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タマ猫日記~453

2010.07.11

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 一口に河川敷と言っても、その様相は地域や場所によっても様々です。この時期は木々の葉が伸び、まるで雑木林か山林かと見まごうような所もあり、昼間でも薄暗い獣道を歩き続ける事もあります。そんな場所を移動していた時、見知らぬ男性から声をかけられたのです。
 言葉が聞きとれない部分もありましたが、要約すれば「猫を飼っている事が大家にバレてしまい契約の更新を拒否されたので、多摩川で猫といっしょに住むための場所を探している。」という事だった。それではと、私から場所を推奨する訳にもいかずにものの5分の会話の後、そのおぃちゃんは所在なげに林の中に姿を消した。5月16日の夕方の出来事だった。

 今日、見覚えのない小屋の前を通りがかったら「あれ~!? この前はどうも~。」・・・あの時のおぃちゃんだった !
「この猫たちは一つしかない命だから、俺は命をかけて守ってやるんだ。」とまくし立てる。当然の事ながらどの猫も健康そうで体も立派。河川敷で暮らしてきた猫とは雰囲気は異なる。しかし、今日から多摩川に棲む猫となる訳で、この先は大変な事もあるだろうと思いつつおぃちゃんの話に耳を傾けた。
マネキ(♀)タンゴ(♀)ハヤト(♂)チャップ(♂)クマ(♂)チャコ(♀)チロ(♀)ミユキ(♀)ハンター(♂)チッチ(♀)タマ(♂)チビ(♀)の12匹。 猫の飲み水に使うためにおぃちゃんは氷を作ったり、餌を調達しながらアパートと多摩川の往復生活。そして、「この子達が寂しがるから。」と猫といっしょに夜を明かす。

 夕方には帰路につく釣り人からアユの差し入れあり。新鮮なので内臓付きのまま焼き、すべては猫達に  (^^)  
雨は激しく降り続く・・・。

 

三毛猫は貰われました。

2010.07.08

 皆様にお礼申し上げます。
 猫達へのフードを送って頂きまして本当に有難うございました。

 蒸し暑い日々が続いております。梅雨時期から夏場が猫達にとって一番病気になりやすいので、今病気で苦しんでいる猫達を助けるために美味しいフードを与えながら治療しております。
 エサが腐りやすいこの時期はドライフードが主体になりますが、
暑いこの時期はどうしても水分補給も大切で、スープや出し入りのフードがあると薬を混ぜて食べさせたりするのにとても助かります。河川敷の猫達は普段は贅沢な暮らしをしておりません。しかし、病気になった場合はやはり、良質のフードを食べさせて早めの治療をしていく事ができれば元気を取り戻してくれます。ペット用ミルクも猫達は暑い日は本当に欲しがって凄い勢いで飲みます。飲んだ後は本当に満足してくれます。
 この度は本当にご支援有難うございました。
 お蔭様で猫達が助かっています。
 また、ご支援が必要な時はお知らせさせて頂きます。
 感謝の気持ちでいっぱいです。有難うございました。

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 ☆皆様にご報告が遅れましたが、里親募集の三毛猫に良い飼い主さんが見つかりました。

 子猫を貰って下さったのは30代のSさん御夫妻ですが、近くのご実家では昔から猫を飼っておられ、猫が大好きなのでいつか自分達も猫を飼いたいと強く思っておられたそうです。
 今は分譲マンションにお住まいで、やっと念願の猫が飼えるという事で、今回、三毛猫を気に入って下さってご連絡を頂きました。
 7月4日、電車に乗って、鶴見駅からタクシーでSさんのご自宅までお届けに行きました。

 ご自宅にはSさんご夫妻と子猫見たさにご実家から猫好きのお父様まで来ていらしてて、とても賑やかで温かい雰囲気でした。
 広々としたリビング、三毛猫はバッグから恐る恐る出てきてキョロキョロしながら、でも持ってきたオモチャにすぐ反応して走って遊び始めました。 ご夫妻もお父様も、とても三毛猫を気に入って下さって終始笑顔が絶えませんでした。有難うございましたの言葉を何度も言って下さり、そのお言葉に私も心から有難うございますと言いました。お互いの気持ちがとても伝わって、この三毛猫が本当に幸せなご家庭に貰われた事を確信しました。

 河川敷に暮らす子猫達を運良く一匹でも安全で幸せな一生を送らせてあげれる事に本当に心から感謝でいっぱいになります。

 皆様いつも応援していただき本当に有難うございます。

子猫のご報告が遅れましたのも、今毎日色んな事がありまして、
大変忙しく動いております。その内容やご報告もしたいのですが、睡眠不足で疲れもたまってまして、なかなか時間の余裕がありません。しかし、必ずご報告は致しますのでどうぞ、見守っていて下さい。

 タマ猫基金にご寄付して下さってる皆様お一人お一人に対しても大変感謝の気持ちでいっぱいです。本当に有難うございます。

 只今、飼い主を失った猫達のお世話、病気の猫達の治療、不妊手術もしておりまして、日々、本当に色々と助かっております。

 いつも見守ってご支援して頂きまして本当に有難うございます。

 小西美智子

 

タマ猫日記~452

2010.07.05

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 東京都多摩市~稲城市の河川敷を移動しました。多摩市の川原もホームレスさんが増えています。見慣れぬ小屋やテントが目に付きました。稲城市では猫おばちゃんの所にも立ち寄りました。実は4年ほど前に撮らせていただいた「ミー」の写真をパネルにして差し上げるのが目的だったからです。ミーが生後2ヶ月で捨てられた当時の写真です。手渡した瞬間、大きな声をあげて喜んで下さいました(^^)今日のミーは午前中にご飯を食べて草むらに消えたそうで、残念ながら会うことはできませんでした。

 穏やかなクロべエも人見知りをするナナも元気で居てくれましたが、チャチャ・チッチ・ナナは申し合わせたように首に大きな皮膚病が広がっていました^^; この時期は湿気も多くてどこの猫も何らかの病気をもっています。猫おばちゃんは病気に関してはいっさい分かりません。ご飯を食べているすきに3匹共、薬を塗布しました。日にちを空けないうちにまた様子を見に行きます。雨足が激しくなり、空もどんよりと暗くなりました。それぞれの猫は草むらの中、近くにある工場の敷地の中で眠ります・・。

タマ猫日記~451

2010.07.03

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 クウのことを面倒見ているおぃちゃんは新しい事にチャレンジしていました。当初クウの足の骨は平らに広がったままで、まるでアヒルの足のように変形していたのです。そのために足の他の部分への負担が大きく、鳴き声をあげとても痛々しい歩き方をしていたのです。
 おぃちゃんは何とか普通のカラスらしく力強く枝を掴めるようにと試行錯誤していたようです。今までどおりケージに敷いた新聞紙の上をペタペタと歩いていては糞だらけになってしまいます。

 そこで、強引にケージの中に止まり木を取り付けて嫌がおうでも
止まり木を掴まないとエサを取れないようにして様子を見ていたのです。数日後、クウはしっかりと止まり木を掴めるまでに頑張れたのです。勿論、私もクウが通常のカラスと同じように枝に止まっている姿は初めて見たという訳です。以前とは違って動きも軽快になり、何だか喜んでいるようにも見えました。
 前回の日記にも書きましたが、このEさんはいろいろな動物に対する対応の仕方に素晴らしいものをもっている方なのです。「またくちばしが伸びてきたから、削ってやんなきゃ。」と言っていましたが、生まれつき不揃いに伸びるために細かいものをついばむことができなかった事をすぐに見抜いたのもEさんでした。

 クウのケージが外に出ている時は必ずと言って良いくらいに距離を置いて見物人? がやってきます。隣の小屋にいる「タマ」です。タマの面倒を見ているおぃちゃんは高齢ですが、今年は不揃いながら立派なジャガイモを作ることができたのです(^^)

タマ猫日記~450

2010.07.01

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 河川敷を4km程移動中、偶然マミヤ(♀)に会いました !
マミヤは青いテントが寝床ですが、ここのおぃちゃんは寝床だけ提供していてマミヤに対しては我関せずです。
 そんな訳でマミヤは隣のおぃちゃんが作ってくれた餌場で食事をするのです。食べ物はすべて私達が供給します。
 今日、餌場のおぃちゃんは缶集めをするためのリヤカーの修理をしていました。充分な資材は無いので、あり合わせの金具をワイヤーで繋いだりと四苦八苦しながら直していました。

 この辺りは気荒な性格のロス(♂)もいて、これまでに何匹もの猫が傷つけられ、追われて行方不明になっています。マミヤはメスとはいえ向う気が強いので、そのへんで助かっているのかも知れません。少し離れた場所には息子のホワンも元気で暮らしています。
それにしても自転車も派手だけど、灰皿も派手 !

三毛猫の里親募集中

2010.06.28

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 6月19日に保護しました子猫は、タマ猫日記~441、そして5月12日のブログにも登場していたKさんの所の子猫です。
子猫達はみんな風邪に感染して治療を続けておりました。
お蔭様で、ほとんど風邪は完治しました。ただ、一匹だけ一番症状が重かった三毛猫が体調面で不安がありましたので、助けるために自宅保護に踏み切りました(写真をクリックされますと拡大されて症状が分かりやすいです)。

 風邪以外にも子猫の成長段階で一番怖いのは下痢をしてしまう事です。子猫の腸の機能は発育段階途上ですので大人の腸のように機能が発達していません。一度下痢をするとなかなか治りません。とてもデリケートなので、離乳が早過ぎたり、あるいは離乳食の段階を間違えないよう腸に合った消化の良い離乳食を与え、与える量もコントロールしながら慎重にやっていかないといけません。ましてや河川敷という不衛生な場所での子猫の管理は大変難しいので、特に暑い時期は子猫は腐りかけた物を食べたりすれば、下痢を繰り返して貧血や脱水症状も起こし体調を崩してしまいます。

 保護した三毛猫は痩せていて、お腹の張りが無くふにゃふにゃでした。お腹を持ち上げるとお腹が伸びてダラリと垂れました。
肛門も炎症が見られましたので下痢が続いて、食べた物が身になってないのではと思いました。
もしそうであれば、子猫の下痢を治すのは簡単な事ではありません、そして長引くと大変な事態になります。
家で便のチェックをしながら治療していくしかないので保護しました。

 やはり完全に消化不良の水便状態でした。ウンチではなく、黄色い水が出るだけでした。こらえ切れずにすぐに出てしまうので大変です。生後3ヶ月ではありますが、食べ物は一からやり直しで、ミルクに戻しました。ミルクに小児用ビオフェルミンを混ぜて飲ませていきました。風邪も完治してませんでしたので、抗生物質投与、
そして目の治療もしていきました。3日目あたりからウンチ色の軟便状になってきました。日々少しずつ整腸していくのが分かりました。
 風邪は保護して4日目で殆ど完治しました。子猫はどんどん元気になり、5日目から離乳食を与え、良く食べお腹も張りが出て、昨日からデルクリアを投与しております。もう腸もだいぶ正常便になってきまして、ホッとし胸を撫で下ろしています。

 今は顔つきも体も元気そのもの、アイヨとよく走り回って遊び、アイヨと仲良く寝て過ごしています。
アイヨには今回も、とても子猫のお世話で一生懸命面倒を見てくれて助かっております。

 一時は死ぬかもしれないと思った程、弱っていた子猫ですが、
一生懸命お世話をして治療したお蔭で、こうして里親募集できるまでに元気になってくれました。(26日、病院にて健康チェックしました)

 どうか、このミケちゃんにも良い飼い主さんが見つかりますよう今はただそれだけを祈っているところであります。

 もし、飼い主さんになって頂ける方がおられましたら、
 ご連絡をお待ちしております。
 どうぞ宜しくお願い致します。

 皆様、いつも温かく見守って下さり、本当に感謝しております。


 小西美智子
 

マりちゃん、どうぞ安らかに・・・・最後までの責任(2)

2010.06.23

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 長くなりますが、皆様にお伝えする責任を感じ、睡眠時間を割いて書いております。

 ケンちゃんは本当にガリガリに痩せた体でした。河川敷で生きる猫達で14~5歳ともなれば、本当に奇跡に近い位に一生懸命頑張っています。少しでも栄養をつけて長生きして欲しいと願いながら、お世話をしておりました。ケンちやんもマリちゃんもa/d缶が好きでしたが、なんでも食べてくれてました。
 ケンちゃんは去年の暮れに行方が分からなくなりました。
いつ体調が急変して亡くなってもおかしくありませんでしたので、毎日探しましたが・・・ケンちゃんの姿を見る事はできませんでした。残念でなりません。 

 Tさんが急死してから、約一ヵ月後、Mさんも後を追う様に突然亡くなられました。
 Mさんは前に一度だけ、Tさんが「いつもエサを寄付して下さってるんだよ」と寝てたMさんに私を紹介するように指差して、すると顔を少し上げてMさんは私に「どうも有難うございます」と言って下さった事があります。その声を今も思い出します。

 お二人が亡くなられ、辛い思いでいっぱいになりました。
残された、たった一匹のマリちゃんが途方に暮れないため、Tさんが亡くなった後に次の飼い主さんになってお世話してくれるホームレスさんにお願いしてました。

 マリちゃんがいたすぐ近くのホームレスさんでダイちゃんを飼っているKuさんです。嫌な顔もせずに全てを受け入れて下さいました。「放っておけないから・・・可哀想だから・・・」と
猫が大好きなKuさんはマリちゃんを優しく見守って下さいました。
私もKuさんとはお付き合いがとても長く、今までKuさんの猫達のお世話をしてきました。
 Kuさんは猫のお世話がとても行き届く人です。お世話が苦にならない人で女性のように細やかです。マリちゃんはすぐにKuさんの愛情を感じて、Kuさんの小屋に入ってKuさんのベッドの上でくつろいでました。マリちゃんの老後を看て下さるKuさんに心から感謝してKuさんにフードや支援金をお渡ししながらマリちゃんの支援をしました。
 マリちゃんもガリガリに痩せてましたので、いつ何が起きても不思議ないのでした。行く度にマリちゃんの姿を見てホッとするという繰り返しでした。
 マリちゃんはお漏らしも始まっていましたので、バスタオル、
ペットシート、ウェットティッシュそしてKuさんのベッドの布団も汚すのでシーツもたくさん差し上げました。
どんなに汚されようともKuさんは一回も愚痴をこぼしません。本当に素晴らしい人です。汚しても、世話がかかっても一度も怒られないマリちゃんは幸せそうでした。
それはマリちゃんの穏やかな表情に出ていました。
 マリちゃんは時々下痢もして、腸の消化器官も弱ってきていました。マリちゃんを心配して下さったI.Mさんがデルクリアという薬を送って下さり、飲ませると便の状態が落ち着きました。

 しかし、下痢しない時のマリちゃんのウンチは食べた物が完全に消化されずにそのままで出てくる事が多く、ウンチに成りきらず食べ物の色と匂いがそのまま残っていました。
 なので、マリちゃんがウンチをすると上からカラスが狙っていて、マリちゃんのウンチを咥えて食べてしまうのです。

 マリちゃんの生きようとする前向きな気持ちは本当に見ていて
心打たれました。Tさんが飼っている時はドライフードを食べれなかったのですが、Kuさんの所に来てからは高齢用(11歳以上)のドライフードも美味しそうに食べるようになりました。痩せた体に少しでも栄養をと思い、ミルクに高栄養サポートを混ぜたりして与えたりしました。
 マリちゃんは最後の最後まで生きる気力を持ち続け、辛そうな時も諦めずに食べようとしていました。
 
 6月17日(木)、この日はマリちゃんは一口も食べれなくなり、20時45分、マリちゃんは静かに息を引き取りました。
Kuさんのお蔭でマリちゃんは安らかに眠るように亡くなったのです。

 これで、一つの家族の歴史が閉じました。
河川敷で生きてきた二人の男性と2匹達の尊い命が天に召されて行きました。しっかりと記憶の中に大切にしまい、これからも忘れ去られないために語り継いでいきます。

 Kuさんによってマリちゃんのお墓が作られました。
 Kuさん、本当に有難うございました。

 皆様、いつも見守って下さり、心から感謝致します。
 良い事も辛い事も、現実に起きている事を皆様に知って頂く事に 大きな意味があると思っています。

 いつもご支援して頂き本当に有難うございます。

 小西美智子 ※写真は私が撮ったものです
 

 

マリちゃん、どうぞ安らかに・・・・最後までの責任(1)

2010.06.23

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 私にとって最後までの責任とは、そこで生きるしかない運命の猫達を日々見守り、一生懸命に生きる尊い命が最後を迎える日まで、できる限りのお世話をさせて頂く事を意味します。

 3月に亡くなられたTさんはアル中のMさんという人を看病しながら狭いテント暮らしをされていました。
そこには三毛猫のマリちゃんと茶トラのケンちゃんが飼われていました。

 私がマリちゃんやケンちゃんのためにエサの寄付などを始めたきっかけは2007年の台風9号の後からです。
 そのずっと前からこの2匹の存在が気になりながらも、実はTさん達とお付き合いはできませんでした。周りの知り合いのホームレスさん達から「あそこは危ないから行かない方がいいよ」と止められていたからです。
 アル中のMさんは時々、酒で幻覚が出ると暴れて周りに迷惑をかけていました。被害妄想もあったり、大声をあげるのです。
 なので、周囲の人は私の身を案じて、何かあると心配だから近寄らないように注意してくれるのです。私も忠告を受け入れるしかありませんでした。たまに表にマリちゃんが出てきて佇んでいる時に
隠れてそっと美味しいエサを置いてあげる程度でした。

 しかし、2007年の台風で人も猫も皆が生きるか死ぬかの地獄を味わった時・・・私はもう迷う事無くTさんにも声をかけて支援物資を渡し、猫達の支援も始めていました。

 やっとこれでマリちゃんとケンちゃんのために今後、何かあれば、少しでも役に立てると思うと本当に嬉しくて胸の痞えが取れました。Tさんは穏やかで優しい人で話ができました。
Tさんは私が来ると、Mさんが寝ている時に応対してくれました。
 私は二人の食べ物をお渡ししたり、マリちゃんとケンちゃんに美味しいフードをたくさん寄付しました。
 お付き合いができるようになってから、Tさんから少しずつお話して下さるようになりました。

 Tさんは多摩川の河川敷に来てから10年は経ちます。その前は違う場所に約10年、ホームレスになられて20年は経っていました。
驚いた事は、20年前からマリちゃんを飼っていたのです。
 Tさんの話だと、マリちゃんは約20歳・・・ケンちゃんも14~5歳だと言ってました。本当にビックリしました。
 でも、言われてみればマリちゃんもケンちゃんも若くは無いというのは一目で見て分かっていました。そして老猫特有の病気が進行しているのも分かっていました。なので、老猫に合ったフードをお渡ししていました。どれだけ頑張って生きてくれるか、私も見守っていく決意をしていました。

 Tさん達は以前はもっと多くの猫達がいたのですが、相次ぐ虐待や嫌がらせ、そして棒の様な物で殴り殺されたりして、結局マリちゃんとケンちゃんだけになってしまいました。
私もこの近くで起きた二件の事件は記憶にあります。

 そういう事もあったために、人間不信のMさんは酒を飲むと猫がやられた時の怒りが込み上げて時々錯乱状態になってしまうのでした。
ホームレスさん達は何をされても言い返せない弱い立場にいます。
猫達が虐待に遭っても・・・悔しさを我慢しているのです。

 ホームレスさん達の口癖ですが、
「俺達には何も言う権利が無いから・・・」
私は何度この言葉を耳にしたか・・・そんな時
「そんな事はありません。正しいと思う事は誰でも、どんな人であろうとも言う権利はあります。」 
と私はおじさん達を励ましながらも・・・悲しく、やるせない気持ちになりました。

幸福へのバトンタッチ

2010.06.19

 今は大変な忙しさのあまりブログの更新が円滑に進まない事をお許し下さい。毎日色んな事が起きていますので作業に追われております。
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 嬉しいご報告があります。

 里親募集の子猫を是非、我が家に来て頂きたいと言って下さる方からご連絡がありました。色々とお話させて頂いて、本当に嬉しい気持ちでいっぱいになりました。現在2匹飼っていらっしゃるHさんですが、今回子猫を一匹受け入れたいというお気持ちになられている時に、多摩川の可哀想な子猫がいたら是非助けてあげたいと言って下さりまして、本当に良いご縁を頂きました。

 6月18日、雨の日、多摩川で待っている猫達のお世話を終えて、
夜、子猫をお届けに行きました。
 世田谷にお住まいのHさん、ご自宅はとても素敵な広いお家でした。
 先住の猫さん、ピーちゃん、そしてジュリちゃんに会えました。
ジュリちゃんは女の子で、やや神経質なので一瞬だけお姿を見れましたが、その後は一度も拝見できませんでした。
 ピーちゃんは大きな体をした茶トラの男の子でしたが、
そろりそろりと傍に寄って来て、子猫の鼻面を優しくクンクンとにおってくれました。すると、急にすたすたと逃げ隠れてしまいました。
 Hさんと子猫のお話などしている間中ずっと、奥の部屋のドアの隙間から顔だけ出して・・・じーーーっとこちらを覗き見るピーちゃんの光る目。。。その視線がなんともたまりませんでした。
きっと、このピーちゃんが子猫の相手をしてくれるんだろうな~という気がしました。

 実は翌日の19日に保護する予定の子猫がいましたので、
今回こうして保護していた子猫をHさんが貰って下さる事で大変助けられ、感謝でいっぱいになりました。
 子猫に掛かった費用をお支払いしますと言って下さいましたが、
私は、こうして貰って頂けるだけで本当に有り難いのですからとお断りしましたが、Hさんは、「次に保護される猫達にお役に立てば嬉しいです。」と言って下さいまして、多摩川の猫達に何かしたいと思いを述べられました。本当に嬉しい感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 子猫はカラスから命拾いした後、こうして良い人と巡り合わせがあり、幸福へのバトンタッチができました。

 本当に心から感謝でいっぱいになりました。

今日は、予定通り、病気の子猫(生後3ヶ月の三毛猫)を保護しました。また、病気が完治しましたら、里親募集を致します。
再び、この三毛猫にも幸福へのバトンタッチができます事を祈りながら、子猫が早く元気になれるよう努力していきます。

 皆様、いつも見守って下さり、有難うございます。

小西美智子

 
 

飼い主さん募集中

2010.06.15

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 6月14日、風が吹いて冷たい雨が降りました。カッパを着ての作業でしたが、体が冷えて震えました。河川敷も水はけが悪く、泥水の中を歩きながら移動する猫達の足もずぶ濡れで可哀想でした。
6月に入ると、ナメクジ、蚊、ハエ、黒虫の繁殖時期で不衛生になりやすいです。

 そんな環境にいる猫達は皮膚病が生じてきます。頭や首、お腹、手足の内側、気が付けば悪化しないように早めの治療をしています。猫達は湿気に弱いです。
この時期は猫小屋の敷物にも気を配り、厚めの新聞紙と厚手のバスタオルを敷いて、汚れたらその都度取り替えています。
 
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 5月29日に保護した子猫(♂)は順調に元気に育っています。

 アイヨの献身的な母親代わりの子育てで、一匹の子猫は寂しさも感じる事なく甘えたり、今は遊びにも夢中ですが、アイヨは疲れも見せず、嫌がりもせず、子猫の遊び相手をしながら躾もしてくれています。
 2匹揃って疲れてしまうと決まって子猫はアイヨのお乳にしがみ付いて寝てしまいます。それを見て幸せな表情をしてアイヨも安心して寝るという日々です。
 
 6月11日、子猫の健康診断に行ってきました。体重は700gです。生後約2ヵ月位ですが、まだまだ小さな体です。
良く食べて、正常なウンチを毎日しています。健康体です。

 予防接種をして、一応、血液検査もしました。血液採取の際、
小さな体に注射針を刺すのはちょっと酷です。体の大きさに対して針が大き過ぎるから、700gの子猫にとってみたら大変な事なのです。
 なんとか少量の血液を採取しまして、検査しました。
 FeLV/FIV(白血病/エイズ)は陰性でした。
 3日後、レボリューション投与
 予防接種の二回目は7月2日を予定しています。

 運良く救われた小さな命に、もう一度、幸運を授けてあげたい
気持ちでいっぱいです。この子猫の飼い主さんになって頂ける方を募集しております。
もし、飼い主さんになって下さる方がおられましたら、どうぞ、
ご連絡をお待ちしております。

 幸せになってもらいたい・・・その願いでいっぱいです。

 どうぞ宜しくお願い致します。

 皆様、いつも見守って下さり有難うございます。

 小西美智子

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