猫の無事確認をしながら猫達のお世話、支援回りに追われてましたが、台風の際にケガをした人、後片付でヘドロにまみれた重いものを抱えた際にギックリ腰になって動けなくなってしまった人、食べることもままならず空腹と疲労で倒れこんだ人、体調崩して小屋の中で動けなくなってる人を救うため救急車を呼んだり、入院した人、施設に入る人など色々と大変な事が起きていました。休みなく毎日支援回りで食べ物や飲み物、支援金をお渡しして見守りとお世話が続いてました。

 それから、今救わないと助からない猫達3匹を保護して入院、そして退院してからも治療の通院が続いてます、自宅には9匹、ほとんど病気猫が多く、限界を超えた状況の中で私一人で病院通いとお世話をしております。
そんな中、高齢で闘病中のチー坊も10月初めに体調崩し何も食べてくれなくなり入院、今は少し持ち直して退院して自宅で点滴や薬投与を続けて流動食も与えながら看病しております。

 また、断尾手術をして長い入院生活をしていた猫ライチャは10/29退院しましたが、色んな障害問題を抱えていますので私も必死のお世話でずっと睡眠不足も続き、少しの時間も余裕もない毎日です。
 保護したシャンミ、フー、ライチャ、それと体調崩したチー坊の入院を含め4匹の治療費だけでも今すでに70万円も掛かってます。他にも治療中の猫達がいますので本当に色々と厳しい状況でありますが、今はとにかく猫のために少しでも猫を助けたいと思い、できる限りのお世話をしております。

 時間が無くてブログ報告ができずにいますが、必ず、追って報告していきます。どうぞ宜しくお願い致します。

★フーの報告の続きをします。

 フーのハエウジ症が完治したことは本当に奇跡です。
殆どが助からない病気で
正直、先生もまさか助かるとは思っておられませんでした。
一刻を争う、ウジの繁殖力成長のスピードはとても早いため
あっという間に物凄い数のウジが増殖して食い破っていきます。
あと一日連れて来るのが遅ければ手遅れになったかも、、
深刻な状況でした。

 四日間、何も食べれなくなって動けなくなり
ハエウジに侵され死が迫っていたフー、高齢でもあり免疫力体力も落ちて限界な状態・・それなのにウジを取り除いていく作業の荒治療は麻酔無しで何回も施されます・・それは口で言い表せない地獄のような激痛が全身を襲いそれを耐え続けなければならない・・想像するだけでも恐ろしく可哀想でたまりませんでした。

 フーがこんなに頑張れたのは、きっと強制給餌を受け入れ、なんとか食べてくれたから体力が持ったのでしょうと先生が言いました。強制給餌で吐き戻すことなく食べてくれたお蔭で少しでも体力が付いて、苦しい治療に耐え続けた、先生もフーの精神力の強さと頑張りに驚かれてました。先生も精一杯の治療をして頂いて、フーもハエウジ症と必死に闘って克服し、奇跡を起きて一命を取り留めたたのです。もう全てに感謝でいっぱいです。

 フーは入院してから5日目、治療に耐えながらもほんの少し自分の口から食べる事ができるまでに回復してくれてました。ただ治療中はハエウジ症が治るかどうかも分からず、私は不安でたまらず面会の時は祈るようにフーを励まし声かけていました。きつい治療でフーも虚ろな目をしてました。

そして、希望の光が見えたのはその2日後(6/22)、
先生から「ハエウジ症が治ってきましたよ」と、それを聞いた瞬間・・・もうあまりの嬉しさで涙が出て声になりませんでした。そしてフーの患部の状態を見せて頂いた時、本当に奇跡が起きたと信じることができました。先生が「肉が赤くなってるのは治ってきてる証拠なんです。」と。
ハエウジに侵されてた時は肉の色はどす黒く壊死しかけて見るに堪えない状態だったのに、今は真っ赤な血色の良い本来の肉色に蘇り、生き返った肉が徐々に盛り上がってきてました(写真添付)。
助かったんだ!!・・・フーが死なずに助かった。。。
こんな奇跡が本当に起こるなんて・・・
諦めないで最善を尽くし必死に頑張れば、こうして奇跡が起こるんだ・・と、フーを助けることができて、本当に良かったと思いました。
 一番頑張ったフーは本当に凄い猫ですね!!

 それから日に日に経過も順調で傷口も治ってきました。
あとは傷が自然治癒するのを見守るという事で
7月11日退院しました。その後は定期的に通院。
(7月4日にシャンミが退院していて、2匹を自宅に
受け入れて大変なお世話となってました。)

 実はフーもこの病気で貧血が続いてまして、
貧血を治すために栄養を摂って安静に過ごして、
ゆっくり体力付けて元気になってもらいたいと思いました。
ところが、異変を感じたのは7/25、下痢したり、そして
フーは何度もトイレに行き、オシッコをしようとしますが、その量はほんの僅か(直径1~3cmの飴玉位の猫砂が固まった状態)しか出てなくて、1分置きにトイレに行き、トイレでじっとしたまま暫く動かなかったり。
これは膀胱炎になってしまったと思いました。
オシッコがしっかり出ないストレスからかフーはイライラが募って毎回トイレの砂をガサガサとしつこく引っ掻き回し、エスカレートすると狂ったように砂の大半を外に掻き出して散らかし、トイレをひっくり返す事もありました。
病院の先生の勧めで点滴が膀胱炎に効くこともあるというので、自宅で点滴(毎日50ml)をする事にしました。膀胱をエコーで観ましたが、あまりきれいな状態でなくて結石もあるかもしれないとのこと。(他にもペルシャ猫特有の症状の涙目もあり一日3~4回点眼(2種類)したり、耳の中にも慢性的な炎症があるので、毎回その場で治療してもらって)とりあえず、自宅で水分補給しながら自宅で点滴をして様子を見ていく事になりました。フーも食べ物が難しい(偏食)猫でドライフードも選り好みが激しいのでとても手がかかりました。
 ロイヤルカナンphコントロールやエイジングケアプラスのドライフード、それからN&Dドライフード、あとは銀のスプーンやシーバ等のドライフードを食べてました。膀胱炎のためになるべく多めに水分を取るようにスープ等もシリンジで強制的に飲ませました。

 フーはペルシャの大型猫で力も強いですので私一人で毎日点滴するのも結構大変でした。一週間後にほんの少しトイレに行く回数が減って良くなってるかに思えましたが・・・一回のオシッコの量があまりに少なすぎるため疑問でした。そしてオシッコがポタポタと漏れていましたので、部屋の至る所がオシッコで濡れ、敷物や大判のペットシーツもたくさん使用し、掃除や洗濯に追われました。これは膀胱炎以外のどこか他に問題があるのでは?と思い、詳しく検査して調べて頂いてようやく原因が判明しました。

 ウジがあちこちの皮膚を食い破って入り込み、肛門から腸管にまで入ったり、そして尿管も傷付けたために(ウジは全て取り除けたものの)、傷ついた尿管が何日もかけて治る際、日が経つごとに萎縮や癒着で固まり、細くなり過ぎて詰まってしまったのです。そのためにオシッコの通り出が悪く排尿が困難になってしまったのです。ニョキっと出てくるはずのペニスも外に出なくて中で癒着してしまってる状態でした。このままでは大変す。
いずれ手術をしなければなりませんが、フーは病気になって貧血も続いてるので、まずはフーの貧血が治るまで体力と栄養を付けさせ、手術ができるような体調に持っていく事が先決です。

 そして1ヶ月が過ぎた頃9月1日、尿管手術をしました。
この手術は大変難しい手術で、成功するかはどうかは実際やってみないと分からないと言われました。細くなってる尿管部分をカットして繋ぎ合わせ、ペニスは手術で元に戻らなければ代用品をつけることになる可能性もあるとのこと。細かい手術は大変で、もう一人専門の先生を呼んで二人がかりのオペでした。お陰様で手術は無事に成功しました。

術後の経過もよく無事に9月5日(月)退院しました。普通に排尿ができるようになり尿漏れも解消し、お蔭でフーのストレスもなくなりトイレの砂も激しく掻き出さなくなりました。これでやっとフーも気持ちよく生活できるようになり胸を撫で下ろしました。

そして、大変嬉しいことにフーは9月27日に相模原市在住のK様に貰われ、愛情いっぱい大切に可愛がられ幸せに暮らしています。
虐待も受けながら痛ましい苦労の連続だったフーです。
最後に奇跡を何度も起こして幸せを掴んでくれました。
この上ない喜びと心から感謝でいっぱいです。

(9/27のご報告は追ってします。)

11/6、何冊もの記録帳を元に朝までかかってブログを書きましたが、自分が撮った写真の添付も作業に時間がかかりますので夜にでも掲載します。

皆様、いつも本当にありがとうございます。
いつも温かく見守って応援して頂いて、
心のこもったご支援もして頂いて、
本当に心から感謝でいっぱいです。

小西美智子

ハエウジ症の猫~フーのご報告 ①

2016.08.12

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皆様にお伝えしたいご報告がたくさんありますが、早くお伝えしたいと気は焦っても
色々と起きる日常で今現在、更に忙しさが増しております。
正直言って、限界を超えたお世話状況でして、私も精神的肉体的に苦しい状態にいます。
それでも、今やらなければならない一つ一つのお世話、今助けなければ助からない命があり、
できる限り、猫達の命に関わるお世話を優先しています。

そんな中で、時間が許せる時を見計らって
少しでもご報告していきます。皆様どうぞ宜しくお願い致します
まず、皆様に早くお伝えしなければならないのは、ハエウジ症で苦しむ猫フーの事です。
その後のご報告をいたします。大変遅くなって申し訳ありませんでした。

ハエウジ症という名前の通り、暖かくなってハエが発生してくる時期(春~夏)に罹る病気です。
屋外など河川敷もそうですが、外の不衛生な場所などはハエがたくさん集まってきます。
普通に健康で元気な猫であればこの病気に罹る事などありません。

高齢猫や病気(あるいはケガしてたり)で衰弱したり、体力や免疫力が落ちて動けず
弱ってると ハエが体に寄ってきても尻尾で振り払ったり、追っ払う事もしなくなります・・・
そういう時に犠牲になりやすいです。
猫の毛の奥まで割り込んで入って皮膚に卵を産み付けたり、ちょっとでも傷口があればその傷に卵を産み付ける、
皮膚に小さな穴を開けて潜って卵を産み付けたり、
最悪の場合は肛門から中に潜って卵を産み付けます。衰弱してる猫や死にそうな猫は卵を産み付けられても抵抗する力もありません。
そして、飼い主は猫に小さな卵を産み付けられてる事など 気が付きにくいのです。。
いつも体を細かく観察してないとなかなか気付けないです。。

6月13日に病院に搬送、診察の結果、フーの症状は大変重く、
いたる所に小さな穴が開いて、多数のウジが出たり入ったりして見えました。
肛門の中からもウジが湧いて出てました。黒ずんだ傷口には大きな空洞ができて大量のウジが湧いてました。
肛門から入り込んでるウジが深く腸管に入り腸壁を破って色んな場所に広がってどんどん侵食していけば助かりません
助かる可能性は低い・・・全てのウジを取りきれなければ助からない病気なので、腸管に入ったり壁を破ったり、筋肉に入り込んだりと
色んな場所まで広範囲に広がってしまうととてもじゃない 全部のウジを取り除くなんて不可能に近く困難です。
ハエウジ症はほとんど場合 助かる可能性が低く・・それはこの病気に罹ること自体が「死が迫っている(死が近い)」事を意味するからです。

4日間も何も食べなくて弱ってるフーは貧血も起こしていて、何としてもまず食べて体力を付けなければなりません。シリンジでa/d缶を強制給餌しました。
私は以前からフーにはa/d缶を差し入れ食べさせていたので大丈夫だと思ってました。強制給餌を頑張って食べてくれました。

ウジが湧いている箇所に薬を注入しながらウジを少しずつ取り除いていく作業を続けていきます。その度にフーは目を大きく見開き
断末魔の叫びのように診察室に響き渡る物凄い悲鳴を上げて、その治療に耐えていました。あまりに過酷で可哀想で見るに耐えられない光景でした。
しかし、フーは本当に我慢強い子で、気が狂うような痛みに耐えながらも治療に必死に頑張ってました。
相当に痛いはずですが、物凄い精神力をして耐えています。こんな我慢強い精神の強い猫は滅多にいません。
一回の治療が終わるとオムツのパンツを履かせられていました。

助かるかもしれない、望みは捨てず、諦めず、先生にはできる限りの精一杯の治療を施していただくようお願いしました。
先生も精一杯やれるだけの事をしますと言って下さいました。ただ・・
治療の際、フーの体力的な事もありますが、ハエウジ症は死んでもおかしくない病気のため、もし、
あまりに激しい痛みが続く事によって、フーがもがき苦しみながら亡くなるのであれば・・・
フーを少しでもラクにしてあげる事、苦痛からなるべく解放してあげる
ために・・「安楽死」をも考慮しなければならない状況でした。

私は今までに安楽死をさせた事は一度もありません。それは安楽死というその考え方にどうしても肯定できない、
至らないからです。
しかし、ハエウジ症は物凄い激痛を伴い、とても苦しみます。
、物凄い数のウジに体の中を食い破られ侵されるのですから、激痛は言い表せない想像を絶するものがあると思います。

頭で理解しても心が納得しきれてない・・・悩んでも答えが出せない自分と葛藤しながらも
、やはり死ぬまで苦しみ続ける辛さを思うとフーが可哀想で・・、結局、
安楽死は状況判断で先生に全てをお任せすることにしました。
そして、私にできる事は唯一、一縷の望みに賭けて、フーが奇跡的に助かる!!!、それを祈り続ける事でした。

また続きのご報告をしますが、次の報告までに皆さんにご心配をあまりおかけしたくないので
少しだけ先にお知らせします。
フーは病院の先生方の懸命な治療のお蔭で命を取り留めました。
奇跡的に助かって、7月11日(月)に無事退院しました。
フーもできれば里親募集したいですが、まだまだ病気のため治療が続きますので難しい状況です。

自宅で見守っておりますが、
実はまだ大変な手術と治療が今後控えております。そのために
今は自宅点滴をしながらお世話看病してます。フーも本当に毎日頑張ってますので
私も毎日睡眠不足で辛いですが、必死に看病に精一杯頑張ってるところです。
また続きをご報告いたします。
フーの写真は治療中は撮影できませんので、撮れる時に少しだけ撮らせて頂きました。

シャンミも7月4日(月)に無事退院して自宅にてお世話しています。
ただ、今は里親募集が難しい状況にあります。またご報告いたします。


それから、8月8日(月)に下半身に問題がある重症の猫ライチャを保護して只今治療のため病院に入院しております。
この子も大変な病気のため今後手術になりますが、今はとにかく命を助けるために、やれる限りの治療をしてあげたいと思います。

またいつか時間を取ってライチヤのご報告もいたします。
自宅保護はもう限界を超えてますので、ライチヤの今後の心配もしてます。
自宅は現在、退院したシャンミとフーが新たに加わって9匹になりました・・フーもこれから大きな手術をしますので通院中、
リンパ腫の癌治療をしているマンボ、そして甲状腺亢進症治療をしているチー坊、
それから口内炎治療のシロチン、そして好酸球菌の皮膚難病治療のアンなど、通院中の猫達が多く、高齢の猫達もいて
自宅は今とても難しい問題を抱えております。本当に息つく間がないお世話に追われています。
もう朝の7時になりました。では、今日はこの辺で・・。

皆様に温かく心のこもったご支援をして頂きまして、
多摩猫基金、支援物資など
猫達やおじさん達が大変助かっています。
本当にありがとうございます。
そして、
お陰様でなんとか、こうして可哀想な猫達の治療をして命を救うことができます。

本当に心から感謝でいっぱいです。
本当にありがとうございます。

小西美智子

入院中のシャンミの様子

2016.06.27

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 5月23日に捨てられてた猫シャムmixの仮の名を「シャンミ」とさせて頂きます。

6月15日(水)に病院に連れて行きましたが、只今、治療と経過見で入院中であります。
シャンミの様子を少しお伝えいたします。

病院初日は緊張と恐怖でシャンミも診察台で興奮し威嚇して診察が大変でした。しかし今までずっと怖い思いをして我慢の連続・・保護され自宅に移動、翌日また病院に連れて行かれたりと猫にとってみれば一体何をされるか分からない恐怖の連続で・・ストレスもピークになります。

●体重は3.9Kg

●お腹をチェックして最初は不妊手術されてないように思われましたが、卵巣のみ摘出の手術痕があるのがほんの少し分かるそうです(卵巣&子宮の全摘ではないです)

●血液検査の結果~
 ①エイズ(陰性)・白血病(陰性)です。
 ②生化学検査では腎臓・肝臓などの数値も悪くなくて、異常ありません。

●問題は貧血です。
 入院してから10日経ちますが、まだ少し貧血が続いてます。
 体力が付いてきて少しずつでも貧血が治ってくれたら退院の目途がつきます。

 もし、この貧血がこのまま治らないとしたら、何か体に大きな病気が隠れているかもしれません。
原因を検査して調べるとなると全身麻酔をかけての骨髄検査になるので、今は体力付けないといけない時ですので、検査は今のところしません。
シャンミの貧血はたぶん大丈夫だと思います。先生もそう言っておられます。心配して悪い方にあまり考えすぎないよう・・とにかく、今は体力回復に努める事を優先して、シャンミが元気になりますようにと願っています。

●シャンミは食べ物が難しくて・・飼われてた時にフードがかなり偏っていたのでは??と思われます。
病院でも今はモンプチの缶詰しか食べてくれないそうです。
以前どんな暮らしをしていたのか分かりませんので、これから色々と試してみます。

●お見舞いで面会に行くと最初はシャーッ、シャーッと威嚇されましたが、優しく声かけてそーっとケージを開けて(シャンミは緊張して怖い目で私を凝視してますが)、ゆっくり手を伸ばして体に触れると、触れられた瞬間から、急に頭を擦り付けてきて、優しく撫でると、どんどん強い力で私の手に寄りかかって撫でてもらうのをとても喜こんでます。

多摩川に捨てられてるのを発見した時は強張った悲しい目でした、日が経つにつれ苦しさで憎しみの目に変わり、
保護した時は本当に辛そうな可哀想な目をしてました。
猫の状況や猫が幸せかどうかは全て目を見れば分かります(犬もそうです)。

シャンミは面会に行くと、会う度に目が変わり、活き活きとしてきてるのが分かりました。
まるで違う猫かと思ったほどです。目にどんどん力が出て、くっきりして、ぱっちりした大きな目になっていきました。

これが本当のシャンミの目だったんだね~と綺麗な目になって、今、生きる気力を取り戻してくれて・・・
再び生きる力が湧いてきて・・・見ているとシャンミの気持ちが伝わってきて
胸がジーンと熱くなり、とっても嬉しくなりました。

シャンミが退院したら、努力して里親募集したいと思います。
シャンミが助かって、この子の必死に頑張った生命力を大切にして、これからは本当に幸せな人生を送ってもらいたい、と心から願ってます。

皆様に感謝でいっぱいです。
いつも見守っていただいて
本当にありがとうございます。

また少しでも時間がある時にご報告します。
どうぞよろしくお願いいたします。

小西美智子

猫は捨てられて・・・20日間苦しみに耐え続けて

2016.06.20

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 運悪く6月12日の夜から雨が降り出し、翌13日も雨は一日中降り続きました。猫が隠れてた溝は長雨で水があふれ出し勢いよく流れてました。置きエサはできません。
捨てられて初めて経験する外の厳しい過酷な暮らし、どうもできない猫はきっと草が生い茂る中に身を潜め、冷たい雨に濡れながら寒さに震え、飢えに苦しみ耐え続けていたでしょう・・想像するだけで本当に可哀想でなりません。6/9から5日間、猫と会えない日が続き、悪い予感がしました。

次の日、必死に猫を探し回りました。とにかく猫の体調が心配でたまりません。真っ暗になり、、、もう無理か・・と諦めかけていた時、、少し傾斜した土手横の草の所にふと目が行きました。
草の所に何か・・よく見えなくて、ただ何かに縋るように足が向いてました。
近寄ってよく見ると、、それは猫でした・・・奇跡の瞬間でした。
草の斜面にベッタリと張り付いて身を横たえていたのです。
すぐに餌をたっぷり準備して、猫の近くにそっと置き、その場を離れました。きっと餌に近寄って食べてくれると思いました。。ところがいくら待っても横たわったまま猫はピクリとも動きません・・空腹のはずなのに・・

猫はもう体を動かせないのか?・・動けないなんて、でも、疲れ果てているのが伝わってきました。こんな悲しい猫の光景を見るのは・・とてもショックでした。
目もうつろ・・・餌を一度も見てくれず、ただ うっすらと開いてる目は遠くを見てるだけ。
この猫を助けれるのは今日しかないと思いました。
明日では遅すぎる・・死を覚悟している猫、明日はもう会えないだろう、猫を救うチャンスも無くなる、命が尽きようとしている・・。私はもう迷わず、思い切って猫に近づく決心をして、そっと手を伸ばし、猫の体に触れました。
猫はまるで置物の様に動かず、抵抗もせず触らせてくれました。
猫に触れて涙が出ました。よく頑張ったね・・・ごめんねと猫に囁き、ゆっくり撫でました。

すると、動かなかった猫がゆっくり体を起こし、餌には目もくれず、トボトボゆっくり歩きはじめ、この場から離れていきました。でも、体力が残ってないのか5~6メートル離れた場所で止まり、その場に座り込んでしまいました。
こんな過酷な場所に飼い主に置き去りにされ、20日間もの間、苦しみ必死に耐え生き続けてきたのです。
もう歩くことも限界で疲れ果て、生きる気力も・・もう食べる気力もなくなって・・朦朧となりながら、
邪魔されない所で一人になりたくて私から去っていこうとしる・・後ろ姿を見て、猫が死を覚悟してると感じました。

「もう自分のことは放っておいてくれ・・」 そう猫が言ってるようでした。諦めかけてる猫を、私は放っておけず、なんとか救ってやりたいと思い、「どうか、ここで待ってるんだよ!!」いなくならないで!!と祈り続けキャリーを持っているホームレスさんの所まで急いで自転車走らせ、なんとかキャリーを借りて戻ってきました。

真っ暗な中での保護は辺りもよく見えず苦労しましたが、そっと近寄って首根っこをゆっくり掴んで持ち上げると猫はおとなしくしたまま、暴れることもなく猫の体はダラリと垂れてキャリーに無事入れる事ができました。その瞬間、私の気持ちは報われるように安堵しました。自転車の後ろにキャリーを積むと猫は恐怖で「ウォーッウォー」と声を振り絞るように鳴きました。
夜8時半過ぎ自宅に到着、無事保護しました。
翌日病院に連れて行くため、とりあえず自宅の浴室に隔離しました。
河川敷で辛く寒い夜を過ごしてきた猫に暖かい柔らかいフリースを敷いてやると気持ちよさそうにすぐ深い眠りにつきました。
頭を撫でてやるとゴロゴロ喉を鳴らして喜んでくれました。貧血と脱水症状を起こしてます。
頬骨、肩も背骨も腰骨も骨が浮き出て痩せてます。毛を剃られたようなむき出しのお腹は膨らんでいて何か異常があるように見えます。(病気で捨てられることも多いですから。)

6月15日(水)、病院に連れて行きました。先生に詳しくお話しして、快く診察していただきました。
猫は体調が良くなくて自分で食べる事ができません。貧血も起こして、一瞬足がもつれて立てない時もありました。
とにかく体調がよくなるまで体力が付くまで入院して、ゆっくり時間かけて経過観察して見守り治療していきます。
できるだけ面会に行ってます。

自宅の保護猫達7匹のうち4匹が不治の病と闘いながら治療しておりますので、今は本当に色々お世話に大変時間がかかり息つく間もなく睡眠不足が続いております。
それと、あらたに大人の猫を自宅で保護する事は限界に近く、とても難しい問題です。

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皆様へ

多摩猫達をいつも陰ながらご支援して頂いて、
本当にありがとうございます。

お陰様で、可哀想な猫達を少しでも救い助ける事ができています。

心のこもった多摩猫基金や支援物資に心からお礼を申し上げたいです。

いつも助けていただいて本当にありがとうございます。

温かく見守って応援してくださる皆様のお気持ちに

心から感謝の気持ちでいっぱいです。

本当にありがとうございます。


小西美智子

次々と色んな事が起きて~ 苦しんでいる命と向き合い

2016.06.20

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 今現在、立て続けに色んな事が起きてまして、
毎日私一人でやらなければいけない事が山ほどあり、慌ただしく時間に追われる日々です。皆様にご報告したくてもブログを書く時間の余裕がなくて、近況報告が何もできずにいます事を心苦しく思っています。毎日の記録ノート、日記をつけるだけで精一杯で本当に申し訳ありません。

ゴールデンウィークが終わりホッとする間もなく、次から次と色んな事が起きています。
70代位の男が犬(パピヨン)を飼いきれなくなり処分に困って、河川敷にいる動物が好きなホームレスさんを利用して騙し、犬を渡して立ち去ってます。本当に許せない計画的な犯行、最近はこういう無責任極まりない悪質な人間が増えています。腹が立ちます。
そして、5月23日、猫が捨てられているのを発見しました。捨てられてた場所が危険な場所だけに猫が生きて行けるか・・・毎日とても心配でした。
それから支援回りのお世話や見守りの中、ホームレスさんの猫(フーちゃん・雄♂)が4日間何も食べれなくなり元気がなくて、体をチェックすると体の色んな所から蛆(ウジ)が出てるのが分かって一刻を争う危険な状態でした。下痢もして大変な状態で弱ってるので、6月13日(月)雨が降る中、緊急に保護し病院に搬送しました。
体力免疫力が落ちてる高齢の猫の体の中に蛆(ウジ)が湧いていて(病名はハエウジ症)重症です。
ほとんどの場合が助からない、激痛に苦しんで亡くなる事が多いので、フーが苦しまないよう対症療法で見守っております。
また詳しくお知らせします(今現在入院中)頑張っています!!

毎日見る河川敷の景色、少しでも何か変化に気が付いたり、一瞬でも動く物が目に入って何か気になれば、必ず自転車を止めて確認に行きます(確認はとても重要です)。
5月23日(月)移動中、10m以上先の広がってる草原で枯草や土の色とほぼ同化して気が付き難いけど・・何かがあるような、気になって戻って自転車を止め、確認に行きました。物に近づくにつれ、まさか・・猫なのか? ドキッとして足が止まりました。
低い草が広がってる所にじっとしたままうずくまってる薄いベージュ色の猫がいました。ベージュ色してると地面の土の色に似ていて遠くからではなかなか猫に気が付きません。
この場所に居るはずのない猫、見たこともない大人の猫(シャムmix)でした。張り詰めた表情でこちらを睨んでる目、猫はひどく緊張して固まっていました。捨てられた猫だと直感しました。22日の日曜日深夜に捨てられた可能性が高いです

今はとにかく怖がらせてはいけない・・・と思いながらもじわじわとゆっくり近寄ろうとすると、すぐ隠れてしまいました。
なんと、すぐ傍に側溝があり、溝の中に素早く潜り込んでしまい姿を消しました。捨てられた猫にとってその溝が唯一危険から逃れられる安全な場所なのだと分かりました。
此処は傍に野球グランド場もあり少年達がたくさん来ます。猫が居れる場所ではないです。きっとこの辺りで捨てられたのです。
怖がりで慎重な猫は捨てられた場所からすぐには離れられません。飼い主に突然こんな場所に連れて来られ置き去りにされ、何が起きてるのか分からず、まして見たこともない景色の外に突然放され、どれだけ極度のストレスと恐怖の中にいることか・・・ビクビクしながら安心できる隠れ場もなく、やっと傍にあった溝を見つけ
長い時間その中で耐えていたに違いありません。
発見した場所は散歩の犬が来たり、中にはリード無しで犬を走らせたり、色んな人間も来るので危険な目に遭います。

しかし、溝の中は日が差さず真っ暗闇、狭く窮屈な溝の中で縮こまった姿勢で何時間も我慢しているなんて苦痛でしかありません。
夜になり暗くなって人が帰りだし静かになって、猫はやっと表に出ていたのかもしれません。
私が発見できたのも本当にタイミングが良かったと思います。

空腹であろう猫のために食器にドライフードを入れて溝の中に置きました。猫が入ってしまったトンネル状の溝の奥は真っ暗で何も見えません。トンネルの反対側にもスープ状のフードや水も置きました(食べてくれるだろうと信じて)

自分が発見した猫、助けられるのは自分しかいない事は私自身よく判っています。
捨てられた猫は飢えに苦しみ、恐怖と不安で怯えながら
何日も食べれず空腹で体力は奪われ、水も無い、歩くのも疲れ果て、日が経つにつれ体を動かす気力も無くなりやがて衰弱していきます。そして最期、動けなくなった猫は草の中に横たわり草に埋もれ、眠るように意識は遠のいて・・ひっそりと息絶えていくでしょう。
捨てられた猫は誰からも気づかれず、食べることができなければ死が待っているのです。私が何もせずに諦めたら・・・この猫も同じ運命をたどります。
しかし、この広い河川敷で、毎日猫の姿を探し続け、安否を見守っていくのは並大抵のことではありません。

私は毎日たくさんの猫達のお世話と給餌、そしてホームレスさん支援回りなど課せられた全部のお世話をしながら、同時に、捨てられた猫の命のためにできる限りの事をして助けようと努力しなければなりませんので外での作業時間も3時間が4時間、5時間となります。
毎日いかに頑張って探しても会えない事もあります。それでも毎日諦めず、せめてなんとか食べさせたい・・死なないで欲しい・・どうか生きていて欲しい・・
河川敷の草の中、奥深い茂みの中まで入り、真っ暗になっても探し続けました。猫が捨てられてどんなに苦しんでいるか・・その気持ちを思うとあまりに不憫で残酷で辛くて仕方ありません。その猫の気持ちを思うと、どんなに疲れても、なんとかしなければ!!と
心を突き動かし奮い立たせるのです。
会えない時はとにかく広範囲に動いて探し続けクタクタになって帰宅します。

( 余談ですが、私の多摩川用スニーカーは3か月持ちません。ゴロゴロした石ころが多く地面はボコボコして
靴底のゴムがすぐにボロボロになって履けなくなります。
今回ゴールデンウィークから履いたスニーカーは捨てられた猫を探すのにも歩き続けたためこの一か月半でゴム底が割れて、靴のつま先が開いてペラペラになり、それでも履き続けると歩く度に細かい草が開いたゴムの間に挟まってたくさん詰まってます(笑)
馴染みのリサイクルショップでスニーカーは安く手に入れてます。
自転車も修理に持っていくと、店主は擦り減ったタイヤを見て驚いて「よく走ってますね~!」と不思議がります。)

猫はエサを溝の中でしか食べようとしてくれませんので、会えた時は溝の中の入り口付近にエサを置いて離れた所から様子を見てました。待って見てると、エサに近づいてる猫の頭が見えました。
エサを匂い、モンプチのドライフードを食べ始めました。実際食べてる姿を見ると本当に嬉しかったです。シーバの美味しいスープは食べてくれました。栄養つけるためa/d缶を与えましたが、残念ながら食べてくれませんでした。
しかし、捨てられて3日目から探しても会えない日が続きました。
同じ場所にいつも置きエサして次の日に置きエサが減ってるか(食べたか)確認をしてました。
5月後半は強風が吹いたりとても寒い日が続いておりました、それに5/29、5/30と雨が降ったり、捨てられた猫にとって雨に濡れ、飢えと寒さはあまりに過酷です。

諦めず、探し続けて10日目(6/3)、やっと見つけ会えた時は胸を撫で下ろしました。 少し近づける所までそっと近寄ってエサを置いてみましたが・・食べてくれず、やはり警戒心も強く、近場の溝に潜って隠れてしまいました。溝は河川敷のいたる所にあります。
溝の中でないと安心して食べれないのかもしれません。
6/4も会えました!! 6/5は日曜日で人が多く怖くて出てこれないと思いました。探しても見つかりませんでした。
昼夜の温度差が激しく、夜は風も強く冷え込んで寒いので、猫が体調崩さないか気になりました。
6/7、6/8は会えましたが、前日の置きエサは残っていて、あまり食べてません。かなり心配な状態で気になりました。
そしてまた6/9から会えない日が続き、とにかく毎日探し続けてました。ホームレスさん達にも捨てられた猫の事を知らせて
姿を見てないか聞いて回りましたが誰一人気づかず、猫を見かけた人はいませんでした。(続く・・)


小西美智子

3匹の猫、虐殺事件のブログに写真掲載しました

2016.03.02

 皆様、遅くなりましたが、今回の事件に関しての写真をブログに掲載いたしました。
残酷な事件でありますので、考慮して写真掲載に関しては適切に選んで、できる限りの配慮をさせて頂いたつもりです。
それでも、写真を見る事に耐えられない方もおられると思いますので、その場合はどうぞ、スルーしてご遠慮されて下さい。

個人的には、真実をできるだけ正確にお伝えする事で現実に起こっている悲惨な事件を直視し受け止めなければならないと思っています。
皆様、どうぞ宜しくお願い致します。
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それと、先日テレビ(TBS)で事件を取り上げられましたが、やはり事実と異なる点があります。
テレビ放送前日、突然現場に取材に来られてたので私も驚きました。
取材の仕方や内容の聞き取りで、勝手な解釈をされてる点があり、残念ながら正確に放送されてない所が少しあります。
真実は発見者である私が書いてますブログの通りです。

テレビをご覧になられた方もいらっしゃるかと思いますので、少し訂正させて頂きます。

①事件現場は川崎市の公園 →[訂正] 現場は公園ではありません。川崎市中原区の「等々力緑地」です。広い緑地で樹木が生い茂ってる現場は外からでは気付き難い、人目に付きません。わざわざ茂みの中まで足を踏み入れていく人も殆んどいませんので発見されにくいのです。

②相次ぐ猫の不審死が続く →[訂正] 一週間の間に相次いで起きたように報道されましたが、事件は一回、2月8日の事です。
ただ、3匹の死体発見が一匹だけ遅れて、1週間後に(やや腐乱が進んだ状態で)発見されたという事です。

③この場所にいる猫達が殺された・・ように勘違いされると困ります。殺された3匹はこの緑地にいる猫ではありません。緑地の猫達に被害は無く、みんな無事確認済です。


私の想像で、3匹の猫が捨てられた日に偶然、凶悪な男が来て殺されたのでは?・・とブログに書きましたが、今はそうではない気がしてます。
どう考えても一人の人間が一度に3匹を殺すなんて、絶対に不可能だと思います。一匹でも殺されたら凄まじい声や悲鳴、大きな音などで他の猫達は怯えて
危険を察知して逃げてしまうはずですから・・・ということは、

きっと、3匹の猫は犯人が何かに入れて現場まで持ち込んで来て、入れ物から一匹ずつ取り出して、次々と殺していったのでは??と思います。
そうじゃないと一度に3匹は殺せないと思うのですが。最初から殺すつもりで3匹を持ってきたのではと思います。
そして、この現場を選んだのは、この場所をよく知っている人間だと思います。想像ばかりを言っても仕方ないですが。。。
警察はなかなか動いてくれませんので、新聞やメディアで報道される事によって警察が犯人捜査に本腰を入れてくれるように
願っています。


皆様、今回の辛い事件で猫達のために一緒に真剣に考えて頂いて本当にありがとうございます。

小西美智子

2月24日(水) 読売新聞 朝刊に載りました

2016.02.25

事件があった現場近くでは色んな人たちが自然の緑を楽しむように散歩したり、家族連れが来たり、子供達が遊んだり、犬の散歩、通行人もたくさんいます。まさかこんな所で猫の虐殺があったなんて事は誰一人知らないです。一見、何もなかったように穏やかな日常の光景が流れています。

醜い人間によって、深夜の暗闇の中でどれだけ酷い残酷な殺され方をして苦しみながら死んでいった猫達がいたか・・・尊い命が無残にも奪われた事実をなんとか皆さんに知って頂く必要があると思います。動物の命が奪われても器物損壊としてしか扱われない、馬鹿げた法律は皆さんご存知で、私も何度もその事を「恥ずかしい日本」として言っておりますが、この法律が何故変わらないのか、変えようとしないのか、犬や猫が器物で無い事くらいは人間なら誰でも(役人でも)分かっている事ですが、器物扱いにしてないと困る理由が行政側にはあるのです。だから、いつまでたっても変えないのです。

動物のために法律を変える事は大事です。でも、それ以外でも多くの人々が動物のために思っている気持ちや意見を出していく事で
大騒ぎになれば(騒いでいけば)国も無視できなくなると思います。ネットにおいても、それをうまく利用して良い方向へと皆が協力して大きな動きとなっていけば大きな成果に繋がっていく事も可能と思ってます。

とにかく皆んなで勇気を出して声をあげていく事しかないと思ってます。罪の意識も無く平然と行われる犯罪、残酷な事が何度も繰り返され、弱い者は常に泣き寝入りという状況は一向に変わりません。これでは簡単にゴミの様に捨てられ殺されてしまう猫達の魂は浮かばれません。

マスコミなど、猫の事を取り上げて「猫ブーム」と言って商業的利用や経済効果にまで発展させたり、犬猫を利用したコマーシャルもほとんど面白おかしく放送、可愛い可愛いだけの表現で「癒されたい」ことだけを求めて飼う人、犬や猫の知識も無く、お世話の大変さ、飼い方のマナーも知らず、命を最期まで守る責任感も覚悟も持たないまま安易に飼ってしまう傾向がどんどん増えつつある事に危機感を覚えます。安易に飼われる犬猫達が死ぬまで大切にされ幸せに暮らせるのか、疑問です。
動物はオモチャじゃない、お世話が嫌になったり飽きたら捨てるなんて事は許されないのです。

しかし、小さな命が無責任な人間によって利用され、そして犠牲になっていきます。
無くなって欲しい悪質ブリーダー&ペットショップもますます増えれば犬猫達の多くが虐待され苦しめられ続くのです。

虐待事件はもっともっと大きな問題として取り上げて(表に出る事件は氷山の一角ですから)、事の重大性を伝えなければならないと思っています。それが本当に犬猫の事を大切な命と思いやる人達の、今やれる事、やるべき行動ではないかと思います。

少しでも努力して、できる事を積み重ねて継続していく、それが法律を変えていく事にもつながり、子供の教育にも関わり、命に対しての意識が良い方向へ変わっていく事になるのではと思います。

毎日、殺された三匹の猫達を胸に刻んで、私に何ができるのか考えパトロール時間も長くしてお世話に回っています。
事件以降、近くの猫関係のボランティアさんにも声掛けして事件の詳細を伝え、猫達の安全に気を配って頂いてます。
知り合いの人にも同じく、今回の事件を少しでも伝えて回っています。皆さん一様に驚かれ困惑されてます。

そして、22日(月)新聞社の記者にも電話して、今回の事件を載せて頂けないか相談しておりました。
失われた命のために自分にできる事を何か、せめてもの命の償いをしたい、酷い目に遭ったこの子達の心の叫びをたくさんの人達に知ってもらいたい、三匹の死を無駄にしたくない!! と切に思いました。

今日(24日)、事件現場の緑地で猫達のお世話をしている時に後ろから「すみません」と声をかけられ「今朝の読売新聞を見たのですが、猫の事件が載ってたので、もしかして・・」と話しかけられました。
とても気になって来られたらしく、偶然にも私が猫の世話をしているので尋ねられたのです。

おじさんと私を会わせてくれたのも三匹だと思ってます。少しでも時間がずれていたら、おじさんと会えていません。
新聞に掲載された事も知らないまま、新聞を読む事もできなかったのですから・・おじさんに感謝して何度もお礼を言いました。
読売新聞の販売店まで行って朝刊をなんとか手に入れたいと思いました。
色々とお話して、おじさんは私の気持ちを理解して下さり、優しいおじさんは私を販売店まで案内してくれました。私は自転車を押しながら、おじさんと一緒に歩いて行き(徒歩20分)、店にあった全在庫朝刊5部買いました。

記事内容は事実詳細とは少し異なる箇所などありますが、おおまかには合っております。小さな掲載ですが、事件が掲載された事は大きな意義があります。

新聞記事をコピーしたもの全文です。
※通行人の女性→これは私の事です。

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2016年2月24日(水曜日)読売新聞 朝刊 ~p33 [地域] 川崎

[踏みつけられた? 猫の死体]~等々力緑地 計3匹

川崎市中原区の等々力緑地で今月、踏みつけられたとみられる猫の死体が、
3匹相次いで見つかっていた事が23日、中原署への取材でわかった。
同署が動物愛護法違反事件として調べている。
同署幹部によると、8日に通行人の女性から110番があり、署員が緑地内の
公衆トイレ横で2匹の死体を発見。
トイレの壁には血の痕が残っていたという。
15日にも同じ女性から110番があり、署員がやや腐乱した1匹の死体を
発見した。
いずれも死因は肺挫傷とみられるという。
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肺挫傷という検死結果が出ています。
そうとうな強打で、壁に打ちつけられて
殺されたのだと思います。惨いです・・


小西美智子

もう一匹、遺体発見しました~虐殺された3兄弟

2016.02.17

ファイル 1084-1.jpgファイル 1084-2.jpgファイル 1084-3.jpg

悲しい事件以来、緑地にいる猫達の場所は雰囲気が変わってしまい、毎日が普段と違う異様な空気を感じてました。
いつも時間に正確な猫達が、餌の時間になってもなかなか出てきません。不気味です。
広い緑地の中を歩き続けて、目を凝らして猫達を探し回り、
一匹一匹確認しながらのお世話で時間がかかってます。
探し疲れて待ってると、どこからともなく静かに姿を現すのです。
猫達にしか分からない、猫達が経験した恐怖の後遺症、それ以外にも何か
見当もつかない、他にも原因があるのでしょう。

2月14日は「春一番」が吹き、それも台風並みの強風が吹き荒れました。こんな日は突風で木々の細い古枝が折れて飛んだりもして
危険です。地面を覆っている枯葉も空中に一気に舞い上がって風に乗って飛んでいきます。。
歩く先を遮る様に足元にたくさん枝が散乱して転びそうになる事もあります。
事件の翌日から私は毎日、念入りに草むらの中、暗い場所の植え込みの中、低木が生い茂ってる所も覗き込んで何もないか
チェックして、できる限り見回っています。
虐殺されてた2匹を発見した時から、私は何か胸騒ぎが続いてて、本当に2匹だけなのだろうか・・と気になって仕方ありませんでした。
まだ発見できてない子がいるのでは?? 
「2匹だと限らないかもしれないです、もしかしたらまだ殺されている子がいるかもしれません。」と警官にも言いました。
何故なら、2匹は大きさも同じで兄弟だと私は内心思ったからです。
(子猫が捨てられてる場合も、一匹だけと限らないからです。
家で産まれた猫を捨てる人間は子猫を全部捨てる場合が多いです。
一匹を発見したとしても、その兄弟が近くにいるかもしれないと思って辺りを慎重に探します。)

ずっと頭の中で、殺されたのは本当に2匹だけなのだろうか??という・・不安がつきまとい
嫌な予感がして、少しも安心できない日が続いてました。


2月15日(月)、事件(2/8)からちょうど一週間目、冷たい雨が降り、猫のお世話で水仕事してても指が凍りそうなくらい冷え込んでました。
そして、ついに、悪い予感が的中してしまいました。雨の中、猫を探してる時でした。
枯葉の中から少しだけ見えた胴体の一部、そして細い足が枯葉から出てるのが見えたのです。
もしかして猫・・・あまりのショックで打ち震えました。
何故、なんでこんな惨たらしい事ができるのか・・、胸が張り裂けそうになりました。もう
ずっとこらえ続けていた悲しみが一気に込み上げ涙が出ました。

体に纏わりついてる枯葉を手で払いのけました。白黒の柄、この子は2匹とまったく同じ大きさでした。
2匹と兄弟に違いありません。そして2匹と同様、この子のも眼も見開いたまま鼻と口は血まみれでした。3匹の顔は似ています。

ずっと待ってたんだね・・・ごめんね。あの時
「ここにもいるよ、僕も見つけて!!」と叫んでたんだね・・それなのに
あの時に気が付いてあげれなくて、見つけられず、
本当に悪かったね、許してね、、

体をさすりながら心から謝りました。   
私がもし探すのを止めていたら、この子だけ見つけられなかったかもしれない。
誰からも発見されずにいたら・・・そう思うと、
発見できた事に感謝でいっぱいになりました、そして胸を撫で下ろしました。
猫の気持ちを思うと、見つけてあげれて本当に良かったと、
3匹いたという証明ができて、せめてもの救いと思いました。

虐殺事件で殺されたのは3匹です。
事件は明確にすべきなので警察にすぐ連絡しました。
警察が来て、再び事情聴取を受け、発見した経緯と状況説明しました。
あとこの一週間で自分なりに気が付いた事で、気になる点など全て報告し、
少しでも犯人が捕まるきっかけに繋がればと思いました。

生活安全課の人は3匹目の発見に驚いてました。というのも
事件の翌日9日、お昼の明るい時間帯に事件現場に来て見回ったそうですが、
「この場所も見たんだけど、おかしいなぁ、気が付かなかったな~・・」と首をかしげて言ってました。そして、
「同じ日に見つけてあげたかったね・・」と優しい言葉を言ってくれました。本当にそのとおりです。
私も何故?なんであの時、2匹と一緒に発見できなかったのか・・と悔しさでいっぱいになりました。

今思うと「春一番」という風が、この子の願いを叶えてくれた気がしてなりません。
強風が吹き荒れたお蔭で、この子が発見できたような気がします。

枯葉に埋もれて体が隠れてしまってたのに、何度も突風が吹いて、その度に枯葉が剥がれるように吹っ飛んでくれて、
やっと、この子の叫びが届いて、姿を表に現す事ができて、運良く私の眼に留まったのだと思います。

見つけ出してほしい!!と、この子の悲痛な叫びが春の嵐を起こしたのかもしれません。
たった一匹でとり残されて・・・可哀想に、3匹一緒に見つけてもらえなくて、一人ぼっちで寂しく辛かったでしょう。

可哀想に3匹とも、お腹が細く薄っぺらで痩せた体でした。それを見ると、お腹いっぱい食べさせてあげたかった・・
と思いました。
でも今は3兄弟一緒に天国で、3匹一緒に遊びまわっているでしょうか。

そして今日2月16日(火)、緑地の猫が餌の時間に出て来て、私が来るのを待ってくれてました。
久しぶりに感じる穏やかな雰囲気でした。
猫達は全ての事を知っていたのかもしれません。
まだ心配がなくなったわけではありません。。。これからも見守っていきます。
私も日々の外猫達のお世話、支援回り、そして自宅保護猫達のお世話、病気治療や介護などやらなければならない事もたくさんありまして、疲労困憊で睡眠不足がずっと続いております。

今日はご報告のみとさせて頂きます。どうぞ宜しくお願いします。

皆様、いつも本当にありがとうございます。

猫達を心配して頂いて、温かいお言葉に感謝でいっぱいです。

小西美智子

虐殺事件~事実に目を背けてはならない

2016.02.13

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110番してから待てど、なかなか警察が来ません。20分待って、やっと、バイクで一人の警官が来ました。私が電話で虐待事件だと言っても警察はまともに信用しません、直に警官の眼で現場の状況、猫の死体の状況を観てから判断します。信じてないからか準備も悪く、死体を入れるための大きなビニールのゴミ袋一枚だけ持ってきて、ビニール手袋は持って来てませんでした。

横から私が「これは虐待事件で、殺されてます!!」と言いました。
手袋が無い警官はゴミ袋の中に手を突っ込んでビニールで猫の手や体を掴んで茂みから引き出して、観察しやすい場所に移動させていました。
やりにくそうにモタモタしてましたので、思わず手伝おうとすると「触らないで下さい!! 菌が付くかもしれませんので、絶対触らないで。」と注意を受けました。まだこの段階では警官は事件と決めてなくて病死と思っている感がありました。

警官が地面から猫の体を起こしてみた時、猫の顔を見る事ができました。鼻と口から出血し眼は見開いたまま・・頭を激しく強打されているのが分かりました。もう一匹の黒猫も同じ、鼻と口から大量の出血、右目は開いたままで左目は強打された時に骨折で陥没してるようでした。
黒猫の方がより激しい暴行を加えられたのか、全身は水の中に沈められたように びしょ濡れ、体はすでに硬直してるのに流れてる血液は鮮血、体を持ち上げた時、地面には真っ赤な血が生々しく流れていました。

警官は私が傍から話しかける言葉に少しずつ頷いて、虐待事件だと感じ猫の写真を撮り始め、写真を一枚ずつ部署へ転送してから電話で状況説明をしたり指示を仰いでいました。何枚も写真を撮ってはその作業の繰り返しが長く続きました。
私はどんな風に猫を殺したのかがとても気になりました。何か証拠がないかと辺りを見まわしてました。

そして、寒くてトイレに行きたくなって公衆トイレに行きました。その時、トイレ建物の外壁に血痕のような物が目に入りました。もしかして・・と思い外壁をゆっくり見渡していったまです。血痕が至る所に飛び散っていました。何か拭いた様な跡も残ってましたが、血は下のコンクリートにも点々と滴って、そこから草むらや地面にもたくさん血痕が続いてました。恐ろしくなって血の気が引きました。
この外壁に猫の頭を何度も激しく打ち付けられたのだと確信しました。なんと惨い事を・・・。
すぐに血痕の事を警官に伝えました。事件性が高いと状況判断した警察官が電話報告して、そこから慌ただしく動き始めました。生活安全課の担当者、そして現場検証のカメラマン、その後からも事件担当の警察の人達が次々と現場に集まって来ました。私は待たされ、そして事情聴取を受けました。

私が何をやっているのか、何故ここにいて猫を発見したのか経緯を詳細に聞かれ、連絡先など全て教えます。それが済むと今度は現場の血痕の証拠写真を撮る際に立会人として私が協力しなければなりませんでした。
たくさんの血痕の中から撮影する3か所の血痕を選んで、そこに矢印と番号を貼り付け、私は用意された頭にかぶるキャップ、マスク、ビニール手袋を着用させられ、立会人が持つプラカードにもサインをして証人として撮影させられます。

次に、飛び散ってる血痕は乾いていましたが、それを検査キットの綿棒で擦り取って袋に閉じ込め封をした後、私のサインと封印した箇所に指紋を押させられました。約2時間後、やっと私は解放の身となりました。
何よりも心配な事、私がお世話している猫達がついに一匹も現れることなく・・・会えない事に重苦しい気持ちで落ち込みました。
事件に巻き込まれてないか、、無事かどうか、猫達の安否が心配で祈るばかり、辛くて他に何も考えられません。

夜6時半過ぎて、辺りはもう真っ暗・・・、自転車の積荷は重いまま、(猫とおじさん達への支援物資は届ける事が時間的に不可能で
諦めて持ち帰ります)、来るのが遅い私を不安な気持ちで待ってる、冷たい風が吹く寒い中でまだかまだかと空腹に耐えて待ってる猫達のために急いでお世話に向かいました。猫達は文句も言わずに待ってくれてました。

こうして待ってる時間に何か虐待に遭う可能性だってあるのですから、無事で待っててくれて本当に感謝するしかありません。お世話が終わって帰宅したのは夜9時でした。
2匹の遺体は動物病院で検死してもらえると聞いて安心しました(どこの病院かは教えてもらえません)
犯人を見つかるかどうかは・・難しいだろうと言われましたが、早く犯人が見つかる事を切に願ってます。

皆様にはご心配して頂いて、本当に感謝しています。
今回の虐待事件で受けたショックは言葉で言い表せません。人間に捨てられ殺され、犠牲になった猫達を思うと、何も助けてあげれず、尊い命が奪われた事に悩み苦しみ、精神的に追い詰められて殆んど寝れません。精神的ストレスと疲れで吐き気や耳鳴りが続いてます。とにかく猫達の安否、無事が全て確認できるまで、猫達が心配でブログに書く気力がありませんでした。

事件から4日目になります。猫達を毎日探し回っていました。お陰様で今日でなんとか全ての猫達の無事確認ができました。確認はできましたが、気になる事がたくさんあって、まだまだ安心できません。
猫達の精神状態も穏やかでありません。
事件当日の起きた事を猫達は知っているかのようです。目がキョロキョロして落ち着きがなく、少しの音や動きで驚いて飛び上がる子もいます。敏感な猫達は殺される猫の悲鳴や大きな物音を聞いていたかもしれません。何か恐怖を察知して出て来れなかったかもしれません。
猫達も普段と違ってストレスで精神がおかしいです。今日はなんとか睡魔と闘いながら気力を振り絞って事実をそのまま報告しております。頭がぼうっとしてますので、おかしな文章になってると思います、どうぞお許しください。
皆様に少しでも詳しくお伝えできればと思いました。

皆様には本当に感謝しています。
いつも温かく見守って頂いて、心のこもった温かいご支援をして頂いて、本当にありがとうございます。


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朝の7時半になってしまいましたので、今日はここまでにします。
また、この続きのご報告をしたいと思っています。

私は殺された2匹の写真も撮っています。
どの命もたった一つしかない尊い命・・・
なのに一瞬にして奪われいく命、

猫達は言葉は話さないが、
人間によって奪われていった多くの命の
「心の叫び」を聞いて欲しい

人間は弱いくせに、弱い者いじめをする生き物・・
いつになったら気が付くのだろう・・

相手を思いやって優しくできれば
きっと相手も優しくなれる・・
人間が幸せになるには思いやりしかない。
思いやりがもっと増えていけたら
憎しみはなくなる気がする。

弱いもの達を思い
相手の気持ちになる
無償の愛ほど美しいものは無い
そんなに難しい事ではない気がするが・・
人間はどうあるべきか、深く考えなおしてほしい

生きる命を奪った人間の罪は重いです。
人間はもう二度と繰り返してはなりません。

辛くとも現実に起こった事実から目を背けてはならないといつも思ってます。二度と悲しい事が起こらないために真摯に受け留め
弱いもの達のために責任を持って向き合い行動したいと思います。

亡くなった2匹の猫達の写真を、落ち着いたら載せたいと思います。この世に産まれてきたのに、僅かな時間しか生きれなかった
無念な猫達がいた記録を載せてあげたいのです。

どうぞよろしくお願いします。

小西美智子

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